matsuda's blog

2014年10月

26年度第1四半期ジェネリック医薬品シェア分析結果を発表 日本ジェネリック製薬協会

日本ジェネリック製薬協会は、1028日、平成26年度第1四半期(平成264~6)のジェネリック医薬品(GE医薬品)のシェア分析結果(速報値)を発表しました。分析結果値は、同協会が一部IMSデータを用い調査したもの。四半期ごとの分析結果は、協会の理事・監事会社等を対象とした調査結果及び一部IMSのデータを基に推計した速報値です。全会員会社を対象とした年間通しての結果とは相違があります。

1四半期の数量シェア(新指標、速報値)は、49.8%(旧指標は31.1%)です。

四半期ごとの数量シェア分析結果(速報値)の推移をみると、平成25年度で、第1四半期が新指標43.1%、旧指標26.6%、第2四半期が新指標43.1%、旧指標26.7%、第3四半期が新指標44.9%、旧指標27.8%、第4四半期が新指標49.5%、旧指標30.2%です。

年度ごとの数量シェア分析結果は、平成23年度が旧指標23.3%24年度が旧指標25.8%25年度が新指標45.1%、旧指標27.8%となっています。

なお、新指標は「GE医薬品のある先発医薬品の数量+GE医薬品の数量」における「GE医薬品の数量」の割合、旧指標は「すべての医薬品の数量」における「GE医薬品の数量」の割合です。

 

http://www.jga.gr.jp/

2014/10/30(木) 13:00

職場における喫煙者の"せき・たん"実態調査 小林製薬

小林製薬は、1022日、「2014年職場における喫煙者の"せき・たん"実態調査」について発表。「一緒の仕事を避けたい!」「近寄りたくない!」と思われている職場内『ケア下手(べた)スモーカー』の実態を明らかにしました。

<調査の背景>

近年、健康への意識の高まりから、飲食店や企業をはじめとして禁煙・分煙の取り組みが進んでいます。また、20145月には、初めて喫煙率が20%を下回ったことが判明し、ますます喫煙者は肩身の狭い思いをしていると言えます。

今回、喫煙者が周囲から嫌がられている原因として一般的なニオイではなく、見過ごされがちな喫煙に伴う"せき・たん"に焦点を当てました。会社に勤める男性喫煙者309名には"せき・たん"に関するケア実態と職場での影響、職場に喫煙者のいる女性312名には同僚や上司の喫煙者に対する印象を調査しました。

<総括>

■職場での喫煙に伴う"せき・たん"が気になりつつもケアができていない男性喫煙者が多数

(1)8(77.7%)の男性喫煙者が、「職場での喫煙に伴う"せき・たん"が気になっている」

(2)喫煙に伴う"せき・たん"のケアをしている男性喫煙者は、約3(28.8%)にとどまる

(3) "せき・たん"のケアをしている男性喫煙者のケア方法は「のど飴をなめる」(70.8%)が大多数

(4) "せき・たん"のケアをしていても、そのケアに満足できていない男性喫煙者は約4(43.8%)

(5)男性喫煙者の約7(70.6%)が、「自分の"せき・たん"の症状を改善したい」

■「一緒の仕事を避けたい!」男性喫煙者に対する女性会社員の厳しいまなざし

(1)喫煙者(同僚や上司)の喫煙に伴う"せき・たん"が気になった経験のある女性会社員は約半数(46.8%)

(2)半数以上(57.1%)の女性会社員が、「喫煙に伴う"せき・たん"の気になる男性喫煙者との仕事を避けたい」

(3)喫煙者(同僚や上司)の喫煙に伴う"せき・たん"が気になった時の女性会社員の対処法

「近寄らないようにする」が約6(58.9%)、「言いづらいため特に対処しない」が約4(41.8%)と顕著

(4)多くの女性会社員(81.1%)は、「普段から喫煙に伴う"せき・たん"をケアしている喫煙者に好印象」

■「避けられて傷ついた...」職場で肩身の狭い男性喫煙者

(1)2(17.8%)の男性喫煙者が、「喫煙に伴う"せき・たん"が原因で、同僚から職場で避けられた」と感じた経験あり

(2)男性喫煙者が喫煙に伴う"せき・たん"が原因で同僚からさけられていると感じるのは、「嫌そうな顔をされる(54.5%)」、「少し距離を置かれる(45.5%)、「窓を開けるなど、換気される(38.2%)

