matsuda's blog

腫瘍用薬の総投与量の上限を超えた投与で医療安全情報 医療機能評価機構

日本医療機能評価機構は、717日、医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.140「腫瘍用薬の総投与量の上限を超えた投与」を提供し、注意喚起をしました。

添付文書に記載された総投与量の上限を超えて腫瘍用薬を投与した後、患者に影響があった事例が2件報告されています(集計期間:201411~2018531日)。総投与量は、患者の生涯にわたって投与する累積量です。

薬剤はドキソルビシン塩酸塩(販売名アドリアシン注用10、ドキソルビシン塩酸塩注射用)で、添付文書に記載された総投与量は500㎎(力価)/㎡(体表面積)以下です。事例は、2年前に子宮体癌の再発でAP療法を6コース実施。1年前に癌が再発し腫瘍摘出術の施行後にAP療法を3コース実施。この時点でドキソルビシン塩酸塩の総投与量は470mg/㎡であった。医師はドキソルビシン塩酸塩の総投与量の上限は500mg/㎡であることを知っていたが、正確な記録はなく、さらにAP療法を6コース実施した。その後、患者は心筋障害を発症し、ドキソルビシン塩酸塩の総投与量を調べたところ、620mg/㎡であった。

事例が発生した医療機関の取り組み

・他院からの紹介状や患者からの情報などで過去の治療歴を確認し、記録する。

・電子カルテのシステムを改善し、医師が処方する際に添付文書の総投与量の上限を超えるとアラートが出るようにする。

・薬剤師は、レジメンのチェックリストに総投与量を記載し、確認する。

・患者へ情報を提供するために、お薬手帳に総投与量を記載し、説明する。

2018/07/18(水) 12:59

武田テバ27成分48品目販売中止 ジェネリック医薬品安定供給体制強化

武田テバファーマ及び武田テバ薬品は、717日、27成分48品目の販売中止を発表しました。更なる安定供給体制の強化に向けて、両社が製造販売しているジェネリック医薬品合計27成分48品目について販売中止するものです。

販売中止するのは、主に同一成分で武田テバグループ内での製造が重複している製品で、一部は将来的な安定供給が困難であると判断した製品です。対象製品は在庫消尽をもって販売を終了します。

なお、武田テバは、武田薬品工業株式会社とテバファーマスーティカル・インダストリーズ・リミテッドが201641日に設立した合弁会社で、主にジェネリック医薬品を取り扱う武田テバファーマ株式会社と、武田薬品から継承した長期収載品を取り扱う武田テバ薬品の2社で構成しています。

 

http://www.takeda-teva.com/

2018/07/17(火) 15:10

検体測定室運営件数は6月30日現在で1601件に

検体測定室連携協議会は、79日、630日現在の検体測定室運営件数を明らかにしました。630日現在で1,601件と初めて1,600件を突破しました。厚生労働省医政局地域医療計画課のデータをまとめたものです。

都道府県別件数を見ると、石川県158件、東京都141件、福島県123件、埼玉県103件、千葉県103件、大阪府77件、茨城県73件、神奈川県71件、愛知県67件、佐賀県65件、静岡県63件の順です。

 

http://www.yubisaki.org/

2018/07/10(火) 17:08

「患者の声を活かした医薬品開発-製薬企業によるPatient Centricity-」をHPに掲載 日本製薬工業協会

日本製薬工業協会(製薬協)は、74日、「患者の声を活かした医薬品開発-製薬企業によるPatient Centricity-」をホームページに掲載しました。

製薬協の臨床評価部会では、患者と共に進める医薬品開発を目指し、「患者の声を活かした医薬品開発(Patient Centricity)」というテーマに2016年度より取り組んでいます。

初年度は、製薬企業の医薬品開発におけるPatient Centricity活動の必要性を検討することを目的として、同活動の定義、日米欧の規制当局及び官民連携組織、製薬企業の現状を調査しました。引き続き2017年度には、製薬企業による具体的事例の調査、それに伴い見出された課題や効果を分析しました。更に、製薬協患者団体連携推進委員会との協働によりインタビュー調査を通じて患者や患者団体の声を実際に確認し、部会資料として報告書にまとめました。

具体的には、①規制当局による患者の声を活かした医薬品開発、②製薬企業による患者の声を活かした医薬品開発、③患者団体による医薬品開発への活動について、日米欧の状況を比較しながらまとめています。

タスクフォースの最終的な目標は、製薬企業での患者の声を活かした医薬品開発の実装であり、製薬企業が日本で同活動を開始する際の一助として、今回の報告書を活用することを希望しています。

 

http://www.jpma.or.jp/

2018/07/10(火) 15:38

バルサルタン錠自主回収を発表 あすか製薬

あすか製薬は、76日、高血圧症治療剤バルサルタン錠20㎎・40㎎・80㎎・160㎎「AA」の自主回収を発表しました。回収開始日は75日です。

回収理由は、同製品が、中国の製造所「Zhejiang Huahai Pharmaceutical Co.,Ltd.」で製造された原薬を使用していましたが、同原薬にN-ニトロソジメチルアミンが混入しているとの海外規制当局の情報を入手したためで、当該物質はWHOにおいてヒトに対しておそらく発がん性がある物質であると分類されています。当該物質の混入の程度や原因等については現在調査中です。

なお、当該製品は201841日に薬価基準から削除されていますが、あすか製薬は納入した卸及び医療機関はすべて把握しています。対象となる卸及び医療機関に対して文書をもって通知し、速やかに自主回収を実施します。当該製品はあすかActavis製薬からあすか製薬が承継を受けていますが、回収対象商品は承継前のあすかActavis製薬の製造販売品です。あすか製薬では、当該製品の服用中止による治療中断のリスクがあると考えられるため、自己判断によって服用を中止せず直ちに医師に相談するよう訴えています。

