matsuda's blog

最近の医療費の動向 厚生労働省が中医協で示す

中央社会保険医療協議会の第347回総会が315日に開催され、最近(平成2849月)の医療費の動向が示されました。

【平成2849月医療費の動向のポイント】

〇平成2849月の医療費の伸び率(対前年同期比)は、計0.8%(稼働日数補正後0.6%)となった。1日当たり医療費の伸び率は計1.2%と低い水準となり、調剤はマイナスとなった。受診延日数(延患者数)は入院、入院外、歯科で減少、調剤で増加となった。

<平成2849月の伸び率(対前年同期)>

計     医療費0.8%(0.6%) 1日当たり医療費1.2% 受診延日数(延患者数)0.4%

医科入院  医療費1.2%(1.1%) 1日当たり医療費1.6% 受診延日数(延患者数)0.4%

医科入院外 医療費1.0%(0.7%) 1日当たり医療費1.6% 受診延日数(延患者数)0.6%

歯科    医療費2.2%(1.5%) 1日当たり医療費2.2% 受診延日数(延患者数)0.1%

調剤    医療費▲1.5%(1.6%) 1日当たり医療費▲2.6% 受診延日数(延患者数)1.1%

〇医療費の伸び率を平成27年度と比較すると3.0%ポイント程度低くなっており、受診延日数の減で▲0.6%ポイント(平成27年度の受診延日数はプラス)1日当たり医療費で▲2.4%ポイントとなっている。1日当たり医療費の伸び率が低いのは、平成28年度の診療報酬改定のほか、C型肝炎治療薬が平成28年度の薬価改定と使用量の落ち着きによりマイナスの寄与となったことが影響していると考えられる。診療種別にみると、医科入院外、調剤で大きなマイナスの一方、歯科はプラスとなっている。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000154669.html

2017/03/16(木) 15:20

「ハーボニー配合錠」の偽造品で医薬品卸業者に改善命令 東京都と大阪府が

東京都と大阪府は、313日、医薬品卸業者に対する改善命令について発表しました。本年1月、「ハーボニー配合錠」の偽造品が奈良県内の薬局から発見されたことを受け、偽造品の流通調査を行ってきましたが、13日、当該医薬品の流通に関与した卸売販売業者に対して、医薬品、医療機器等の品質、有効性、安全性の確保に関する法律に基づき改善命令を行ったものです。

東京都は、株式会社エール薬品(東京都千代田区神田紺屋町46)、大興薬品株式会社(東京都千代田区鍛冶町2-9-7)、有限会社高洋薬品(東京都千代田区鍛冶町2-5-11)、フジ薬品株式会社(東京都大田区中央6-18-12)、野川薬品有限会社(東京都台東区松が谷3-20-6)の5社、大阪府は、株式会社グローバルネットエルズ(大阪市中央区久宝寺3-4-17)の1社で、業務改善計画を作成し、321日までに提出することとされています。

 

http://www.metro.tokyo.jp/tosei/hodohappyo/press/2017/03/13/06.html

http://www.pref.osaka.lg.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=26892

2017/03/14(火) 15:36

奈良の木で健康になる!実証事件の結果公表 奈良県

奈良県は、310日、「奈良の木で健康になる!実証事件の結果」を公表しました。

奈良の木ブランド課では、奈良県産材の持つ魅力を再発見し、需要拡大につなげる目的で、平成28年度に「奈良の木で健康になる」実証実験を行いました。その結果、奈良県産スギ材とヒノキ材は、抗菌性やダニの忌避性、紫外線の軽減効果等を有し、健康な暮らしの一助となることが判りました。一般住宅のみならず、福祉施設(老人ホーム、保育園など)、病院、学校、オフィス等の内装材(床材や壁材)への利用を提案します。

実証実験は、奈良の木の持つ健康効果に関する5項目で、地域産木材に関する詳細データは全国初、他産地との比較も全国初、地方自治体での取り組みとしても全国初となります。

試験材料は、奈良県産スギ材及びヒノキ材(吉野郡川上村産100年生)と他県産のスギ材及びヒノキ材(3040年生)、その他カーペット等で、奈良県外の専門試験機関に試験を依頼しました。