(3)喫煙に伴う"せき・たん"が原因で、同僚から職場で避けられたと回答した男性喫煙者の約8(81.8%)が、「同僚から避けられて傷ついた」

 

http://www.kobayashi.co.jp/

2014/10/28(火) 16:02

C型慢性肝炎治療薬で安全性速報発出 厚生労働省

厚生労働省は、1024日、C型慢性肝炎治療薬「ソブリアードカプセル100mg」に関し、安全性速報(ブルーレター)を発出しました。

これは、C型慢性肝炎治療薬「ソブリアードカプセル100mg」について、高ビリルビン血症に関連した死亡例が報告されていることを踏まえ、添付文書の「使用上の注意」を改訂するとともに、「安全性速報(ブルーレター)」により、医療関係者等に対して速やかに注意喚起を行うよう、製造販売業者に指示しました。

「ソブリアードカプセル100mg」については、昨年12月の販売開始当初から、添付文書により高ビリルビン血症に関する注意喚起がなされています。また、別途、製造販売業者が作成し医療関係者等に配布している情報提供資材の中でも、本剤投与時の血中ビリルビン値上昇に関する注意喚起がなされています。

しかしながら、これまでに、本剤との因果関係が否定できない高ビリルビン血症に関連した国内死亡例が3例報告されたことから、添付文書の「使用上の注意」を改訂し警告欄等に注意事項を追記するとともに、「安全性速報(ブルーレター)」により、医療関係者等に注意喚起を行うこととしました。

【今回の医療関係者に対する注意喚起のポイント】

本剤投与により血中ビリルビン値が著しく上昇し、肝機能障害、腎機能障害等を発現し、死亡に至った症例が報告されているので、次の事項に注意すること。

1. 本剤投与中は定期的に血中ビリルビン値を測定すること。

2. 血中ビリルビン値の持続的な上昇等の異常が認められた場合には本剤の投与を中止し、適切な処置を行うこと。

3. 本剤投与中止後も血中ビリルビン値が上昇することがあるので、患者の状態を注意深く観察すること。

4. 患者に対し、本剤投与後に眼球・皮膚の黄染、褐色尿、全身倦怠感等がみられた場合は、直ちに受診するよう指導すること。

【ソブリアードカプセルを服用中の患者の皆様へ】

ソブリアードカプセルを服用中の方は、眼球・皮膚の黄染、褐色尿、全身倦怠感等の症状があらわれた場合、直ちに医師又は薬剤師にご相談下さい。これらの兆候がない場合に自己判断で投与を中止せず、必要な場合は医師又は薬剤師にご相談ください。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000062032.html

2014/10/28(火) 12:22

26年度保健師活動領域調査結果を公表 厚生労働省

厚生労働省は、1017日、「平成26年度保健師活動領域調査(領域調査)の結果」を公表しました。

近年の少子高齢化、地域住民のニーズの多様化に対応するため、保健・医療・福祉の連携が図られているところであり、保健師等の活動領域も従来の保健分野に限らず、医療や福祉分野、加えて医療制度改革に伴い、更に広がりを見せていることから、その実態を的確に把握し、今後の保健師等活動に関する様々な施策を検討・実施するための基礎データとすることを目的として実施するものです。

本調査は、一般統計として平成21年度から実施していますが、今回の調査は、平成2651日時点で、全都道府県、市町村自治体を対象に実施しています。

【結果の概要】

○自治体別保健師数

地方自治体における常勤保健師数の合計は32,896人であり、このうち都道府県の保健師は4,941(全体の15.0%)、市区町村の保健師は27,955(全体の85.0%)でした。

