matsuda's blog

2018年3月

第41回救急救命士国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、330日、第41回救急救命士国家試験の合格を発表しました。

 

◇第41回救急救命士国家試験(311日に実施)

出願者数3,080人、受験者数3,015人、合格者数2,562名、合格率数85.0%

合格基準は、一般問題を11点、状況設定問題を12.5点としたとき、必修問題が44.0点以上/55.0点かつ通常問題が132.0点以上/220.0点。但し、必修問題の一部を採点から除外された受験者にあっては、必修問題において43.2点以上、かつ通常問題において132.0点以上を合格基準とする。通常問題の一部を採点から除外された受験者にあっては、必修問題において44.0点以上、かつ通常問題において130.5点以上を合格基準とする。平均点は、必修問題が48.4%、通常問題が166.7点。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000200942.html

2018/03/30(金) 14:45

第32回管理栄養士国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、330日、第32回管理栄養士国家試験の合格を発表しました。

 

◇第32回管理栄養士国家試験(34日に実施)

受験者数17,222名、合格者数10,472名、合格率数60.8%

〇合格基準:配点を11点とし、総合点119点以上/199

〇学校区分別合格者

管理栄養士養成課程(新卒):受験者数9,321名、合格者数8,928名、合格率95.8%

管理栄養士養成課程(既卒):受験者数1,553名、合格者数323名、合格率20.8%

栄養士養成課程(既卒):受験者数6,348名、合格者数1,221名、合格率19.2%

 

<年次別受験者数・合格者数・合格率>

平成26年(第28回):受験者数21,302名、合格者数10,411名、合格率48.9%

平成27年(第29回):受験者数19,884名、合格者数11,068名、合格率55.7%

平成28年(第30回):受験者数19,086名、合格者数8,538名、合格率44.7%

平成29年(第31回):受験者数19,472名、合格者数10,622名、合格率54.6%

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000198792.html
2018/03/30(金) 14:43

健康や医療・医薬品に関する情報で共同ステートメント 日本医師会・薬剤師会など6団体

日本医師会・日本薬剤師会・日本製薬工業協会・ささえあい医療人権センターCOML・くすりの適正使用協議会・日本医学ジャーナリスト協会は、328日、「健康や医療・医薬品に関する情報を正しく理解していただくために」と題する共同ステートメントを発表しました。

                 ◇

今日、私達は大量に供給される膨大な情報の中で生きています。その中から、一人ひとりにとって本当に役に立つ正しい情報を見いだし、活用していくことは簡単ではありません。

特に、健康や医療・医薬品に関する情報を、正確に理解するためには、どうしても関連する領域の基礎的な知識や、専門家のアドバイスが必要となります。一般の人々にとって、正しい情報を見極め、選択することは、大変難しいことです。

医療には、どうしても不確実な部分が伴います。また、医薬品は、どんなに優れた医薬品であっても常に副作用のリスクが存在します。そのような医療や医薬品の限界の中で、医療専門家は、患者さんの最大の利益を考え、患者さんと共に努力しています。

ここ数年のことですが、リスクやベネフィットの過剰表現、科学的根拠に基づかない情報を度々目にするようになりました。最適な医療は一人ひとり異なるにかかわらず、様々な媒体で「この医薬品は服用すべきではない」、「やってはいけない手術」など、あたかも一般化できる事実であるかのような、暫定的な表現がなされています

患者の皆さんに一日でも早く健康を取り戻して欲しいと願い、日頃の業務や活動に専念する私達は、このような現状に大きな懸念と危惧を抱いています。すなわち、患者さんの疾病は一人ひとり全て異なるため、性別・年齢、病気の程度、原因、環境や既往歴などを考慮し、患者さんの訴えを十分に伺いながら話し合い、医師、薬剤師をはじめ医療に携わる者全体が連携して治療に取り組んでいるのです。

このような医療専門家の努力が、仮にこの医療の「個別性」を考慮しない情報や、極端に単純化された表現によって損なわれることがあれば、それは全く残念なことであります。また、患者の皆さんにとっても、失うところが大きいのではないかと考えます。

私達は、その立場や取り組み方こそ異なるものの、世界医師会のヘルシンキ宣言にある「医師は、医療の提供に際して、患者の最善の利益のために行動すべきである」とする原理を実践し、または、共鳴する者から成り立っています。私達6団体は、今、患者さんのために何が出来るかを考え、ここに宣言と呼びかけを行います。

