matsuda's blog

2012年5月

医薬品のインターネット販売訴訟で国が上訴

厚生労働省は、59日、医薬品のインターネット販売訴訟(東京高裁判決)に対応する対応について発表、上訴したことを明らかにしました。

発表は次の通りです。

 

平成24426日に東京高裁から、一般用医薬品のインターネット販売業者が、第1類・第2類医薬品の通信販売を行う権利の確認等を求めた裁判について、国側一部敗訴の判決が言い渡されました。

上訴期限を510日に控え、関係省庁と協議しながら判決内容を検討してきました。その結果、医薬品の対面販売の原則を定めた改正薬事法施行規則が改正薬事法の委任の範囲であるかという点について東京地裁と東京高裁で判断が分かれており、厚生労働省としては、委任の範囲を超えるとの東京高裁の法律判断が妥当とは言い難いといった問題点があると考えており、さらに十分な法的議論を尽すべく最高裁の判断を仰ぐ必要があると判断したことから、本日上訴いたしました。

2012/05/10(木) 16:38

HbA1c認知向上に向けて糖尿病について学ぶイベント開催 日本糖尿病協会とサノフィ・アベンティス

社団法人日本糖尿病協会とサノフィ・アベンティス株式会社は、62日、東京ミッドタウン ガレリアB1Fアトリウムにおいて、糖尿病について学ぶイベント「測ることからはじめる糖尿病の予防と治療」を開催します。

HbA1cは糖尿病の診断・治療の指標となる重要な検査値です。日本糖尿病協会とサノフィ・アベンティスは、HbA1cの重要性を理解し、自分のHbA1cの値を知ってもらうことを目的に、2006年より毎年「ヘモグロビン・エー・ワン・シー(HbA1c)認知向上運動」を全国で開催しています。さらに本年4月よりHbA1cの表記が国際標準化され、従来日本において使用されてきたJDS値から国際的に使用されているNGSP値に変更されたことから、より一層の認知向上が求められています。そのため、62日のイベント開催当日は、専門医の先生より糖尿病の予防や治療方法などについてお話しいただくとともに、イベント会場において、自分のHbA1c値がその場でわかる無料測定など認知度向上のために企画された様々なブースを展示する予定です。

糖尿病患者数は年々世界規模で増加し、2011年に36600万人であった世界の糖尿病人口は2030年には55200万人に達することが明らかになっています。日本国内においても、成人の5人に1人が糖尿病か糖尿病予備群といわれています。そのような状況下で、日本糖尿病協会およびサノフィ・アベンティスは、糖尿病についての正しい情報提供を行うことにより、引き続き糖尿病の進展防止、合併症の防止のために貢献していきます。

62日は、社団法人日本糖尿病学会の後援を得て、株式会社サカエの協力により運営されますが、プログラムは次の通りです。(11:00~17:00)

 

①あなたの疑問もこれでスッキリ!「専門医が語る 糖尿病トークセッション」

     スピーカー

清野  裕日本糖尿病協会理事長(関西電力病院院長)

南條輝志男日本糖尿病協会理事(和歌山ろうさい病院病院長)

稲垣 暢也日本糖尿病協会理事(京都大学大学院医学研究科糖尿病・栄養内科学教授)

     ゲストスピーカー

橋本志穂(タレント・フリーアナウンサー)

 

②あなたのHbA1cがその場で分かる!「糖尿病 測定&体験ゾーン」

 1.HbA1cの無料測定(先着150)

 2.栄養相談

 3.糖尿病のパネル展示

 4.血圧/体脂肪無料測定

 

http://www.nittokyo.or.jp/

http://www.sanofi-aventis.co.jp/l/jp/ja/index.jsp

2012/05/08(火) 16:55

管理栄養士国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、57日、第26回管理栄養士国家試験の結果を発表しました。

318日に実施した試験は、受験者が21,268名、合格者が10,480名で、合格率は49.3%です。

合格基準は、配点を11点とし、総合点120(60%)以上の者で、学校区分別合格者状況は、管理栄養士養成課程の新卒が受験者7,946名、合格者7,277名、合格率91.6%、同じく既卒が受験者2,445名、合格者712名、合格率29.1%、栄養士養成課程(既卒)が受験者10,877名、合格者2,491名、合格率22.9%でした。

因みに、平成22(24)は受験者25,047名、合格者8,058名、合格率32.2%、平成23(25)が受験者19,923名、合格者8,067名、合格率40.5%、同じく第25回追加は受験者1,562名、合格者532名、合格率34.1%です。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/2r98520000029hdn.html

 

2012/05/07(月) 16:59

第4回子ども文学賞最優秀作品決定 日本新薬

日本新薬は、「第4回日本新薬子ども文学賞」において、物語と絵画各部門の最優秀賞を含む17点の入賞作品を決定しました。

「日本新薬子ども文学賞」は、絵本を通じて、未来を担うこどもたちの"ゆめ"を彩り、健やかな"こころ"の成長を見守りたいとの願いから、日本児童文学家協会の後援を得て、創立90周年にあたる2009年に創設したものです。

4回目となる今回は、昨年11月から今年2月まで物語と絵画を募集し、全国から物語1,427点、絵画348点、合計1,775点の作品が寄せられました。

応募作品は、絵本作家の岡信子氏、京都精華大学学長の坪内成晃氏、小児科医の細谷亮太郎氏ほか4名、計7名からなる審査員によって厳正に審査され、物語部門最優秀賞には、徳島県在住の高橋佑輔さんの作品「ミカヅキとくま」が、また、絵画部門最優秀賞には、福岡県在住のいとうゆりこさんの作品「お魚になった日」が選ばれました。

絵画部門では、本審査とは別に、日本新薬の社員による投票を実施し、神奈川県在住の船橋愛さんの「あめのひ」、静岡県在住の山村渚さんの「しあわせパン」の2点を「日本新薬特別賞」として選出しました。

日本新薬では、最優秀賞を受賞した物語をもとに、絵画部門の最優秀作品を受賞したいとうゆりこさんが絵をつけた絵本3万冊を制作し、今年10月の完成を目指します。出来上がった絵本は、全国の小児科医院などの医療機関や公共施設等を通じて、広くこどもたちのもとに届けられる他、日本新薬のホームページでも閲覧できる予定です。

 

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/

2012/05/02(水) 17:10