医療機関・服用者向け問い合わせ先は、あすか製薬くすり相談室(東京都港区芝浦二丁目51号、電話:0120848339)です。

 

http://www.aska-pharma.co.jp/

2018/07/09(月) 15:28

検疫所における「明治150年」関連イベント等実施 厚生労働省

厚生労働省は、72日、検疫所における「明治150年」関連イベントの実施を発表しました。

平成30年(2018年)は明治元年(1868年)から起算して満150年に当たる年であることから、改めて明治期を振り返り、将来に繋げていくことを目的として、政府一体となって関連施策を推進しています。

厚生労働省では、明治150年関連施策の一環として、検疫所で、「海港虎列刺(コレラ)病伝染予防規則」の交付された日(明治12714日)を記念した検疫記念日(714日)を中心に、様々なイベントを実施することとしています。

また、検疫所では明治期から残る歴史的資料のデジタルアーカイブ化を進めており、714日以降順次各検疫所のホームページにおいて公開する予定です。

2018/07/05(木) 12:11

企業の温暖化対策ランキングで1位に 第一三共

第一三共は、74日、WWFジャパンが実施する「『企業の温暖化対策ランキング』~実効性を重視した取り組み評価~Vol.7」において1位になったことを発表しました。

WWFWorld Wide Fund for Nature:世界自然保護基金)は世界約100カ国で活動している環境保全団体で、WWFジャパン(公益財団法人世界自然保護基金ジャパン)は日本企業の温暖化防止の取り組みを促すため「企業の温暖化対策ランキング」プロジェクトを展開し、2014年以降、6回にわたり業種別の調査結果を発表してきました。

2018612日、その第7弾として、「医薬品」業種に属する23社を対象に温暖化対策の取り組みについて、『目標及び実績』、『情報開示』など21の指標を評価したものです。

総合得点は100点満点で、第1位は第一三共(73.6点)で、アステラス製薬(71.2点)、エーザイ(69.4点)、塩野義製薬(69.0点)と続いています。WWFジャパンでは、医薬品業種は特に「情報開示」の面で取り組みレベルが非常に高く、総合得点の平均点も過去最高となったことを明らかにしています。

2018/07/04(水) 16:45

排卵日予測検査薬の情報提供でHPに掲載 日本OTC医薬品協会

日本OTC医薬品協会は、72日、一般用黄体形成ホルモンキット(排卵日予測検査薬)の情報提供について、販売店に対する一般用黄体形成ホルモンキット対策会議の要請をHPに掲載しました。

厚生労働省より「一般用黄体形成ホルモンキットの情報提供の徹底」についての要請(531日付通知)を受け、一般用黄体形成ホルモンキット(排卵日予測検査薬)を取り扱う製造販売元、販売元による対策会議を立ち上げ、業界が一丸となって、一般用黄体形成ホルモンキット(排卵日予測検査薬)の適正使用の更なる推進に取り組む運びとなり、販売時の情報発信に一層の力添えを頂くよう、「再度ご確認いただきたい点」を示しています。

【再度ご確認いただきたい点】

●排卵日予測検査薬の販売に際しましては、以下の点につき情報提供いただきますようご確認ください。

①「避妊の目的では使用できない」こと

②以下の確認項目に当てはまらないこと或いは医師に相談していること

 ・不妊治療を受けている。

 ・適切な時期に性交をもっても1年以上妊娠しない。

 ・生理周期や月経に異常がある。

③検査期間中、陰性が続きLHサージが確認できない場合は、早期に医師または薬剤師に相談すること

④検査のタイミングとして、次の生理開始予定日の17日前から検査を開始すること。検査の際は、毎日ほぼ同じ時間帯に検査すること

⑤検査及び判定の仕方

⑥本製品の適正使用のために、排卵日予測検査薬チェックシートを活用すること

 

http://www.jsmi.jp/

2018/07/04(水) 14:11

糖尿病研究助成プログラム募集開始 ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー

日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーは、628日、糖尿病の基礎研究に関する助成プログラムの募集を72日から開始することを発表しました。

ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成プログラムは、糖尿病基礎研究のより一層の発展に貢献することを目的に、日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーにより設立されました。募集研究テーマは年度ごとに検討され、本年度の募集テーマは「糖尿病病態下における臓器連関に関する基礎研究」または「糖尿病病態下における老年症候群に関する基礎研究」です。

本プログラムへの応募資格者は、応募締切日の年齢が45歳以下の日本国内に在住する研究者であり、所属する施設の施設長からの推薦が必要です。応募期間は201872日から8月末日まで、選考は日本糖尿病財団選考委員会が実施し、理事会により最終決定されます。年間助成件数は最大3件までで、研究課題1件につき300万円を助成します。

助成プログラムへの詳しい応募方法及び申請書の取得は日本糖尿病財団のホームページ(http://www.j-df.or.jp/grant.html)で。

 

https://www.lilly.co.jp/

https://www.boehringer-ingelheim.jp/

 

2018/07/03(火) 16:15

30年度医師・歯科医師国家試験施行を発表 厚生労働省

厚生労働省は、72日、30年度医師国家試験・歯科医師国家試験の施行を発表しました。

113回医師国家試験は、平成3129日及び10日に北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県及び沖縄県で施行します。試験内容は臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能です。

112回歯科医師国家試験は、平成3122日及び3日に北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県で施行します。試験内容は臨床上必要な歯科医学及び口腔衛生に関して、歯科医師として具有すべき知識及び技能です。

合格者の発表はいずれも318日午後2時です。

2018/07/03(火) 12:17