【宣言と呼びかけ】

    私達は、医療・医薬品に関する基礎知識の普及啓発を図ってまいります

    私達は、医療・医薬品に関する関係者間の共通認識の醸成に取り組みます

    私達は、専門家の活用をお奨めします

 

http://www.jpma.or.jp/

https://www.rad-ar.or.jp/

2018/03/30(金) 13:04

各師・士国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、328日、各師・士国家試験の合格を発表しました。

◇第31回臨床工学技士国家試験(34日に実施):受験者数2,737名、合格者数2,017名、合格率73.7%

合格基準:配点を11点、合計180点満点とし、108点以上/180

◇第31回義肢装具士国家試験(223日に実施):受験者数232名、合格者数198名、合格率85.3%

合格基準:一般問題を11点、実地問題を12点、合計130点満点とし、78点以上/130

◇第27回歯科衛生士国家試験(34日に実施):受験者数7,374名、合格者数7,087名、合格率96.1%

合格基準:配点を11点、合計220点満点とし、132点以上/220

◇平成29年度歯科技工士国家試験(218日に実施):受験者数952名、合格者数902名、合格率94.7%

合格基準:学説試験は配点を11点、合計80点満点とし、48点以上/80点(ただし、基礎科目群及び専門科目群別得点のいずれかが、その科目群の総得点の30%未満である者は不合格)。実地試験は1課題を30点、合計90点満点とし、54点以上/90点。学説試験、実地試験それぞれの基準を満たした者。

◇第26回あんまマッサージ指圧師、はり師及びきゅう師国家試験(224日及び25日に実施):あんまマッサージ指圧師は受験者数1,584名、合格者数1,315名、合格率83.0%、はり師は受験者数4,622名、合格者数2,667名、合格率57.7%、きゅう師は受験者数4,555名、合格者数2,845名、合格率62.5%

合格基準:配点を11点、合計150点満点とし、90点以上/150

◇第26回柔道整復師国家試験(34日に実施):受験者数6,321名、合格者数3,690名、合格率58.4%

合格基準:必修問題については配点を11点とし、全30問中、その得点が総点数の80%以上、24点以上、一般問題については配点を11点とし、全200問中、その得点が総点数の60%以上、120点以上で、必修問題及び一般問題のいずれも合格基準を満たしている者

◇第20回言語聴覚士国家試験(217日に実施):受験者数2,531名、合格者数2,008名、合格率79.3%

合格基準:配点を11点、合計200点満点とし、120点以上/200

 

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken17/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken18/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken19/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken22/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken13_14_15/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken16/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken21/about.html

 

2018/03/28(水) 16:26

『感染対策コンシェルジュ』ホームページ開設 丸石製薬

丸石製薬は、320日、『感染対策コンシェルジュ』のホームページを開設しました。

丸石製薬は、1888年の創業以来130年にわたり、医療機関向けの製品開発や情報提供を行い、変化し続ける感染症とその対策に携わってきました。その中で、「培ってきた知識やノウハウをもっと広く社会の役に立てないだろうか?」と考え、キーワードの「感染対策は思いやり」とコンシェルジュのイメージが一致、2014年に『感染対策コンシェルジュ』が誕生し活動を行っています。

その活動を伝える『感染対策コンシェルジュ』ホームページでは、一般の方々から感染対策の専門家まで、感染対策や消毒薬に関する正しい情報の提供や相談の解決への協力、感染対策の啓発、感染対策地域ネットワーク構築の支援、医療・福祉・教育関連の機関へも情報提供を実施します。

感染対策コンシェルジュIP Concierge

https://www.m-ipc.jp/

 

http://www.maruishi-pharm.co.jp/

2018/03/27(火) 16:49

診療放射線技師・臨床検査技師など国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、327日、診療放射線技師、臨床検査技師など国家試験の合格を発表しました。

◇第70回診療放射線技師国家試験(222日に実施):出願者数 3,309人(うち新卒者2,901人)、受験者数2,971人(うち新卒者2,589人)、合格者数2,237人(うち新卒者2,196人)、合格率75.3%(うち新卒者84.8%