常勤保健師の合計は、昨年度に比べて、全体では1.2%、都道府県では0.2%、市区町村では1.3%増加していました。

◇全国の自治体別常勤保健師数

都道府県 4,941(15.0%)、対25年度増12(0.2%)

市区町村 27,955(85.0%)、対25年度増368(1.3%)

内訳 

保健所設置市 7,265(22.1%)、対25年度増177(2.5%)

特別区    1,177(3.6%)、対25年度増4(0.3%)

市町村    19,513(59.3%)、対25年度増187(1.0%)

 合計 32,896(100.0%)、対25年度増380(1.2%)

◇全国の所属部門別常勤保健師数

都道府県 4,941人:本庁747(15.1%)、保健所3,605(73.0%)、市町村保健センター0、その他589(11.9%)

市区町村 27,955人:本庁9,145(32.7%)、保健所3,075(11.0%)、市町村保健センター10,939(39.1%)、その他4,796(17.2%)

内訳 

保健所設置市 7,265人:本庁1,151(15.8%)、保健所2,681(36.9%)、市町村保健センター2,744(37.8%)、その他689(9.5%)

特別区    1,177人:本庁167(14.2%)、保健所394(33.5%)、市町村保健センター538(45.7%)、その他78(6.6%)

市町村    19,513人:本庁7,827(40.1%)、保健所0、市町村保健センター7,657(39.3%)、その他4,029(20.6%)

合計 32,896人:本庁9,892(30.1%)、保健所6,680(20.3%)、市町村保健センター10,939(33.3%)、その他5,385(16.3%)

 

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/hoken/katsudou/09/ryouikichousa_h26.html

2014/10/20(月) 16:49

日本人の長寿を支える健康な食事のあり方に関する検討会報告書を取りまとめ 厚労省

厚生労働省は、このほど『日本人の長寿を支える「健康な食事」のあり方に関する検討会』の報告書を取りまとめ、1016日に公表しました。「健康な食事」の基準と、その普及のためのマークを策定しています。

本検討会は、日本人の長寿を支える「健康な食事」とは何かを明らかにし、その目安を提示し、普及することで、国民や社会の「健康な食事」についての理解を深め、「健康な食事」に取り組みやすい環境な整備が図られるよう、平成256月より検討を行ってきました。

主なポイントは、

1)日本人の長寿を支える「健康な食事」のとらえ方を整理

  「健康な食事」とは何かについて、健康、栄養、食品、加工・調理、食文化、生産・流通、経済など多様な側面から、構成する要因を踏まえ、整理。

2)生活習慣病の予防に資する「健康な食事」を事業者が提供するための基準を策定

食事摂取基準(2015年版)における主要な栄養素の摂取基準を満たし、かつ、現在の日本人の食習慣を踏まえた食品の量と組み合わせを求め、1食当たりの料理を組み合わせることで「健康な食事」の食事パターンを実現するための基準を策定した。この基準は、食事を提供する事業者が使用するものである。事業者は、この基準を満たした料理を市販する場合にマークを表示することができる。

3)「健康な食事」を普及するためのマークを決定

 市販された料理(調理済みの食品)の中で、消費者が「健康な食事」の基準に合致していることを一目で分かり、手軽に入手し、適切に料理を組み合わせて食べることができるよう、公募によりマークを決定

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000059935.html

2014/10/20(月) 10:42

24年度国民医療費の概況を発表 厚生労働省

厚生労働省は、108日、「平成24年度国民医療費の概況」を発表しました。

結果の概要は次の通りです。

1. 国民医療費の状況

平成24年度の国民医療費は392,117億円、前年度の385,850億円に比べ6,267億円、1.6%の増加となっている。

人口一人当たりの国民医療費は307,500円、前年度の301,900円に比べ1.9%増介している。

国民医療費の国内総生産(GDP)に対する比率は8.30%(前年度8.15%)、国民所得(NI)に対する比率は11.17%(11.05%)となっている。

2. 制度区分別国民医療費

制度区分別にみると、公費負担医療給付分は28,836億円(構成割合7.4%)、医療保険等給付分は185,826億円(47.4%)、後期高齢者医療給付分は126,209億円(32.2%)、患者等負担分は49,296億円(12.6)となっている。

