matsuda's blog

2018年12月

健康サポートと薬剤師に関する意識調査結果を発表 日本薬剤師会

日本薬剤師会は、1129日、「健康サポートと薬剤師に関する意識調査」の結果を発表しました。「健康サポート薬局」を知らない人は92%、使いたい人は51%。「かかりつけ薬剤師がいたらいいなと思う」という意見に対して、かかりつけ薬剤師をすでに持っている人では93%が同意しています。

日本薬剤師会は、201895日~96日の2日間、全国の20歳~79歳の男女を対象に「健康サポートと薬剤師に関する意識調査」を実施し、1,000名の有効サンプルを集計しました。

<健康サポートについて>

●健康をサポートしてくれている身近な人:既婚者の1位は「配偶者」、未婚者の1位は「母親」

●好感度がアップするパートナーの健康サポート:1位は「健康に配慮した料理を作ってくれる」。女性では「病気の時に看病してくれる」「リフレッシュできる場所に連れて行ってくれる」が好感度アップのポイント

●ちょっとした言葉が健康サポートに:パートナーからの「休んだら?」の一言に好感度アップの30代が多数

●健康をサポートしてほしい専門家は?:市販薬などの薬やサプリメント・健康食品について、サポートやアドバイスをして欲しい専門家は薬剤師がトップ

●こんな薬剤師に健康をサポートしてほしい:TOP5は「親切」「積極的」「薬に詳しい」「ハキハキ」「いつも冷静」。30代女性は「忙しい時でも嫌な顔をしない」ウェルカムなサポート姿勢を期待

●「健康サポート薬局」を知らない人は92%、認知率が高いエリアは「近畿」

●「健康サポート薬局」を使いたい人は51%、健康サポート薬局を知っている人では83%が「使いたい」と回答

<薬剤師のイメージ・かかりつけ薬剤師について>

●薬剤師のイメージ:「まじめ」が約9割、「薬剤師は自分が就きたい・就きたかった職業」が3割強

●「薬剤師は子供に就いて欲しい職業」:親の半数以上が同意

●こんな時にも頼りたい・薬剤師に相談できて嬉しかったこと:20代は「ダイエット」、70代は「生活習慣病」や「健康的な食事」

●「かかりつけ薬剤師」認知率41%、「かかりつけ薬剤師」を持っている人は16%。「かかりつけ薬剤師がいたらいいなと思う」は58%、すでに持っている人では93%が同意

●「かかりつけ薬剤師」を持っている人に聞く、薬剤師にまつわる体験談:「薬剤師の優しさや気遣いに感動した」が半数以上

●「お薬手帳を活用している」6割半、20代では半数近くが未活用

●お薬手帳の活用率:高いエリアは「北陸・甲信越」、低いエリアは「九州・沖縄」

●「お薬手帳アプリを使いたい」3割弱、30代女性は4割強が「使いたい」と回答

●お薬手帳アプリの利用意向率:高いエリアは「北海道・東北」

 

https://www.nichiyaku.or.jp/

2018/12/04(火) 16:29

ゲノム編集技術を用いたヒト受精肺による児の誕生に関する報道で共同声明 日本医師会と日本医学会

日本医師会(横倉義武会長)は、1130日、中国の南方科技大学の賀建奎副教授が、HIVへの感染を抑止するために、ゲノム編集技術を用いた受精胚を使い、双子の女児を誕生させたとの報道がなされていることを受けて、日本医学会(門田守人会長)との共同声明を取りまとめ、公表しました。

                ◇

香港で開催された第二回ヒトゲノム編集に関する国際サミットにおいて、中国の南方科技大学の賀建奎副教授が、HIV(いわゆるエイズウイルス)への感染を抑止するために、ゲノム編集技術を用いた受精胚を使い、双子の女児を誕生させたとの報道がなされました。

実際に誕生したのか、その真偽は現時点では不明でありますが、日本医師会及び日本医学会は、本件に対して極めて重大な懸念を表明すると共に、今後、同様な比倫的行為が行われることのないよう、こうした研究や医療に携わるすべての者に対して強く要請いたします。

我が国において、ヒト受精胚は「人の尊厳」という社会の基本的価値を維持するために特に尊重されるべき存在であり、かかる意味で「人の生命の萌芽」として位置付けられています。

今回の行為は、産まれてきた女児らの身体的、精神的、社会的な安寧を踏み躙るものであり、この考え方に照らすまでもなく、人の尊厳を無視し、生命を軽視するものであり、国際的な倫理規範から見ても常軌を逸したものあります。

また、HIVに関しては、他にも感染を防ぐ方法があることから、本行為における医学的必要性や妥当性はなく、技術的に確立していないゲノム編集をヒト受精胚に適用することは、医学・技術的な安全面からも大きな問題があります。

さらに、生殖細胞系のゲノム編集の影響は後の世代にまで影響が及びことから、人類という種に対する影響も極めて不透明であり、無責任極まりない行為であります。

科学技術の進展は、疾病の予防や治療等に大きな貢献を果たすものと、多くの期待が寄せられることから、ヒト受精胚へのゲノム編集技術等を用いる研究等の適切な在り方やそのルールの構築について、日本医師会及び日本医学会としても、積極的に議論に参画していくなかで、そうした期待に応えていきたいと考えております。

このような非倫理的行為が今後二度と行われることのないよう、より一層注視してまいります。

2018/12/03(月) 16:50