合格基準:全科目受験者は配点を11点、合計200点満点とし、総得点120点以上/200点で0点の試験科目が1科目以下。試験科目一部免除受験者は配点を11点、合計98点満点とし、総得点59点以上/98点で、0点の試験科目が1科目以下。

◇第64回臨床検査技師国家試験(221日に実施):出願者数 5,101人(うち新卒者4,174人)、受験者数4,829人(うち新卒者3,948人)、合格者数3,828人(うち新卒者3,572人)、合格率79.3%(うち新卒者90.5%

合格基準:配点を11点、合計200点満点とし、総得点120点以上/200

◇第53回理学療法士国家試験(225日に実施):出願者数12,691人(うち新卒者11,520人)、受験者数12,148人(うち新卒者11,033人)、合格者数9,885人(うち新卒者9,679人)、合格率81.4%(うち新卒者87.7%

合格基準:一般問題を11点(160点満点)、実地問題を13点(114点満点)とし、総得点165点以上/274点かつ実地問題40点以上/114

◇第53回作業療法士国家試験(225日に実施):出願者数6,329人(うち新卒者5,418人)、受験者数6,164人(うち新卒者5,289人)、合格者数4,700人(うち新卒者4 ,435 人)、合格率76 .2 %(うち新卒者83.9%

合格基準:一般問題を11点(160点満点)、実地問題を13点(117点満点)とし、総得点167点以上/277点かつ実地問題41点以上/117

◇第48回視能療法士国家試験(222日に実施):出願者数931人(うち新卒者882人)、受験者数910人(うち新卒者861人)、合格者数889人(うち新卒者856 人)、合格率97.7 %(うち新卒者99.4%

合格基準:一般問題を11点(129点満点)、臨床問題を12点(40点満点)、合計169点満点とし、総得点102点以上/169

 

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken06/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken07/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken08_09/about.html

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken10/about.html

2018/03/27(火) 16:12

合格率は70.58% 第103回薬剤師国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は、327日、224日及び25日に実施した第103回薬剤師国家試験の合格者を発表しました。

全体では出願者数14,876名(このうち新卒者9,555名)、受験者数13,579名(このうち新卒者8,606名)、合格者数9,584名(このうち新卒者7,304名)、合格率70.58%(このうち新卒者84.87%)です。

この結果を男女別、設置主体別にみると次の通りです。

(1)     男女別合格率①

出願者:総数14,876名、男6,146(41.31%)、女8,730(58.69%)

受験者:総数13,579名、男5,495(40.47%)、女8,084(59.53%)

合格者:総数9,584名、男3,739(39.01%)、女5,845(60.99%)

合格率:総数70.58%、男68.04%、女72.30%

(2)     男女別合格率②

6年制新卒=出願者:総数9,555名、男3,652(38.22%)、女5,903(61.78%)

       受験者:総数8,606名、男3,212(37.32%)、女5,394(62.68%)

      合格者:総数7,304名、男2,772(37.95%)、女4,532(62.05%)

      合格率:総数84.87%、男86.30%、女84.02%

6年制既卒=出願者:総数4,834名、男2,200(45.51%)、女2,634(54.49%)

       受験者:総数4,577名、男2,055(44.90%)、女2,522(55.10%)

      合格者:総数2,151名、男907(42.17%)、女1,244(57.83%)

      合格率:総数47.00%、男44.14%、女49.33%

その他=  出願者:総数487名、男294(60.37%)、女193(39.63%)

      受験者:総数396名、男228(57.58%)、女168(42.42%)

      合格者:総数129名、男60(46.51%)、女69(53.49%)

