matsuda's blog

日本新薬がアルコール依存症に関する情報サイト開設

日本新薬は、515日、アルコール依存症に関する情報サイト『アルコール依存症治療ナビ』開設を発表しました。

疾患啓発活動の一環として、アルコール依存症に関する情報サイト『アルコール依存症治療ナビ』(http://alcoholic-nevi.jp)を開設したものです。

『アルコール依存症治療ナビ』は、専門医療機関のドクターから患者さんと家族に対するメッセージや断酒成功体験記、医療費の紹介など、豊富なコンテンツでアルコール依存症の治療に対する理解を深めることができる情報サイトです。

アルコール依存症は、飲酒を優先することで様々な臓器や脳に障害をもたらす疾患であるため、患者ご自身の健康はもとより社会生活や家庭生活にも支障を来たします。

日本新薬では、アルコール依存症の正しい知識と家族や周囲のサポートの必要性を「アルコール依存症治療ナビ」を介して紹介し、また市民公開講座など様々な啓発活動を展開することで、人々の健康と豊かな生活創りに貢献していきたいと考えています。

 

「アルコール依存症治療ナビ」概要

     アルコール依存症チェックシート

ご家族の中にアルコール依存症の疑いのある方がいらっしゃる場合や、ご自身のアルコール依存症の可能性を確かめることができます。

     断酒体験記

断酒に成功し、健康的な生活を営んでいる多くの体験者の断酒体験記を紹介しています。

     Doctor's Voice

アルコール依存症の治療に取り組んでいる意思からのメッセージを集めました。

     医療費について

高額医療費などの助成制度や入院の医療費などに関するお役立ち情報です。

 

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/

2013/05/16(木) 12:03

持参薬の院内処方化における処方量間違いで情報提供 日本医療機能評価機構

公益財団法人日本医療機能評価機構は、515日、医療事故情報収集等事業「医療安全情報No.78」を提供、ホームページに公開しました。

今回は、「持参薬を院内の処方に切り替える際の処方量間違い」に関するもので、「持参薬を院内の処方に切り替える際、処方量を間違えた事例が4件報告されています」(集計期間:200911日~2013331)として、ハルシオン錠0.125mg1錠→0.25mg1錠、アスペノンカプセル10mg4カプセル→20mg4カプセル、ヒダントールF配合錠6錠→錠100mg6錠、アスベリン錠10mg6錠→散100mg/g6gの4例を挙げ、間違えた量が2倍、4倍、10倍であること、処方量間違いの背景を「持参薬と同じ規格がなかった」「持参薬と同じ剤形がなかった」と示しています。

そして、事例が発生した医療機関の取り組みとして、○持参薬から院内の処方に切り替える際の処方時は、規格、剤形、成分量に注意して入力する、○持参薬から院内の処方に切り替える際は、可能な限り薬剤師が介入する、としています。

 

http://jcqhc.or.jp/

2013/05/15(水) 14:27

兵庫県小野市に「シスメックスの森」を開設

臨床検査機器、検査用試薬ならびに関連ソフトウェアなどの開発・製造・販売・輸出入を事業とするシスメックス株式会社(本社:神戸市)は、兵庫県小野市に「シスメックスの森」を開設、513日、兵庫県と同社が発表しました。

シスメックスは、環境保全活動の一環として、兵庫県小野市より森林の一部を借り受け、「シスメックスの森」として命名し、森林保全活動を推進することを決定しました。「シスメックスの森」の森開き記念式典は519日に開催します。

 

シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」のもと、ヘルスケアの分野で事業展開し、人々の健康に貢献してきました。事業活動だけでなく、医療産業都市構想や地元大学への支援など社会貢献を実施しています。

20104月に「シスメックスグループ長期環境目標」を策定し、2020年を達成年度とする目標に向けて、環境負荷低減への取り組みを推進しています。

また、20125月には、社会貢献方針を策定し、豊かな健康社会、活き活きとした地域社会作りにつながる社会貢献活動を積極的に行うとともに、従業員の主体的な社会貢献活動を支援することに取り組んでいます。

 

今回開始する森林保全活動は、兵庫県が推進する「新ひょうごの森づくり」に基づき、公益社団法人兵庫県緑化推進協会の協力のもと、シスメックスが兵庫県小野市の「かわい快適の森」の一部を借り受け、「シスメックスの森」として、植樹や下草刈り、間伐などにより森林保全をするものです。

