25年12月調剤医療費の動向発表 厚生労働省
厚生労働省は、5月30日、平成25年12月の「調剤医療費(電算処理分)の動向」を発表しました。
○概要
(1)平成25年12月の調剤医療費(電算処理分に限る)は6,231億円(伸び率:対前年同期比5.8%)で、処方せん1枚当たり調剤医療費は9,168円(伸び率6.2%)であった。
調剤医療費の内訳は、技術料が1,520億円(伸び率1.1%)、薬剤料が4,701億円(伸び率7.3%)で、薬剤料のうち、後発医薬品が549億円(伸び率20.8%)であった。
(2)薬剤料の約85%を占める内服薬(3,918億円、対前年同期伸び幅262億円)を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは「循環器官用薬」の1,022億円(伸び幅53億円)で、伸び幅が最も高かったのは「中枢神経系用薬」の60億円(総額636億円)であった。
(3)処方せん1枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では9,168円(伸び率6.2%)で、最も高かったのは石川県(11,710円、伸び率4.1%)、最も低かったのは佐賀県(7,715円、伸び率5.4%)であった。
また、伸び率が最も高かったのは徳島県(伸び率8.6%)、最も低かったのは石川県(伸び率4.1%)であった。
「後発医薬品の使用状況」
後発医薬品薬剤料は549億円(伸び率20.8%、伸び幅95億円)
後発医薬品割合は数量ベース(新指標)が48.6%、薬剤料ベースが11.7%(伸び幅+1.2%)、後発品調剤率が56.0%(伸び幅+1.9%)。数量ベースを旧指標でみると31.5%(伸び幅+2.4%)です。
http://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2013/12/index.html