      合格率:総数32.58%、男26.32%、女41.07%

(3)     設置主体別合格率

6年制新卒=出願者:総数9,555名、国立487名、公立229名、私立8,839

          受験者:総数8,606名、国立478名、公立228名、私立7,900

         合格者:総数7,304名、国立442名、公立217名、私立6,645

         合格率:総数84.87%、国立92.47%、公立95.18%、私立84.11%

6年制既卒=出願者:総数4,834名、国立60名、公立32名、私立4,742

          受験者:総数4,577名、国立52名、公立31名、私立4,494

         合格者:総数2,151名、国立30名、公立12名、私立2,109

         合格率:総数47.00%、国立57.69%、公立38.71%、私立46.93%

その他=  出願者:総数487名、国立133名、公立38名、私立315

          受験者:総数396名、国立119名、公立36名、私立240

         合格者:総数129名、国立71名、公立25名、私立33

         合格率:総数32.58%、国立59.66%、公立69.44%、私立13.75%

合計=   出願者:総数14,876名、国立680名、公立299名、私立13,896

          受験者:総数13,579名、国立649名、公立295名、私立12,634

         合格者:総数9,584名、国立543名、公立254名、私立8,787

         合格率:総数70.58%、国立83.67%、公立86.10%、私立69.55%

 なお、その他は旧4年制卒、受験資格認定者で、設置主体別では国立・公立・私立以外のその他で1名の出願・受験がありますが不合格です

 都道府県別合格者数は、東京都1,050名、大阪府741名、神奈川県695名、埼玉県591名、千葉県576名、兵庫県536名、愛知県462名、北海道414名、福岡県348名、広島県241名の順です。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000199343.html
2018/03/27(火) 15:27

保健師・助産師・看護師の国家試験合格発表 厚生労働省

厚生労働省は326日、第104回保健師国家試験、第101回助産師国家試験、第107回看護師国家試験の合格発表を行いました。

 

◇第104回保健師国家試験(216日に実施):出願者数8,265人(うち新卒者7,707人)、受験者数8,191人(新卒者7,675人)、合格者数6,666人(新卒者6,572人)、合格率81.4%(新卒者85.6%

◇第101回助産師国家試験(215日に実施):出願者数2,243人(うち新卒者2,099人)、受験者数2,230人(新卒者2,087人)、合格者数2,201人(新卒者2,074人)、合格率98.7%(新卒者99.4%

◇第107回看護師国家試験(218日に実施):出願者数65,070人(うち新卒者58,288人)、受験者数64,488人(新卒者57,929人)、合格者数58,682人(新卒者55,764人)、合格率91.0%(新卒者96.3%

 

◇第104回保健師国家試験の合格基準:一般問題を11点(74点満点)、状況設定問題を12点(70点満点)とし、総得点87点以上/144点。

◇第101回助産師国家試験の合格基準:一般問題を11点(75点満点)、状況設定問題を12点(68点満点)とし、総得点86点以上/143点。但し、一部の問題において採点対象から除外された受験者にあっては、総得点86点以上/142点となる。

◇第107回看護師国家試験の合格基準:必修問題及び一般問題を11点、状況設定問題を12点とし、(1)(2)の全てを満たす者。(1)必修問題39点以上/48点。但し、必修問題の一部を採点対象から除外された受験者にあっては、必修問題の得点について38点以上/47点、37点以上/46点、36点以上/45点、36点以上/44点、35点以上/43点又は34点以上/42点とする。(2)一般問題・状況設定問題154点以上/247点。

 

http://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2018/siken03_04_05/about.html

2018/03/26(月) 15:44

中高年者縦断調査(中高年の生活に関する継続調査)特別報告の概況を公表 厚生労働省

厚生労働省は、323日、「中高年者縦断調査(中高年の生活に関する継続調査)特別報告の概況」を公表しました。

この報告は、平成17年より毎年調査・公表している「中高年者縦断調査」のデータが、平成27年調査(第11回調査)で10年間分蓄積され、調査対象者も全員60歳以上となったことから、パネルデータの特性を生かした団塊の世代を含む中高年世代の行動変容について、独立行政法人労働政策研究・研修機構の協力を得てまとめたものです。

この調査は、団塊の世代を含む全国の中高年者世代の男女を追跡して、その健康・就業・社会活動について、意識面・事実面の変化の過程を継続的に調査し、行動の変化や事象間の関連性等を把握し、高齢者対策等厚生労働行政施策の企画立案、実施等のための基礎資料を得ることを目的として、平成17年度を初年として実施しているものです。

調査対象は、平成1710月末現在で50~59歳である全国の男女を対象とし、厚生労働省が国民生活基礎調査を基に調査客体を抽出しました。調査は毎年11月の第一水曜日に実施。第5回調査までは調査員による配布・回収、第6回調査以降は郵送により行いました。調査事項は、家族の状況、健康の状況、就業の状況、住居・家計の状況などです。

