matsuda's blog

樋屋奇応丸発売元変更 大幸薬品から樋屋に

小児五疳薬「樋屋奇応丸」の発売元が大幸薬品から樋屋に変更となりました。

樋屋製薬株式会社と大幸薬品株式会社は、「樋屋奇応丸」11品目に関して独占国内販売権契約を2011519日に締結し、この契約に基づき、大幸薬品は「樋屋奇応丸」11品目の発売元となり、販売を樋屋奇応丸株式会社から引き継ぎましたが、2016518日をもって独占国内販売権契約が満了となり、519日より樋屋奇応丸株式会社より「樋屋奇応丸」を再発売し、これを機にパッケージ変更並びに一部処方強化等が行われました。

なお、「五疳」とは、五臓(肝臓・心臓・脾臓・肺臓・腎臓)のバランスが乱れることにより起こる精神神経系症状(夜泣き、神経過敏、情緒不安定、イライラ)、呼吸器系症状(かぜをひきやすい)、消化器系症状(食欲不振、下痢、嘔吐)の諸症状を総称したものです。「小児五疳薬」はこれらの症状に対処する製剤を指します。

2016/05/19(木) 10:32

28年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査実施 中医協総会承認

中央社会保険医療協議会の第332回総会は518日に開催され、平成28年度診療報酬改定の結果検証に係る特別調査の実施を承認しました。

特別調査は、外部委託により実施することとし、実施に当たっては検証部会委員、関係学会等により構成された調査検討委員会を設置し、具体的な調査設計、調査票の作成及び集計・分析方法等の検討を行います。調査項目は9項目で、平成28年度及び29年度の2か年で実施することとし、このうち(1)(2)(3)(5)(9)5項目を28年度調査として実施、それ以外の項目については、施設基準を新設するなど改定の効果が明らかになるまで一定程度の期間が必要であることから29年度調査とします。なお、28年度調査においても、改定による効果が明らかになるように、経過措置のあるものについては原則としてその終了後に調査期間を設定します。

(1)  夜間の看護要員配置における要件等の見直しの影響及び医療従事者の負担軽減にも資するチーム医療の実施状況調査

(2)  かかりつけ医・かかりつけ歯科医に関する評価等の影響及び紹介状なしの大病院受診時の定額負担の導入の実施状況調査

(3)  重症度や居住形態に応じた評価の影響調査等を含む在宅医療・訪問看護の実施状況調査

(4)  回復期リハビリテーション病棟におけるアウトカム評価の導入の影響、維持期リハビリテーションの介護保険への移行状況等を含むリハビリテーションの実施状況調査

(5)  精神疾患患者の地域移行・地域生活支援の推進や適切な向精神薬の使用の推進等を含む精神医療の実施状況調査

(6)  医薬品の適正使用のための残薬、重複・多剤投与の実態調査並びにかかりつけ薬剤師・薬局の評価を含む調剤報酬改定の影響及び実施状況

(7)  ニコチン依存症管理料による禁煙治療の効果等に関する調査

(8)  公費負担医療に係るものを含む明細書の無料発行の実施状況調査

(9)  後発医薬品の使用促進策の影響及び実施状況調査

なお、調査は、7~9月に調査検討委員会で調査設計、調査票等の検討を行い、10~12月に委託業者により実施、291月から調査検討委員会で調査結果の検討を行い、検証部会で調査結果を取りまとめた項目から順次、総会に報告する予定です。

2016/05/19(木) 10:00

新CTEPH啓発プログラムを6月3日より始動

バイエル薬品は、513日、新CTEPH啓発プログラムを63日より始動することを発表しました。難病患者さんの夢や希望をかなえる!『CTEPHバルーン・ドリーム』プロジェクトで、「CTEPH患者さんのQOL向上のために!みんなでバルーンを膨らませ支援を形に」展開します。

慢性血栓塞栓性肺高血圧症CTEPHをはじめ、肺高血圧症(PH)を一般の方に広く知っていただき、患者さんを支援するための活動で、プロジェクトの発足に伴い、プロジェクトのキックオフ・イベントを6311:00~18:00に東京・渋谷モディ1F店頭広場で実施します。

CTEPHバルーン・ドリーム』プロジェクトは、2013年から2015年に実施したCTEPH啓発プログラム『6 Minutes Run for CTEPH』に続き、CTEPH認知促進と患者さん支援を目的とした活動で、バルーン(風船)を患者さんの夢や希望の象徴として捉え、バルーンを使ったイベントや企画を展開します。63日のキックオフ・イベントでは、CTEPH啓発大使でプロサッカー選手の細貝萌さんや、専門医の先生方、バイエル薬品社員、患者さんなどが一堂に会し、一般生活者の方々に向けたCTEPH認知促進イベントや一般参加型バルーン・イベントを実施します。

