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令和3年医療施設調査・病院報告の結果を公表 厚生労働省

厚生労働省は、930日、令和32021)年「医療施設(動態)調査」と「病院報告」の結果(年報)を公表しました。

「医療施設(動態)調査」は、全国の医療施設(病院・診療所)の数や病床数、診療科目などの動向を把握するため、医療施設から提出された開設・廃止などの申請・届出に基づく、都道府県・保健所設置市・特別区からの毎月の報告を集計したものです。

「病院報告」は、全国の医療施設(病院、療養病床を有する診療所)における患者の利用状況を把握するため、医療施設からの報告を基に、毎月、1日平均在院・外来患者数、病床利用率、平均在院日数などを集計したものです。

【調査結果のポイント】

Ⅰ医療施設(動態)調査

〇医療施設数・病床数

病院:8205施設・1,500,057床(前年と比べて33施設の減少、7,469床の減少

一般診療所:104,292施設・83,668床(前年と比べて1,680施設の増加、2,378床の減少)

歯科診療所:67,899施設・58床(前年と比べて25施設の増加、3床の減少)

〇「小児科」を標榜する一般病院2,497施設(前年と比べて26施設の減少)

〇「産婦人科」または「産科」を標榜する一般病院1,283施設(前年と比べて8施設の減少)

  Ⅱ病院報告

〇病院の患者数

1日平均在院患者数」:1,142,570人(前年と比べて2.0%22,819人の減少

1日平均外来患者数」:1,243,000人(前年と比べて4.2%49,795人の増加)

〇病院の平均在院日数:27.5日(前年と比べて0.8日の短縮)

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/iryosd/21/

2022/09/30(金) 16:17

令和4年度第1四半期ジェネリック医薬品数量シェア分析結果を公表 日本ジェネリック製薬協会

日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は、928日、令和4年度第1四半期ジェネリック医薬品シェア分析結果を公表しました。

令和4年度第1四半期(令和44月~同6月)のジェネリック医薬品(GE医薬品)数量シェアは79.8%です。四半期ごとの分析結果の推移(速報値)は、令和3年度1四半期79.8%同第2四半期79.2%、同第3四半期79.3%、同第4四半期79.9%となっています。

四半期ごとのGE医薬品シェア分析結果(速報値)は、GE薬協理事会社からの出荷数量をもとに、IQVIAのデータを加え推計した速報値で、シェアの計算方法は、「GE医薬品の数量/GE医薬品のある先発医薬品の数量+GE医薬品の数量」です。

 

https://www.jga.gr.jp/

 

2022/09/29(木) 11:44

令和3年度医療費の動向を公表 厚生労働省

厚生労働省は、916日、「令和3年度医療費の動向~概算医療費の年度集計結果~」を公表しました。

厚生労働省では、毎月、医療費の動向を迅速に把握するため、医療機関からの診療報酬の請求に基づいて、医療保険・公費負担医療分の医療費を集計し、「医療費の動向」として公表しています。

このたび、令和3年度分の集計結果をまとまったため公表したものです。

本資料における医療費は速報値であり、労災・全額自費等の費用を含まないことから概算医療費と呼称しています。概算医療費は、医療機関などを受診し傷病の治療に要した費用全体の推計値である国民医療費の約98%に相当しています。

本調査は、審査支払機関(社会保険診療報酬支払基金及び国民健康保険団体連合会)から診療報酬に関する審査支払業務において集まる医療費情報の提供を受け、これらを集約することで、医療費の動向を迅速に把握し、医療保険行政のための基礎資料を得ることを目的としたものです。

【調査結果のポイント】

〇 令和3年度の医療費は44.2兆円となり、前年度に比べて約2.0兆円の増加となった。

〇 医療費の内訳を診療種類別にみると、入院17.6兆円(構成割合39.8%)、入院外15.3兆円(34.6%)、歯科3.1兆円(7.1%)、調剤7.8兆円(17.5%)となっている。

〇 医療費の伸び率は4.6%。診療種別にみると、入院2.8%、入院外7.5%、歯科4.8%、調剤2.7%となっている。

〇 医療機関を受診した延患者数に相当する受診延日数の伸び率は3.3%。診療種別にみると、入院▲1.0%、入院外4.5%、歯科2.5%となっている。

〇 1日当たり医療費の伸び率は1.3%。診療種別にみると、入院3.9%、入院外2.9%、歯科2.2%、調剤▲2.0%となっている。

 

https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/year/21/dl/iryouhi_data.pdf

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/

 