結果の概要は下記の項目でまとめられています。

1 中高年者の就業継続と介護

(1)     中高年者の就業継続の動向

(2)     介護の開始と就業継続確率

(3)     介護の実施と離職確率(多変量解析による推定)

2 高齢者の就業行動が健康意識の推移に与える影響

3 高齢者の公的年金受給額及び配偶関係別就業確率の観察

4 住宅と中高年期の労働供給

(1)     住宅の所有の有無別にみた就業者の1週間の平均労働時間

(2)     住宅の所有が労働時間に与える影響の推定(多変量解析による分析)

この中で健康に関する調査は次の通りです。

<高齢者の就業行動が健康意識の推移に与える影響>

1年前に集合していない者より、就業している者の方が、「健康」を維持している確率が高い。また、「不健康」が「健康」へ改善される確率も高い

男性を対象に、ある年次に健康意識が「健康」若しくは「不健康」であった者が、翌年「健康」若しくは「不健康」を維持していたのか、「健康」から「不健康」へ、「不健康」から「健康」へと変化したのかをみると、ある年次に就業していた者で「健康」であった者が、翌年も「健康」を維持している確率は92.0%、就業していなかった者では89.2%であった。一方、ある年次に就業していた者で「不健康」から「健康」へと改善がみられた者は39.1%であったのに対し、就業していなかった者では26.0%であった。

女性を対象に同様に集計を行ったところ、ある年次に就業していた者で「健康」であった者が、翌年も「健康」を維持している確率は92.6%、就業していなかった者では91.2%であった。一方、ある年次に就業していた者で「不健康」から「健康」へと改善がみられた者は41.5%であったのに対し、就業していなかった者では31.3%であった。

男女ともに、1年前に就業していない者より、就業している者の方が、「健康」を維持している確率が高く、「不健康」が「健康」へ改善される確率が高い。

 

http://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/judan/chukou18tokubetu/
2018/03/23(金) 15:23

ニキビに関する意識と実態 マルホが47都道府県調査

マルホは、322日、「ニキビに関する意識と実態 47都道府県調査」の結果を発表しました。ニキビが原因で「行動が制限される人」が3人に1人以上。「外出頻度が減る」「集中度が減る」など日常生活にも影響していることが明らかになりました。

マルホは、全国47都道府県のニキビ・吹き出物が現在ある、もしくは過去に出来た経験のある10~30代の男女9,682人(各都道府県206人)を対象に、ニキビが日常生活に与える影響や、ニキビの初期段階「コメド」の認知度を測るためインターネット調査を実施しました。

◇ニキビに悩む人は9割以上、「外出頻度が減る」「集中度が減る」など日常生活にも影響

・「ニキビに悩んでいる(いた)」と回答した人は9割(92.6%)を超え、そのうち10年以上悩んでいると回答した人は5人に1人(23.2%)にのぼる。

・「ニキビにより外出頻度が減る」と回答した人は3割以上(32.8%)、「ニキビがあると集中度が減る」と回答した人は半数近く(47.4%)と、日常生活に影響を及ぼす実態が明らかになった。

◇ニキビの初期段階「コメド」の名前の認知度は低いが、「コメド」の症状である「ぶつぶつ・ざらざら」は認識

・ニキビの初期段階「コメド」について内容を含め知っていた人の割合は、全体の10.5%

・反面、よくできるニキビの種類に「白いニキビ(肌に表面がぶつぶつ・ざらざらした状態)」と回答した割合は43.4%と、皮膚科では通常「コメド」と呼ばれる症状は認識されていた。

47都道府県で差がある、ニキビや「コメド」の意識だが、全体として低い結果

・「コメド」についての認知度は一番高かった千葉県でも32.0%で、平均は25.2%4人に1人の認知度だった。

・「1年以内のニキビ・吹き出物への対処方法として皮膚科などの病院で対処」との回答は平均で7.6%と、皮膚科などの専門医での治療意識はまだまだ低いことが明らかになった。

 

※コメド:古い角質や角栓が毛穴に詰まったり、性ホルモンの影響で皮脂分泌が過剰になったりすることで、皮脂が毛穴にたまった状態。コメドを放っておくと、炎症を起こしたニキビになる可能性がある。継続的な治療によりコメドを改善することで、ニキビが出来にくい肌を保つことができる。

 

https://www.maruho.co.jp/

2018/03/23(金) 11:51