対前年度増減率をみると、公費負担医療給付分は3.2%の増加、医療保険等給付分は1.3%の増加、後期高齢者医療給付分は3.0%の増加、患者等負担分は1.6%の減少となっている。

3. 財源別国民医療費

財源別にみると、公費は151,459億円(構成割合38.6%)、うち国庫は101,138億円(25.8%)、地方は5321億円(12.8%)となっている。保険料は191,203億円(48.8%)、うち事業主は79,427億円(20.3%)、被保険者は111,776億円(28.5%)となっている。また、その他は49,455億円(12.6%)、うち患者負担は46,619億円(11.9%)となっている。

4. 診療種類別国民医療費

診療種類別にみると、医科診療医療費は283,198億円(構成割合72.2%)、そのうち入院医療費は147,566億円(37.6%)、入院外医療費は135,632億円(34.6%)となっている。また、歯科診療医療費は27,132億円(6.9%)、薬局調剤医療費は67,105億円(17.1%)、入院時食事・生活医療費は8,130億円(2.1%)、訪問看護医療費は2956億円(0.2%)、療養費等は5,597億円(1.4%となっている。

対前年度増減率をみると、医科診療医療費は1.8%の増加、歯科診療医療費は1.4%の増加、薬局調剤医療費は1.2%の増加となっている。

5. 年齢階級別国民医療費

年齢階級別にみると、0~14歳は24,805億円(構成割合6.3%)15~44歳は52,068億円(13.3%)45~64歳は94,384億円(24.1%)65歳以上は22860億円(56.3%)となっている。

人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満は177,100円、65歳以上は717,200円となっている。そのうち医科診療医療費では、65歳未満が122,400円、65歳以上が535,100円となっている。歯科診療医療費では、65歳未満が17,900円、65歳以上が31,800円となっている。薬局調剤医療費では、65歳未満が3900円、65歳以上が121,000円となっている。

人口一人当たり国民医療費の対前年度増減率をみると、65歳未満は1.3%の増加、65歳以上は0.5%の減少となっている。

また、年齢階級別国民医療費を性別にみると、0~14歳の男は13,657億円(構成割合7.2%)、女は11,148億円(5.5%)15~44歳の男は23,458億円(12.4%)、女は28,609億円(14.0%)45~64歳の男は5422億円(26.8%)、女は43,962億円(21.6%)65歳以上の男は10930億円(53.6%)、女は119,930億円(58.9%)となっている。

人口一人当たり国民医療費をみると、65歳未満の男は179,200円、女は174,900円、65歳以上の男は766,000円、女は68800円となっている。

6. 傷病分類別医科診療医療費

医科診療医療費を主傷病による傷病分類別にみると、「循環器系の疾患」57,973億円(構成割合20.5%)が最も多く、次いで「新生物」38,120億円(13.5%)、「筋骨格系及び結合組織の疾患」21,647億円(7.6%)、「呼吸器系の疾患」21,507億円(7.6%)、「腎尿路生殖器系の疾患」2144億円(7.1%)となっている。

年齢階級別にみると、65歳未満では「新生物」15,479億円(13.1%)が最も多く、65歳以上では「循環器系の疾患」44,065億円(26.7%)が最も多くなっている。

また、性別にみると、男では「循環器系の疾患」(21.5%)、「新生物」(15.0%)、「呼吸器系の疾患」(8.3%)が多く、女では「循環器系の疾患」(19.5%)、「新生物」(12.0%)、「筋骨格系及び結合組織の疾患」(9.8%)が多くなっている。

 

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/k-iryohi/12/index.html

2014/10/09(木) 15:43

10月にグリーンリボンキャンペーン 臓器移植ネットワークがアステラス製薬と

公益社団法人日本臓器移植ネットワークは、アステラス製薬の支援により、本年も臓器移植普及推進月間である10月に合わせ、101日より「グリーンリボンキャンペーン」(http://www.green-ribbon.jp)を展開しています。