シスメックスが借り受けた「かわい快適の森」のある兵庫県小野市には、シスメックスグループの試薬生産拠点の一つであるシスメックス国際試薬株式会社の小野工場があります。水源涵養に貢献するとともに、生物多様性の保全にもつながることから、環境保全活動の一環として実施することを決定しました。

また、ハイキングコースもあり、地域住民が多く利用していることから、地域住民と交流を図り、地域に根差した社会貢献活動を推進していきます。

今後は、従業員ボランティアが、自治体、地域住民と協力して、植樹や下草刈り、間伐などを実施し、「人といきものがともに憩える里山づくり」を目指します。

 

「シスメックスの森」は兵庫県小野市河合西町の約2ヘクタールで、協定期間は20134月から5年間の予定です。

 

http://www.sysmex.co.jp/

http://web.pref.hyogo.lg.jp/

2013/05/14(火) 17:25

医療国際展開戦略室を設置 厚生労働省

厚生労働省は、510日、厚生労働省医政局総務課に、医政局長の伺い定め室として「医療国際展開戦略室」を設置、発表しました。

同室では、内閣総理大臣(平成2542日第6回日本経済再生本部)からの、「内閣官房長官は関係閣僚を束ね、日本の医療技術・サービスを国際展開するため、新たに創設される組織母体が中核となって行われる医療機関、関連企業等による国際事業展開活動を、経済協力をはじめ、あらゆる手段を動員して支援すること。」との指示を踏まえ、今後、関係機関・関係省庁との連携を図りながら、医療の国際展開に関する具体的な取組を検討・実施します。

なお、職員の体制は、医療国際展開戦略室長(医政局総務課医薬連携調整官が兼務)、同次長(医政局総務課保健医療技術調整官が兼務)のほか医政局関係各課の室員で構成します。

2013/05/10(金) 11:54

管理栄養士国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、57日、317日に東京都ほか計17地区で実施した第27回管理栄養士国家試験の合格を発表しました。

受験者数20,455名のうち合格者は7,885名であり、合格率は38.5%です。

 

試験の結果は次の通りです。

 

1)合格基準:配点を11点とし、総合点120(60)以上の者を合格とする。

2)合格状況:受験者20,455名、合格者7,885名、合格率38.5

年次別では、平成23(25)が受験者19,923名、合格者8,067名、合格率40.5%、平成23(25回追加)が受験者1,562名、合格者532名、合格率34.1%、平成24(26)が受験者21,268名、合格者10,480名、合格率49.3%です。

3)学校区分別合格者数

管理栄養士養成課程(新卒):受験者8,073名、合格者6,680名、合格率82.7

管理栄養士養成課程(既卒):受験者2,021名、合格者160名、合格率7.9

栄養士養成課程(既卒):受験者10,361名、合格者1,045名、合格率10.1

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000030zb7.html
2013/05/08(水) 12:24

梅田新歩道橋のネーミングライツ名称決定 ロート製薬

ロート製薬は、大阪市が公募していました梅田新歩道橋のネーミングライツ(命名権)取得について、大阪市より優先交渉権パートナー企業に選定され、名称を「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」と決定しました。梅田新歩道橋は、大阪・キタの玄関口にあり、JR大阪駅、阪急梅田駅、阪神梅田駅に架かる大きな歩道橋です。

 

ロート製薬は、さらなる驚きと喜びをお客様に提供するということを宣言するため、「よろこビックリ誓約会社」というコーポレートスローガンを掲げ、この想いを商品やサービスを通じてお客様にお届けしています。

今回の梅田新歩道橋の命名においても、関西のお客様にインパクトを与え、ワクワク感を感じていただきたいと考え、コーポレートスローガンの「よろこビックリ誓約会社」から命名しました。

また、コーポレートスローガンを伝えるメッセンジャーである会社のキャラクター「ロッ太」「ロッチー」「ポッポロート」のデザインもあしらいました。

ネーミングライツを取得し、大阪発祥の製薬会社として、大阪の発展への貢献に寄与していけることを喜んでおり、今後、「ROHTOよろこビックリ梅田新歩道橋」という新名称が、大阪の活力ある街づくりの一助となるよう、また愛される企業を目指していきたい、としています。

 

なお、命名権料は年間610万円で、契約期間は契約日から3年間です。

 

http://www.rohto.co.jp/

2013/04/19(金) 16:33

登録販売者試験実務経験証明書不正実態調査の取りまとめ結果発表 厚生労働省

厚生労働省は、418日、登録販売者試験における実務経験証明書不正実態調査の取りまとめ結果(中間報告)を発表しました。

登録販売者試験の受験資格のうち、薬局、店舗販売業等における実務経験の証明に関して、不正が行われた事案又は不正が疑われる事案が多数報告されています。

今般、当該事案について都道府県を通じて調査を行い、その結果について中間報告として取りまとめました。

取りまとめ結果については、平成253月末日時点のものであり、複数の都道府県の登録販売者試験を受験した者が存在する可能性があること、都道府県における確認・調査が途上のものがあること等から、公表する人数等は今後変動しうることを申し添えています。