試験結果の概要は、

    カビの生育抑制:奈良県産スギ材(精油)は、カビの生育抑制効果が高い。

    大腸菌の増殖抑制:奈良県産スギ材(精油)は、大腸菌の増殖抑制効果が高い。

    ダニの忌避:奈良県産スギ材及びヒノキ材(板)に侵入したダニの数は、カーペットの1/22/3

    インフルエンザウイルスの不活化:奈良県産ヒノキ材(木粉)はインフルエンザウイルスの感染力を低下。

    紫外線の軽減:奈良県産スギ材とヒノキ材(板)は、紫外線をほとんど完全に除去。

奈良県では、317日に日本木材学会第67回大会で発表するほか、インターネットによる発信を行います。(ポータルサイト「奈良の木のこと」3月末~)

 

http://www.pref.nara.jp/

2017/03/13(月) 15:39

「BIファーマシストアワード2017」グランプリを発表 日本ベーリンガーインゲルハイム

日本ベーリンガーインゲルハイムは、36日、「BIファーマシストアワード2017」のグランプリを発表しました。35日に最終選考会を東京国際フォーラムで実施するとともに、グランプリ、準グランプリなど各賞の発表および表彰式を執り行いました。

BIファーマシストアワード2017」は、日々の薬剤師業務を通じて医薬品の適正使用や薬物治療に貢献する優れた取り組みを表彰するため、日本ベーリンガーインゲルハイムが20104月に創設した賞で、第7回目となる今回は「社会のニーズに対応した薬剤師業務の実践」をテーマに論文を募集しました。その結果、全国の薬剤師から寄せられた39組の応募の中から一次審査を通過した10組の発表が最終選考会で行われました。

最終審査の結果、

グランプリには「療養病床と老健施設の医師回診に薬剤師が同行したことで起こったイノベーション~薬剤適正使用を追い求めた10年間~」(医療法人渡辺会大洗海岸病院薬剤部新井克明氏)、

準グランプリには「薬のリスクから患者を守るための高機能携帯用通信機器を用いた『副作用モニタリングシステム』開発(鹿児島県姶良地区薬剤師会福森誠氏)

       「周産期の医薬品・サプリメント使用に関する支援のための取り組み」(東北大学病院薬剤部小原拓氏)

が選定され、表彰式でグランプリ受賞者には50万円、準グランプリ受賞者には30万円の賞金と症状、トロフィーが贈呈されました。

 

https://www.boehringer-ingelheim.jp/

2017/03/09(木) 16:44

薬局における薬剤師不在時の一般薬取扱い見直しでヒヤリング 厚生労働省

厚生労働省は、38日、「薬局における薬剤師不在時の一般用医薬品の取扱いの見直しに係るヒヤリング」の実施を発表しました。

規制改革実施計画(平成286月閣議決定)において、薬局における薬剤師不在時の一般用医薬品の取扱いについて、「患者本位の医薬分業の推進を前提とし、薬局の調剤応需体制の確保とのバランスなどを考慮しつつ、薬局において、薬剤師不在時にも登録販売者が第二類・第三類医薬品を販売することができるよう、業界関係者の意見を幅広く聴取した上で、規制を見直す」こととされていることを踏まえ、関係者にヒヤリングを行うものです。

ヒヤリングは、313日に厚生労働省で行われます。対象は日本チェーンドラッグストア協会、公益社団法人日本薬剤師会、一般社団法人日本保険薬局協会、東京都、公益社団法人日本消費生活アドバイザー・コンサルタント・相談員協会、NPO法人ささえあい医療人権センターコムルです。

2017/03/09(木) 10:24

奈良県が「ハーボニー配合錠」の偽造品への対応で行政処分

奈良県は、37日、県内で発見されたC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品への対応について(第5報)発表し、行政処分を明らかにしました。

奈良県内の薬局で今年1月にC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造品を患者に調剤した事件を受け、県は悉皆調査など安全確認を優先し対応を進めてきましたが、この度、株式会社関西メディコに対して、医機法(医薬品、医療機器等の品質、有効性及び安全性の確保等に関する法律、旧薬事法)に規定する行政処分を執行するものです。

対象者は株式会社関西メディコ、対象施設はサン薬局平群店、三室店で、行政処分は医機法第72条の41項による改善措置並びに報告命令で、サン薬局平松店に対する行政処分は、奈良市が県と同時に改善処置命令を行いました。改善を行った内容について、314日までに報告書を提出することとしています。改善措置命令以外の処分については現在検討中です。

 

http://www.pref.nara.jp/

2017/03/07(火) 15:40

抗インフルエンザウイルス薬の使用に関する注意事項 塩野義製薬がHPに掲載

塩野義製薬は、224日、「抗インフルエンザウイルス薬の使用に関する注意事項」をHPに掲載しました。

同社では、「このページは、医療機関でラピアクタ点滴静注液を点滴された患者様とご家族の皆様に、インフルエンザの治療を受けた後の注意などについて正しく理解していただくための情報を提供しています。医学的な判断やアドバイスを提供するものではないことをご了承ください。