本年度のグリーンリボンキャンペーンは、「誰かのために、できること、みんなで意思表示の輪を広げよう。」を合言葉として各種イベントを開催します。「東京タワーのライトアップ」や「音楽ライブ」、家族で参加できる「ハロウィーンパレード」などのイベントを通じ、一人ひとりが移植医療を"ジブンゴト"として考える機会を提供し、「臓器提供の意思表示」という具体的なアクションだけでなく、その輪をより多くの人に広めることを目指します。

<主なイベントプログラム>

■東京タワーグリーンライトアップ

グリーンリボンデーの1016日、東京タワーがグリーンにライトアップします。

移植医療のシンボルであるグリーンリボンにちなんで、東京タワーをグリーンにライトアップすることで、この取り組みが広く認知され、理解が進むことを期待しています。

■音楽を通じて臓器提供の意思表示について考える「Green Ribbon HEART BEAT LIVE 2014 with MTV

昨年に引き続き、MTV Networks Japanと共にライブイベントを開催します。

グリーンリボンキャンペーンの趣旨に賛同するアーティストの出演により、臓器提供の意思表示というアクションだけでなく、その輪をより多くの人に広めることを目指します。101719:00開演、赤坂BLITZ

■家族でいっしょに考える「グリーンハロウィーン」

今年で32回目を迎える原宿表参道のハロウィーンパレードに、グリーンリボンキャンペーンも参加します。家族でいっしょに移植医療やいのちについて考える機会を提供します。102611:00~17:00

■みんなで作る「グリーンリボンツリー」

113~1225日の間、東京タワーの大展望台にグリーンリボンで飾りつけたクリスマスツリーを展示します。

Facebookページで「グリーンリボンサポーター」募集

昨年度に開設したFacebookページでは、各イベントの盛り上がりなどグリーンリボンキャンペーンの情報を随時発信します。また"「いいね!」をすること、そして家族や友達に広めることも、立派な応援です。"というメッセージとともに、グリーンリボンキャンペーンに賛同する「グリーンリボンサポーター」を募集しています。このことを通して、より多くの人に意思表示の輪を広げていきます。

 

http://www.astellas.com/jp/index.html

2014/10/07(火) 15:42

第25回リリー・サイエンティフック・フェローシップ・プログラム決定 日本イーライリリー

日本イーライリリーは、106日、第25回リリー・サイエンティフック・フェローシップ・プログラム決定を発表しました。

このプログラムは、海外への奨学研究制度で、神経内科学・精神医学及び関連分野における専門家の育成を目的に1990年に創設されました。

今回の奨学研究生(フェロー)は、名古屋大学大学院医学系研究科神経内科学宮崎雄医師に決定しました。宮崎医師は、今年の9月から1年間を通し、アメリカ・シカゴ大学神経内科にて研究(研究留学)を行う予定です。

リリー・サイエンティフック・フェローの選考は、日本神経学会の選考委員会により行われ、選ばれたフェローは、1年間(9~翌年8)ご自身が選択した海外の医療・研究施設で、専門分野の研究に従事されることになります。フェローには、募集要項に基づき往復の交通費及び留学期間中に月額30万円の奨学金が支給されます。

応募資格者は、26歳から40歳までの日本人医師で、日本の大学/病院等に所属し、臨床研究、実地診療ないし医学教育に数年にわたり積極的に携わっていることが第一条件となります。また帰国後は、日本の医学研究及び医学教育の発展のために積極的に貢献する志を有することが求められます。

日本イーライリリーは、「リリー・サイエンティフック・フェローシップ・プログラム」を神経内科学・精神医学及び関連分野での研究・教育・啓発に対する支援の一環として、これらの領域における若手研究者の育成に貢献していきたいと考えています。

なお、次回フェローシップの募集は20153月開始を予定しています。

 

https://www.lilly.co.jp/

2014/10/06(月) 16:26

コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底で再通知 厚生労働省

厚生労働省は、101日、医薬食品局長名で、各都道府県知事・保健所設置市長・特別区長に対して、「コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について(再周知)」を通知しました。103日付で医薬品医療機器総合機構の医薬品医療機器情報提供ホームページに掲載されました。

