兵庫県小野市に「シスメックスの森」を開設
臨床検査機器、検査用試薬ならびに関連ソフトウェアなどの開発・製造・販売・輸出入を事業とするシスメックス株式会社(本社:神戸市)は、兵庫県小野市に「シスメックスの森」を開設、5月13日、兵庫県と同社が発表しました。
シスメックスは、環境保全活動の一環として、兵庫県小野市より森林の一部を借り受け、「シスメックスの森」として命名し、森林保全活動を推進することを決定しました。「シスメックスの森」の森開き記念式典は5月19日に開催します。
シスメックスは、グループ企業理念「Sysmex Way」のもと、ヘルスケアの分野で事業展開し、人々の健康に貢献してきました。事業活動だけでなく、医療産業都市構想や地元大学への支援など社会貢献を実施しています。
2010年4月に「シスメックスグループ長期環境目標」を策定し、2020年を達成年度とする目標に向けて、環境負荷低減への取り組みを推進しています。
また、2012年5月には、社会貢献方針を策定し、豊かな健康社会、活き活きとした地域社会作りにつながる社会貢献活動を積極的に行うとともに、従業員の主体的な社会貢献活動を支援することに取り組んでいます。
今回開始する森林保全活動は、兵庫県が推進する「新ひょうごの森づくり」に基づき、公益社団法人兵庫県緑化推進協会の協力のもと、シスメックスが兵庫県小野市の「かわい快適の森」の一部を借り受け、「シスメックスの森」として、植樹や下草刈り、間伐などにより森林保全をするものです。
シスメックスが借り受けた「かわい快適の森」のある兵庫県小野市には、シスメックスグループの試薬生産拠点の一つであるシスメックス国際試薬株式会社の小野工場があります。水源涵養に貢献するとともに、生物多様性の保全にもつながることから、環境保全活動の一環として実施することを決定しました。
また、ハイキングコースもあり、地域住民が多く利用していることから、地域住民と交流を図り、地域に根差した社会貢献活動を推進していきます。
今後は、従業員ボランティアが、自治体、地域住民と協力して、植樹や下草刈り、間伐などを実施し、「人といきものがともに憩える里山づくり」を目指します。
「シスメックスの森」は兵庫県小野市河合西町の約2ヘクタールで、協定期間は2013年4月から5年間の予定です。