くすりの適正使用協議会(RAD-AR)は、2月20日、保護者向けサイト「子どもにくすりをのませるコツ」を公開しました。
くすり教育・啓発委員会が、小さな子供を持つ保護者向けサイトを協議会ホームページに公開したものです。
乳幼児の服薬実態に関するアンケートの結果を参考に、子どもに薬を飲ませる時の不安を少しでも解消できるように作成しました。
具体的には、育児中の約2,700名の保護者から寄せられた悩みや困った経験をもとに、薬の形状ごとの飲ませ方、薬を飲むときの環境づくり、困った時に誰に何をどう聞くか細かいアドバイスがまとめられています。解りやすい言葉や、一目でわかるイラスト・図表が使われています。監修は石川洋一明治薬科大学薬学部教授です。
なお、サイトのPDF版をホームページから無料でダウンロードできます。
https://www.rad-ar.or.jp/
2019/02/20(水) 17:15
ファイザーは、2月8日、高血圧症治療剤アムバロ配合錠「ファイザー」(一般名「バルサルタン/アムロジピンベシル酸塩配合錠」)の自主回収を発表しました。
これは、サルタン系医薬品の有効成分(原薬)に発がんの可能性のある物質(ニトロソアミン)が含まれているとの国内及び海外での報告から、同社が製造販売するバルサルタンの原薬(海外の製造所で製造)の調査を行ったところ、同剤に使用された原薬2パッチに、規格(管理指標)を超えた微量のN-ニトロソジエチルアミン(NDEA)及び、規格は下回るものの微量のN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が含有していたことが判明したことから、当該原薬を使用した5ロットを自主回収するものです。製造番号は100錠(PTP):X66074・AF1679、140錠(PTP):X66073、700錠(PTP):X66072、500錠(バラ):X62678。
問い合わせ先はアムバロ配合錠「ファイザー」専用ダイヤル:0120-281-787.
2019/02/08(金) 15:06
大阪大谷大学薬学部は、1月30日、「新春構造式かるた大会」を薬学教育支援・開発センターで開催しました。
薬学部の1~5年生と教職員を対象に開催したもので、大会で用いる構造式かるたは、「医薬品編」と「基本構造式編」の2種類があり、いずれも化学構造への理解と定着を促すため、同センターが開発したもので、午前の「医薬品編」は研究室対抗で行い、午後の「基本構造式編」では1年生も参加し、午前午後合わせて90人を超える参加者となり、活気ある戦いとなりました。
今後も同センターでは、かるたの充実を図るとともに、様々な方法で学生の学習を促しサポートしていく考えです。
2019/02/07(木) 17:04
大阪薬科大学は、2月6日、大学院薬学研究科社会人大学院生の受入れに関する制度について発表しました。
大阪薬科大学大学院では、社会人大学院生の積極的な受入れを目的として、平成31(2019)年度以降に入学する人を対象に「長期履修制度」を設けています。
長期履修制度は、職業を有する人、育児又は介護等の事情を有する人は、大学院での在学年限を計画的に1年間または2年間延長することができます(延長された期間の学費は免除)。
教育方法の特例として、夜間や休日に授業や研究指導を受けることができます。(学則で「大学院設置基準第14条に定める教育方法の特例により、夜間その他特定の時間又は時期において授業又は研究指導を行う等の適当な方法により教育を行うことができる。」と定めています。)
https://www.oups.ac.jp/
2019/02/07(木) 16:00
京都薬科大学は、2月6日、「学内全面禁煙宣言」を行いました。
2018年7月に受動喫煙対策を強化する改正健康増進法が成立し、2019年7月1日から学校、病院、行政機関、児童福祉施設等が屋内全面禁煙となること、また、大学は、未成年の学生を含む多くの人々が集う公共性の高い教育研究機関であることなどを踏まえて、京都薬科大学では、喫煙による健康被害を防止し、在学生、職員及び同学関係者の健康増進を図り、快適な教育研究環境を確保するため、2020年4月から学内全面禁煙とすることを宣言しました。
今後、喫煙者への禁煙に関する支援を行っていくとともに、現在設置している喫煙場所を段階的に閉鎖及び撤去します。同学では、学内全面禁煙の実施に向けて理解と協力を要請しています。
2019年6月末:南校地・グラウンド・薬用植物園の喫煙場所の閉鎖及び撤去
2020年3月末:本校地の喫煙シェルターの閉鎖
2020年4月1日:学内全面禁煙開始
2019/02/07(木) 15:23
厚生労働省は、2月1日、風しん追加的対策の告知に「シティハンター」を起用することを発表。また、2(ふう)月4(しん)日「風しんの日」に啓発イベントを開催します。
風しんに関する追加的対策について、より多くの対象男性(1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性)に対して告知し、抗体を獲得してもらうために、厚生労働省は「劇場版シティーハンター<新宿プライベート・アイズ>」とコラボレーションしたポスター及びリーフレットの作成や、SNSなどを通じた啓発活動を行います。
予防接種法に基づき定期接種を受ける機会が一度もなかった1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性に対して、2022年3月末までの間、原則無料で予防接種を受けられる定期接種の対象となります。市区町村が対象男性に対してクーポン券を配布、このクーポン券を使用すれば原則無料で抗体検査及び予防接種を受けられるようになります。
一方、啓発イベントは、2(ふう)月4(しん)日「風しんの日」に因み、"風しんゼロ"プロジェクトと協力し、抗体保有率の低い1962(昭和37)年4月2日~1979(昭和54)年4月1日生まれの男性を対象とし、2月4日18:30~20:05に大手町タワー地下2階「ootemori」で開催します。
このイベントでは、ミス・ワールド2018日本代表の伊達佳内子氏を招き、専門家や先天性風しん症候群の患者家族などとの対談を通して、風しん対策の解説を行います。また、"風しんゼロ"プロジェクトにおいて、積極的に風しん対策に取り組む企業を表彰し、表彰企業が取り組み内容を紹介します。
2019/02/01(金) 16:37