通知の概要は次の通りです。

 

今般、独立行政法人国民生活センター商品テスト部長から厚生労働省医薬食品局監視指導・麻薬対策課長及び審査管理課医療機器審査管理室長宛てに「「カラーコンタクトレンズの安全性について」(要望)(平成26522日付け26独国生商第41号独立行政法人国民生活センター商品テスト部長通知、以下国民生活センター通知)が発出され、同通知により、消費者がカラーコンタクトレンズを適正に購入、使用できるよう、カラーコンタクトレンズの販売業者が販売時に適切な情報提供等を行うよう指導の要望がありました。

また、消費者庁消費者安全課長から「「カラーコンタクトレンズの安全性」について(要請)(平成26528日付け消安全第186号消費者庁消費者安全課長通知)が発出され、国民生活センター通知と同様にカラーコンタクトレンズの販売業者に対する指導の要請がありました。

ついては、「コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について」(平成24718日付け薬食発071815号厚生労働省医薬食品局長通知)及び「コンタクトレンズの適正使用に関する情報提供等の徹底について(再周知)(平成25628日付け薬食発062817号厚生労働省医薬食品局長通知)の指導事項に基づいて、コンタクトレンズについての適切な情報提供等が行われるよう貴管下関係業者に再度周知徹底をお願いいたします。

未成年者を中心にまだ十分な情報提供が行われているとは言い難い状況にあるとの国民生活センター通知も踏まえ、特に未成年者へのカラーコンタクトレンズの販売の際は、適切な使用方法について十分な説明を行うとともに、購入時における医療機関への受診勧奨を徹底すること等の注意喚起をお願いいたします。

これと併せて、一般社団法人日本コンタクトレンズ協会より「コンタクトレンズの販売自主基準」(平成2687日付け一般社団法人日本コンタクトレンズ協会)について、遵守すべき販売方法等における医療機関からの指示書の取扱いについての追記が行われたため、御了知いただき、貴管下関係業者に対し周知徹底をお願いいたします。

 

http://www.info.pmda.go.jp/

2014/10/06(月) 13:08

疾患啓発活動:「チェンジ喘息!Voiceプロジェクト」開始 アステラス製薬とアストラゼネカ

アステラス製薬とアストラゼネカは、929日より、疾患啓発活動:「チェンジ喘息!Voiceプロジェクト」を開始しました。併せて特設WEBサイト(URLhttp://naruhodo-zensoku.com/voice-pj/)にて「みんなの喘息川柳コンテスト」を募集します。

喘息は慢性的な気道の炎症が原因で起こる疾患です。特に秋から冬にかけては気温の変化も大きく、風邪などが原因で、1年のうちで最も喘息の症状が悪化しやすく、喘息患者さんにはつらい季節です。喘息患者さんは、症状が悪化する前に何らかの予兆を感じ、悪化することに対する不安を抱えながら生活しており、その気持ちを医師や家族に上手に伝えきれず、適切な治療や対処法に結びついていないケースもあるようです。しかし、喘息患者さんが抱える不安などの気持ちを「声」にして医師に伝えることで、適切な対処法や治療法につなげられる可能性があります。

そこで、この度、喘息患者さんの抱える様々な声や想いを集め、それらを共有することで、喘息患者さん一人ひとりが医師に症状を相談しやすくなり、喘息患者さんのQOL向上の一助になることを目指すために「チェンジ喘息!Voiceプロジェクト」を開始するものです。

その一環として、同プロジェクトの特設WEBサイトで「みんなの喘息川柳コンテスト」を実施します。

コンテストでは、実際の喘息患者さんや周りに喘息患者さんを持つ方々から「喘息」にまつわる川柳を募集します。喘息患者さんの抱える様々な声や想いを「川柳」という形で集め、喘息患者さんやその周りの人たちに共感してもらうことで、患者さんが医師に症状を相談しやすくなる環境ができること願っています。

 

http://www.astellas.com/jp/index.html

http://www.astrazeneca.co.jp/home

2014/10/03(金) 12:27