公表内容は次の通りで、厚生労働省としては、平成24年度の登録販売者試験の受験申請から実務経験証明に関する勤務簿の写し等を添付することとした運用を徹底し、不正な実務経験による受験の防止に努めるとともに、販売制度の遵守徹底を、都道府県等とも協力して引き続き図っていく、としています。

 

登録販売者試験受験者の実務経験証明における不正等について(中間報告)

 

1.合同会社西友による不正等について

平成2041日から平成24117日までの間に都道府県が実施した登録販売者試験において、合同会社西友が発行した実務経験証明書をもって受験した全ての者を対象として、当該実務経験証明に係る不正の有無を確認した。

20都道府県の登録販売者試験において、不正が行われ、又は不正が疑われる実務経験の証明により登録販売者試験を受験した者がおり、その人数は延べ310(合格者125人、不合格者57人、未受験者1人、調査中127)(平成253月末日時点)であった。

 

2.株式会社カメガヤによる不正等について

平成2041日から平成241119日までの間に都道府県が実施した登録販売者試験において、株式会社カメガヤが発行した実務経験証明書をもって受験した全ての者を対象として、当該実務経験証明に係る不正の有無を確認した。

13都道府県の登録販売者試験において、不正が行われ、又は不正が疑われる実務経験の証明により登録販売者試験を受験した者がおり、その人数は延べ485(合格者136人、不合格者155人、未受験者4人、調査中190)(平成253月末日時点)であった。

 

3.自主点検結果について

都道府県を通じて、薬局等に対し、過去に発行した登録販売者試験に係る実務経験の証明について改めて確認し、不正等が判明した場合には報告することを依頼した。

31事業者から、過去に発行した登録販売者試験に係る実務経験の証明について、不正の疑いがある旨の報告があり、不正が行われ、又は不正が疑われる実務経験の証明により登録販売者試験を受験した者は、延べ269(平成253月末日時点)であった。

 

4.再発防止策

平成24年度の登録販売者試験から、受験申請の際に実務経験の証明に関する勤務簿の写し等を添付することとした。平成24年度に、西友又はカメガヤの実務経験の証明をもって、登録販売者試験の受験申請をした者について、実務経験証明の不正等が確認された者は現時点で1名であり、勤務簿の写し等を添付させることで、実務経験の不正証明の防止への効果があったと考えられる。今後も勤務簿の写し等を添付することの運用の徹底を図る。併せて、都道府県等とも協力し、販売制度(名札の着用、情報提供・相談応需等)の遵守徹底を図る。

薬局等の一般用医薬品を販売する事業者におかれては、従事者の勤務状況のチェック体制を改めて整備していただくようお願いする。

 

5.その他

現在、都道府県等においては、当該報告について、事実確認・調査等を行っているところであり、上記人数はその結果によって変動し得る。

実務経験の証明が不正であることが確認された場合は、試験結果の取消しが行われ、販売従事登録していた者については、販売従事登録の消除の処分が行われる

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r9852000002zx0t.html
2013/04/19(金) 12:48

HbA1c認知向上運動2013 広島と長野で開催 糖尿病協会とサノフィが

公益社団法人日本糖尿病協会とサノフィ株式会社は、2013616日に広島市・紙屋町シャレオ、630日に長野県上田市・アリオ上田において、糖尿病について学ぶイベント「測ることからはじめる 糖尿病の予防と治療」を開催します。

HbA1cは、採血時から過去1~2ヵ月の平均血糖値を反映する値で、糖尿病の診断・治療の指標となる重要な検査値です。日本糖尿病協会とサノフィは、HbA1cを正しく理解し、自分自身のHbA1cの値を知っていただくことを目的に、2006年より毎年「ヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)認知向上運動」を全国で実施してきました。

本年41日より、日常臨床・健診など全ての分野において、従来日本で使用されていたJDS値から国際標準値であるNGSP値に統一され、これまで以上にHbA1cに関する認知向上が求められています。今回のイベントでは、広島および長野の会場において、臨床専門医の先生方より糖尿病の予防や治療方法などについてお話しいただくとともに、会場内では、自分のHbA1c値がその場でわかる無料測定コーナーなど、HbA1c認知向上のために企画された様々なブースを展開する予定です。