2022/09/16(金) 16:05

令和3年度調剤医療費の動向を公表 総額7兆7,059億円 厚労省

厚生労働省は、916日、令和3年度調剤医療費(電算処理分)の動向を公表しました。

厚生労働省では、毎月、調剤医療費の動向及び薬剤の使用状況等を迅速に把握するため、電算処理分のレセプトを集計した「調剤医療費(電算処理分)の動向」を公表しています。

このたび、令和3年度の集計結果がまとまったため公表しました。

【調査結果のポイント】

〇令和3年度の調剤医療費(電算処理分に限る)は77,059億円(伸び率+2.8 %)であり、処方箋1枚当たり調剤医療費は9,648円(伸び率▲2.0 %)であった。

その内訳は、技術料が2103億円(伸び率+7.1%)、薬剤料が56,800億円(+1.3%)、特定保険医療材料料が156億円(伸び率+0.5%)であり、薬剤料のうち後発医薬品が1兆1,391億円(伸び率+0.5%)であった。

〇処方箋1枚当たりの調剤医療費を年齢階級別にみると、年齢とともに高くなり、最も高い80歳以上85歳未満では11,262円と、0歳以上5歳未満の3,503円の約3.2倍であった。

〇後発医薬品割合は、令和3年度末の数量ベース(新指標)で82.1%(伸び幅▲0.0%)、数量ベース(旧指標)で59.1%(伸び幅+0.0%)、薬剤料ベースで20.2%(伸び幅▲1.2%)であり、後発医薬品調剤率が78.8%(伸び幅+1.2%)であった。

〇内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料の伸び率は▲3.7%となっており、この伸び率を「処方箋1枚当たり薬剤種類数の伸び率」「1種類当たり投薬日数の伸び率」「1種類1日当たり薬剤料の伸び率」に分解すると、各々▲0.1%、▲0.5%、▲3.2%であった。

〇令和3年度の調剤医療費を処方箋発行元医療機関別にみると、医科では病院が32,853億円(+3.2%)、診療所が43,934億円(+2.4%)であり、令和3年度末の後発医薬品割合は、数量ベース(新指標)で、病院が82.3%(伸び幅▲0.4%)、診療所が82.0%(伸び幅+0.1%)であった。また、制度別にみた場合、最も高かったのは公費の89.0%(伸び幅▲1.5%)、最も低かったのが国保組合で80.5%(伸び幅+0.0%)であった。

〇令和3年度末の後発医薬品割合を、数量ベース(新指標)の算出対象となる医薬品について、薬効大分類別にみると、薬効大分類別の構成割合が最も大きい循環器官用薬は85.6%、次いで大きい消化器官用薬は89.6%であった。

 

https://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/

https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2022/03/

2022/09/16(金) 15:55

来年の管理栄養士国家試験実施を発表 厚生労働省

 厚生労働省は、99日、来年の管理栄養士国家試験について発表しました。

 第37回医師国家試験:令和5226日に実施。試験地は北海道、宮城県、埼玉県、東京都、愛知県、大阪府、岡山県、福岡県及び沖縄県。試験科目はア社会・環境と健康、イ人体の構造と機能及び疾病の成り立ち、ウ食べ物と健康、エ基礎栄養学、オ応用栄養学、カ栄養教育論、キ臨床栄養学、ク公衆栄養学、ケ給食経営管理論。合格発表は324日午後2時。

2022/09/09(金) 17:00

来年の薬剤師国家試験は2月18日、19日に施行 厚生労働省

厚生労働省は、831日、来年の第108回薬剤師国家試験の施行について発表しました。

 第108回薬剤師:令和5218日及び19日に施行。試験地は北海道、宮城県、東京都、石川県、愛知県、大阪府、広島県、徳島県及び福岡県。試験科目は必須問題試験と一般問題試験(薬学理論問題試験、薬学実践問題試験)で、物理・化学・生物、衛生、薬理、薬剤、病態・薬物治療、法規・制度・倫理、実務合格発表は、合格発表は322日午後2時です。

 

https://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/yakuzaishi/

 

2022/09/07(水) 12:16

鷹の爪団とコラボの動画「どうして品薄!?ジェネリックの今」を公開 日本ジェネリック製薬協会

日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は、95日から、鷹の爪団とコラボレーションした動画「スクープ!鷹の爪団第一話どうして品薄!?ジェネリックの今」を公開しました。

鷹の爪団の取材を通じて、ジェネリック医薬品業界に生じている問題について分かりやすく紐解くとともに、過去の不祥事と真摯に向き合い、業界全体で信頼回復のために取り組むジェネリック医薬品業界の実情やその行く末について、鋭く迫る内容を展開します。