ラピアクタによる治療に関して、わからないことや不安なこと、疑問に思われたことなどがありましたら、医師若しくは薬剤師にご相談ください」としています。

なお、このページの情報は日本国内向けに作成されたものです。

 

http://www.shionogi.co.jp/

2017/03/01(水) 16:04

抗インフルエンザウイルス薬の使用に関する注意事項 中外製薬がHPに掲載

中外製薬は、221日、ホームページに「抗インフルエンザウイルス薬の使用に関する注意事項」を掲載しました。

同ページは、「タミフルを処方された患者さん・ご家族向けのお知らせで、タミフルを適正にご使用いただくための情報を提供していますが、医学的アドバイスを提供するものではありません」としています。

また、「医薬品は、患者さんの症状や年齢などに合わせて医師の判断で処方されていますので、わからない点がある場合には自己判断せず、必ず医師・薬剤師にご相談ください」とも記しています。

なお、このサイトの情報は日本国内向けに作成されたものであり、日本国内での使用に限定するものです。

 

https://www.chugai-pharm.co.jp/index.html

2017/02/23(木) 10:05

医薬品の適正な流通の確保を通した医薬品の提供で宣言 日本保険薬局協会

日本保険薬局協会は、217日の理事会において、「医薬品の適正な流通の確保を通した医薬品の提供について」の宣言を発表しました。

今般のC型肝炎治療薬「ハーボニー配合錠」の偽造医薬品が流通し、調剤された事例は、医療機関や薬局等に迅速に注意喚起がなされました。現在、患者被害の報告がなく、偽造品の流通経路もほぼ解明されるまでにいたりました。

しかし、薬局をへて偽造品が患者に渡された今回の事態は、医薬品を適正な流通経路で入手することの確認が求められることに留まらず、患者に対し調剤した薬剤又は医薬品の販売等を行う際には医薬品の状態を確認するなど、医薬品等の品質、有効性及び安全性の確保を担うところの薬局及び薬剤師の責務の重さを改めて知らしめるものでありました。

日本保険薬局協会の会員企業では、この事態を重く受け止め、各々の薬局経営において、下記の通り、医薬品の適正な流通の確保及び安全管理の徹底に向けて、全力をあげて取り組んでまいります。

1. 医薬品を譲り受ける際には、当該医薬品が本来の容器包装等に収められているかどうかその状態(未開封であること、添付文書が同梱されていること等を含む)を確認することに加え、譲渡人が必要な販売業許可等を有し、当該医薬品を適正な流通経路から入手していることを確認するなど、偽造医薬品の混入を避けるため、必要な注意をする。

2. 薬局開設者は、薬局の管理者および現場の薬剤師、さらには医薬品仕入担当部署等が医薬品の適正な流通の確保及び安全管理についての認識を共有できる機会を継続的に設ける。

3. C型肝炎治療薬の入手経路を点検するとともに、取り扱う医薬品全般の流通経路を自主点検する。

4. 医薬品の適正な流通の確保及び安全管理に関する講習会等の受講を促進する。

 

http://www.nippon-pa.org/

2017/02/21(火) 15:43

「ハーボニー配合錠」のPTP包装発売日及びボトル包装製造中止を発表 ギリアド・サイエンシズ

ギリアド・サイエンシズ株式会社は、217日、「ハーボニー配合錠」のブリスター(PTP)包装発売日及びボトル包装製造中止を発表しました。

ブリスター(PTP)包装については、201731日より出荷を開始することになりました。なお、この日付は、同社から正規取引卸への出荷開始日となるため、薬局、患者には一定期間をおいての届けとなる予定です。また、これに伴い、同製品の28錠ボトル包装の製造を2月末で中止します。

本年1月に発生しました同社正規取引卸以外の流通経路によるボトル包装の偽造品が発見されたことを重く受け止め、防止策として、昨年10月に承認を取得したブリスター(PTP)放送の導入時期を前倒しすることを決定しました。これ以降は、より視認性の高いブリスター(PTP)包装により、偽造品の流通防止に寄与できることを期待しています。

同社は、今後も、患者の安全を最優先にとらえ、患者が正規品のみを受け取られるための方策を厚生労働省はじめ関係団体の協力を得ながら強化していくこととしています。

 

http://www.gilead.co.jp/

2017/02/18(土) 16:34