当日は、患者さんの希望の1つでもある世界旅行を体験していただくために、参加者が膨らませたバルーンを活用し、事前に患者さんに協力いただいたアンケートで1位になった行きたい場所を、巨大バルーンで制作していきます。

6 Minutes Run for CTEPH』:CTEPH診断時の目安「6分間歩行距離」にちなみ、CTEPH啓発大使の磯貝さん、バイエル薬品社員、そして一般公募による参加者全員が6分間走った合計距離と、磯貝さんが2013/142014/15シーズンの公式戦走行距離を合計し、1㎞につき1,000円で換算した金額を、肺高血圧症(PH)患者さんのQOLをサポートする支援プログラムや活動団体などに役立てて頂くことを目的として実施しました。合計走行距離は1,329㎞となり、寄付の総額は1,329,000円となりました。

 

http://byl.bayer.co.jp/scripts/pages/jp/index.php

2016/05/16(月) 12:37

広報誌「厚生労働」でかかりつけ薬剤師・薬局を特集 厚生労働省

厚生労働省は、広報誌「厚生労働」を発行し、「かかりつけ薬剤師・薬局」を特集しています。

医療、介護、福祉、年金、子ども・子育て支援、労働環境の整備や雇用対策。厚生労働省では、「国民生活の保障・向上」と「経済の発展」をめざして、幅広い政策に取り組んでいます。

厚生労働省の広報誌『厚生労働』は、これらの政策が今後どう変わるのか、私たちの暮らしにどんな影響を及ぼすのか、様々な制度をどのように活用すれば良いのか、わかりやすく具体的に伝えています。

5月号では、特集として「身近な健康の相談役『かかりつけ薬剤師・薬局』を持ちましょう」を採り上げ、「かかりつけ薬剤師・薬局」とはどういうものか、どう活用すれば良いのかを紹介しています。

このテーマについては、厚生労働省ホームページでも公開されています。

「厚生労働」は毎月1回発行で、A464ページ、定価648円(税込)、年間購読料が7,776円(税込・送料サービス)。発行・発売は株式会社日本医療企画(電話:0332562862http://www.jmp.co.jp/hlw/)です。

 

http://www.mhlw.go.jp/houdou_kouhou/kouhou_shuppan/magazine/about.html

2016/05/12(木) 13:26

管理栄養士国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、510日、320日に東京都ほか8地区で実施した第30回管理栄養士国家試験の合格者を発表しました。受験者数19,086名のうち合格者数は8,538名であり、合格率は44.7%です。

合格基準は、配点を11点とし、総合点119点以上/199点です。

学校区分別合格者状況は、管理栄養士養成課程(新卒)が受験者数9,015名、合格者数7,673名、合格率85.1%、管理栄養士養成課程(既卒)が受験者数1,656名、合格者数90名、合格率5.4%、栄養士養成課程(既卒)が受験者数8,415名、合格者数775名、合格率9.2%です。

年度別受験者数・合格者数・合格率の推移は、平成24年(第26回)が受験者数21,268名、合格者数10,480名、合格率49.3%、平成25年(第27回)が受験者数20,455名、合格者数7,885名、合格率38.5%、平成26年(第28回)が受験者数21,302名、合格者数10,411名、合格率48.9%、平成27年(第29回)が受験者数19,884名、合格者数11,068名、合格率55.7%となっています。

2016/05/10(火) 14:29

第8回日本新薬症こども文学賞最優秀作品決定を発表 日本新薬

日本新薬は、428日、第8回「日本新薬こども文学賞」において、物語部門と絵画部門の最優秀賞を含む17点の入賞作品の決定を発表しました。

「日本新薬こども文学賞」は、絵本を通じて、未来を担うこどもたちの"ゆめ"を彩り、健やかな"こころ"の成長を見守りたいとの願いから、日本児童文芸家協会の後援を得て、日本新薬創立90周年にあたる2009年に創設したものです。

8回目となる今回は、昨年11月から今年2月まで物語と絵画を募集し、全国から物語1,179点、絵画434点、合計1,613点が寄せられました。

応募作品は、7名の審査員によって厳正に審査され、最優秀賞・優秀賞・佳作が選ばれました。また、絵画部門では、本審査とは別に、日本新薬の社員による投票を実施し、2点を「日本新薬特別賞」として選出しました。入賞者には10月に開催予定の表彰式で賞金等を贈呈します。

「物語部門」は最優秀賞1点、優秀賞が大人の部・こどもの部各1点、佳作が大人の部・こどもの部各3点、「絵画部門」は最優秀賞1点、優秀賞が大人の部・こどもの部各1点、佳作が3点、日本新薬特別賞2点です。

日本新薬では、最優秀賞を受賞した物語をもとに、絵画部門の最優秀賞受賞者が絵をつけた絵本3万冊を今年10月の完成を目指して制作し、出来上がった絵本は、全国の小児科医院などの医療機関や公共施設等を通じて、広くこどもたちのもとに届けられるほか、日本新薬ホームページでも閲覧できる予定です。