順次、第二話、第三話を公開する予定です。

特設サイト:https://www.jga.gr.jp/jga_scoop_takanotsume.html

配信先:Youtube DELチャンネルhttps://www.youtube.com/channel/UCy4lGSE0rADMfp12aUxpBLw

動画本編#1https://youtu.be/GS3Q54Ym7f0

 

https://www.jga.gr.jp/

 

2022/09/06(火) 10:32

来年の医師等国家試験施行を発表 厚生労働省

厚生労働省は、91日、来年の医師等国家試験について発表しました。

 第117回医師国家試験:令和524日及び5日に施行。試験地は北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県、熊本県及び沖縄県。試験内容は臨床上必要な医学及び公衆衛生に関して、医師として具有すべき知識及び技能。合格発表は316日午後2時。

 第116回歯科医師国家試験:令和5128日及び29日に施行。試験地は北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県。試験内容は臨床上必要な歯科医学及び口腔衛生に関して、歯科医師として具有すべき知識及び技能。合格発表は316日午後2時。

 第112回看護師国家試験:令和5212日に施行。試験地は北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。試験科目は、人体の構造と機能、疾病の成り立ちと回復の促進、健康支援と社会保障制度、基礎看護学、成人看護学、老年看護学、小児看護学、母性看護学、精神看護学、在宅看護論及び看護の統合と実践。合格発表は324日午後2時。

 第106回助産師国家試験:令和529日に施行。試験地は北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。試験科目は、基礎助産学、助産診断・技術学、地域母子保健及び助産管理。合格発表は324日午後2時。

 第109回保健師国家試験:令和5210日に施行。試験地は北海道、青森県、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、石川県、大阪府、広島県、香川県、福岡県及び沖縄県。試験科目は、公衆衛生看護学、疫学、保健統計学及び保健医療福祉行政論。合格発表は324日午後2時。

 

2022/09/01(木) 14:15

電子処方箋のモデル事業実施4地域選定 厚生労働省

厚生労働省は、819日、電子処方箋のモデル事業を実施する4地域を選定し発表しました。
 令和51月の電子処方箋の運用開始に向けて、運用プロセスの検証や課題整理等を行うため、本年10月末から開始するモデル事業を実施する地域を選定したものです。

 4地域は、山形県酒田地域、福島県須賀川地域、千葉県旭地域、広島県安佐地域で、モデル事業では、対象地域において電子処方箋を先行して導入・運用することで、システムや運用面の検証を行うとともに、課題や先進的な取組事例等を収集することとしており、事業を通じて電子処方箋の更なる活用方策について取りまとめる予定です。

今後、地元関係者の理解・協力を得ながら、電子処方箋の導入意欲が特に高い医療機関や薬局とともに準備を進めていくこととしています。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_27430.html

 

2022/08/19(金) 16:03

令和元年度の病院に対する立入検査結果を公表 厚生労働省

 厚生労働省は、818日、医療法第25条に基づく令和元年度の病院に対する立入検査結果を公表しました。
 医療法第25条の規定に基づく立入検査は、病院等が医療法及び関係法令に規定された人員及び構造設備等を有し、かつ、適正な管理を行っているかについて検査を行うことにより、病院等を良質かつ、適正な医療を行う場にふさわしいものとすることを目的として実施するものです。
 立入検査は、令和元年度に都道府県・保健所を設置する市・特別区(東京都23区)が実施。令和元年度の検査実施施設は7,749施設(平成30年度は7,803施設)です。検査項目は、医療従事者数の充足状況(充足率)、安全管理体制の確保状況、院内感染対策の実施状況、診療録等の管理状況などです。
 立入検査のポイントは、
 〇立入検査の実施率:8,242病院中7,749病院に実施され、実施率は94.0%(平成30年度は8,321病院中7,803病院に実施し、実施率93.8%)
 〇医療法に基づく標準数に対する医療従事者数
  ・医師数の適合率は97.3%(平成30年度97.0%)
  ・看護師・准看護師数の適合率は99.3%(平成30年度99.0%)
  ・薬剤師数の適合率は97.1%(平成30年度96.7%)
 適合率の数をみると、医師数は平成27年度95.9%、28年度96.4%、29年度96.4%、30年度97.0%、令和元年97.3%、看護師・准看護師数は平成27年度99.3%、28年度99.4%、29年度99.2%、30年度99.0%、令和元年度99.3%、薬剤師数は平成27年度96.3%、28年度96.6%、29年度96.5%、30年度96.7%、令和元年度97.1%となっています

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000118775_00009.html

 

2022/08/19(金) 09:56