糖尿病患者数は年々世界規模で増加し、2011年に36000万人であった世界の糖尿病人口が、2030年には55200万人に達することが明らかになっています。日本国内においても、成人の5人に1人が糖尿病か、もしくはその予備群と言われています。糖尿病に関する正しい情報提供が求められる中、日本糖尿病協会およびサノフィは、糖尿病の進展抑制、および合併症の防止のため、今後もより一層貢献していきます。

イベント概要は、

広島会場が61610:00~16:00で、

①「これだけは知っておこう! 専門医が語る、糖尿病トークセッション」

②あなたのHbA1cがその場で分かる「測定&体験ゾーン」

長野会場が63011:00~17:00で、

①「あなたの疑問もこれでスッキリ! 専門医が語る、糖尿病トークセッション」

②あなたのHbA1cがその場で分かる「糖尿病 測定&体験ゾーン」

です。

スピーカーは南條輝志男日本糖尿病協会理事・和歌山ろうさい病院病院長などが予定されています。

 

http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp

2013/04/15(月) 17:14

日本薬剤師会が薬局等における対面販売強化で行動計画

日本薬剤師会は、411日の定例記者会見で、「薬局等における対面販売強化のための行動計画」を明らかにしました。

目的は、

       生活者(国民)が医薬品を安全かつ適正に使用するために、薬剤師が果たすべき役割と責務に基づいて、医薬品販売制度の趣旨に則した薬局等における対応の一層の充実を図る。

       これにより、「薬は薬剤師と相談してから使用する」という対面販売の重要性について生活者(国民)の認識を高めていく。

       同時に、一般用医薬品のインターネット等販売を求める動きへの対応策としても取り組む。

という点であり、日本薬剤師会、都道府県薬剤師会及び日本薬剤師会会員の所属する薬局・店舗販売業が実施主体となります。強化期間は410日から515日までです。

 

実施内容は次の通りです。

     会員実施事項

①声かけ運動

②販売者の責任を明確にする活動

③薬局等でのポスター掲示

     日本薬剤師会実施事項

①記者会見の開催

②新聞への意見広告

     都道府県薬剤師会実施事項

①都道府県薬剤師会ホームページへの意見掲載(特設コーナーを設けるなど)

②役員・支部長・会員への周知徹底

③地方紙へ日薬が作成した意見広告の掲載・転載

     支部薬剤師会実施事項

会員実施事項の支援、周知徹底

 

「声かけ運動」

一般用医薬品の使用に際して、薬剤師から積極的な声かけを行うことで、使用者情報の収集及び医薬品使用に必要な情報提供を行い、安全かつ適正な医薬品使用に結びつける。

併用薬(医療用・一般用医薬品とも)や健康食品等の重複使用や相互作用等も確認し、必要に応じ薬歴への記載も行う。

「販売者の責任を明確にする活動」

販売後の相談対応が適切に行えるよう、販売日、販売者名、薬局・店舗名、連絡先、販売責任者名などを記載した販売責任シールやカード(レシートの活用等も含め方法を工夫)の配付、また医薬品の説明文書への販売者名(捺印など)記載など。

「薬局等でのポスター掲示」

日本薬剤師会で作成し、都道府県薬剤師会を通じて会員に配布(一般用医薬品販売制度定着促進キャンペーンポスター)

 

http://www.nichiyaku.or.jp/

2013/04/12(金) 11:26

後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップで会長コメント 日本ジェネリック製薬協会

日本ジェネリック製薬協会は、45日、厚生労働省より「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」が公表されたことに伴い、澤井弘行会長が下記の通りコメントを発表しました。

 

                       記

 

これまで、日本ジェネリック製薬協会は、厚生労働省が平成1910月に策定した「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」の課題に鋭意取組んできたところですが、本日、平成25年度からの新たな「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」が厚生労働省より発表されました。

ロードマップにおいては、新しい数値目標と取り組むべき課題が示されたところであり、当協会としてはこれらの目標や課題の達成に向けて業界一丸となって、一層の使用促進に努力していきたいと思います。

また、ジェネリック医薬品の安定供給、品質確保、情報提供等に関して、ジェネリック業界として取り組むべき課題がロードマップに取り上げられており、私がリーダーを務める「信頼性向上プロジェクト」において、これらの課題の達成に向けて積極的に活動することとしております。

 

http://www.jga.gr.jp/

2013/04/09(火) 15:52