 

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/

2016/05/06(金) 15:11

南天のど飴の販売を8月より再開 常盤薬品工業

常盤薬品工業は、428日、第3類医薬品「南天のど飴」の販売再開を発表しました。

 「南天のど飴」については、自主回収を行ってきましたが、20168月より販売を再開することになりました。

 対象商品は、缶タイプと箱タイプの「南天のど飴」黒糖シナモン風味・はちみつ梅風味、パウチタイプの「南天のど飴」黒糖シナモン風味・はちみつ梅風味・はちみつジンジャー風味・はちみつゆず風味の合計8品です。

 

http://www.tokiwayakuhin.co.jp/

2016/05/06(金) 15:09

日本医師会が医師の職業倫理指針で意見募集

日本医師会は、52日、「医師の職業倫理指針(第3版案)」に対する意見の募集を発表しました。

日本医師会では欧米諸国の医師会の倫理指針などを参照し、全医師の医療の実践にあたっての規範となる具体的な医改訂版作成)。

指針は、わが国の一般の医師にとって重要と思われる数十項目の職業倫理上の課題を取り上げ、妥当と思われる倫理的見解を示すとともに、生殖医療や医学研究の考え方等についても記載しています。

急速に発展する医学・医療の世界において、指針は定期的に時代の流れに見合った見直しが必要であり、昨年来、日本医師会の「会員の倫理・資質向上委員会」において見直し作業を進めてきたところですが、この度、指針第3版案がまとまりましたので公表し、国民から意見を募集するものです。

意見は、「ご意見提出用フォーム」に記入し、515日までに提出するよう求めています。

 

http://www.med.or.jp/

2016/05/02(月) 15:29

小児による医薬品等誤飲防止のための啓発ポスター・チラシ作成 日本薬剤師会

日本薬剤師会は、428日の記者会見で「小児による医薬品等誤飲防止のための啓発ポスター・チラシの作成」について発表しました。

331日に公表された「平成26年度家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」において、小児の誤飲事故は医薬品・医薬部外品が51件となっており、報告件数がタバコに次いで2位となっています。また、厚生労働省医薬品・医療機器等安全対策部会においても小児の医薬品誤飲事故防止対策につぃて検討が続けられており、誤飲事故に関する一般社会への啓発が必要との認識で一致しています。

そこで、日本薬剤師会では、小児による誤飲防止のための啓発ポスター(A3版・カラー)とチラシ(A4版・カラー)を作成しました。ポスターは「日薬情報おまとめ便サービス」の5月号に封入し、5月中旬を目処にホームページからもダウンロードできるようにします。また、チラシについては、各薬局でホームページからダウンロード・印刷し、4つに切り取った上(A6版)で、患者さんのお薬手帳等に挟んでご利用いただくことを想定しています。

 

http://www.nichiyaku.or.jp/

2016/05/02(月) 14:36

熊本地震における薬剤師活動を公表 日本薬剤師会

日本薬剤師会は、428日の記者会見で2016年熊本地震に対する「現状の避難所等における薬剤師の活動等」について発表しました。

日本薬剤師会では、熊本地震の発生後、直ちに災害対策本部を立ち上げるとともに、都道府県薬剤師会との連携のもと継続的に活動を行ってきましたが、415~424日までの薬剤師の活動と、熊本県内の薬局開局状況について報告したものです。

1. 薬剤師の活動

 ○避難所に設置された救護所において医薬品等の供給を実施

 (モバイルファーマシー(災害対策医薬品供給車両)、臨時調剤所)

【主な活動場所】

 ・益城町総合体育館

 ・益城町保健福祉センター

 ・阿蘇熊本空港ホテルエミナース

 ・嘉島町役場

 ・南阿蘇白水庁舎

 ○薬剤師が、救護所における医薬品の供給、DMAT/JMATの避難所巡回に同行し、医療支援等を実施(移動困難者の調剤など)

 ○避難所において、一般用医薬品で対応が可能と考えられる被災者に対しては、災害医療チームとの連携の下で適切な一般用医薬品を供給し、医療チームの負担を軽減

 ○被災者からの医薬品などに関する相談

 ○エコノミー症候群予防のための注意喚起チラシの配付

 ○日本一般用医薬品連合会加盟各社より提供された一般用医薬品等を、集積所(熊本県薬剤師会災害対策本部)において仕分け・管理し、各避難所へ払い出し

 ○熊本県薬剤師会が派遣した災害薬事コーディネーターが、熊本県庁において支援調整等を実施

2.熊本県内の薬局の開局状況(熊本県内の薬局数838施設)

4/19497(59.3%)4/20596(71.1%)4/21~24315(37.6%)4/25~29383(45.7%)4/30~5/1452(53.9%)

 

http://www.nichiyaku.or.jp/

2016/05/02(月) 14:32