matsuda's blog

2018年2月

30年度から一般入試の募集区分変更 京都大学薬学部

京都大学薬学部は、平成30年度入試から一般入試の募集区分を変更します。

一般入試において、薬科学科(修業年限4年、薬剤師国家試験受験資格なし)と薬学科(修業年限6年、薬剤師国家試験受験資格あり)に分ける学科単位での募集から、薬科学科と薬学科を合わせた学部単位での募集(両学科一括募集)に変更します。学科振り分けは、本人の志望や学業成績等に基づいて4年次進級時に行われます。

平成29年度入試は、募集人員80人(特色入試募集人員3人を含む)で薬科学科47人、薬学科30人、特色入試(薬科学科)3人ですが、30年度は募集人員80人(特色入試募集人員6人を含む)に変更はありませんが、両学科一括募集人員が74人で、4年次進級時の学科振り分け予定人数は薬科学科62人、薬学科12人、特色入試が両学科各3人です。

 

大阪大学薬学部は31年度から

 

なお、大阪大学薬学部は、平成31年度入学者選抜から、現在の薬科学科(修業年限4年)と薬学科(修業年限6年)の2学科を発展的に融合し、薬学基礎研究力と創薬基盤技術力・臨床力を兼ね備えた研究型高度薬剤師を養成する「新全6年制」として、薬学科(修業年限6年)のみの募集へと変更します。募集人員は、30年度までは薬学科(修業年限6年)25人(一般入試20人、推薦入試5人)、薬科学科(修業年限4年)55人(一般入試45人、推薦入試10人)ですが、31年度からは薬学科(修業年限6年)80人(一般入試65人、推薦入試15人)の予定です。

2018/02/07(水) 12:51

前立腺がん患者と家族の情報共有に関する意識調査結果を発表 バイエル薬品

バイエル薬品は、131日、前立腺がん患者さんと家族の情報共有に関する意識調査結果を発表しました。

前立腺がんの治療経験のある患者さんおよび前立腺がん患者の家族の方について、治療への取り組みやコミュニケーションについて意識調査を行ったもので、調査は、20171221~1226日に、前立腺がんの治療経験のある患者さん103名と、前立腺がん患者の家族103名を対象に、インターネットによるアンケート形式で実施しました。

<調査結果概要>

・前立腺がん患者と同居する家族の54.5%が、患者の受診に当たって同行していない

・同居する家族の4人に1人は受診に同行せず、主治医からの説明内容も共有されていない

・前立腺がん患者、家族の7割以上が最も不安に感じていることは「がんが転移しないか」と回答

・不安についての相談相手で多いのは、患者は「配偶者」「医師」。家族の場合「患者さん本人」「医師」、「相談しない」も4人に1

・不安を相談した結果については、前立腺がん患者、家族ともに「前立腺がん治療に関する知識が深まった」が最も多く、「不安が和らいだ」と続いた

・「受診に同行し必ず主治医からの説明を聞いている」「受診の際には同行しないが、主治医からの説明内容は必ず共有されている」など、患者と家族で主治医の説明内容を共有している割合が高い群は、治療方針決定に当たって、家族の意見が参考にされる割合が高い

・特に患者は家族が同行している場合、家族の意見を聞く傾向が強まる

・患者に8割、家族の7割が前立腺がんの治療に当たって最も重視するのは「日常生活を行う上で動作が保てること」と回答

・新しい治療法を受けることに患者の9割、家族の8割が前向き

なお、前立腺がんは、日本でも増加傾向にあり、2017年の予測罹患数は約86,100例と、男性のがんで胃がん、肺がんに次ぐ第3位と患者数が多いがんです。

 

https://byl.bayer.co.jp/

2018/02/06(火) 16:17

第10回子ども文学賞最優秀作品決定 日本新薬

日本新薬は、131日、「第10回日本新薬こども文学賞」最優秀作品決定を発表しました。

「日本新薬こども文学賞」は、絵本を通じて、未来の担うこどもたちの"ゆめ"を彩り、健やかな"こころ"の成長を見守りたいとの願いから、日本児童文芸家協会の後援を得て、同社創立90周年に当たる2009年に創設したものです。

10回目となる今回は、昨年7月から9月まで物語と絵画を募集し、全国から物語617点、絵画202点の作品が寄せられました。応募作品は、絵本作家の岡信子氏、京都精華大学名誉教授の坪内成晃氏、小児科医の細谷亮太氏、ブックデザイナーの鈴木久美氏ほか3名、合計7名からなる審査員によって厳正に審査され、最優秀を含む17点の入賞作品を決定しました。

物語部門最優秀賞は、谷本美弥子さん(65歳、広島県在住)の「おふろにはいるときは」、絵画部門最優秀賞には、三谷靭彦さん(74歳、東京都在住)の「大空へ!!」が選ばれました。また、絵画部門では、本審査とは別に、同社社員による投票を実施し、佐藤勝則さん(48歳、宮城県在住)の「ドリームサーカス物語」、堀百伽さん(12歳、神奈川県在住)の「ぼくだけのこびとたち」の2点を「日本新薬特別賞」として選出しました。入賞者には、10月に京都市内で開催予定の表彰式で賞金等を贈呈します。

日本新薬では、最優秀賞を受賞した物語をもとに、絵画部門の最優秀賞を受賞した三谷靭彦さんが絵をつけた絵本3万冊を制作し、10月完成を目指します。

出来上がった絵本は、全国の小児科医院などの医療機関や公共施設などを通じて、広くこどもたちのもとに届けられるほか、同社のWEBサイトでも閲覧できる予定です。

 

http://www.nippon-shinyaku.co.jp/

2018/02/06(火) 15:46

医療関係者向け情報サイトをリニューアル 沢井製薬

沢井製薬は、25日、医療関係者向け情報サイト(sawai medical site)リニューアルを発表しました。

23日にリニューアルした新サイトは、医療関係者のユーザビリティを考慮したもので、TOP画面から知りたい情報事柄へのアクセス性が向上しました。

【新sawai medical siteの特徴】

    スマートデバイス対応:スマートフォン・タブレットからのアクセス数増加に伴い対応。

    チャットボットの導入:AI(人工知能)を活用した対話型のコミュニケーションにより、医療関係者がサイト内で知りたい情報を速やかに案内。医療関係者のユーザビリティ向上に貢献。

    資料検索機能の改善:TOPページから移動することなく添付文書などのPDF資料が入手可能。

    使用期限検索の追加機能:医療関係者からの問い合わせが多い製品の使用期限をサイトで検索することが可能に。

 

https://www.sawai.co.jp/
2018/02/06(火) 14:38

3月1日~7日に「子ども予防接種週間」実施

厚生労働省は、25日、平成29年度「子ども予防接種週間」の実施について発表しました。

31日から7日までの7日間は「子ども予防接種週間」として、予防接種に関する取り組みが、協力医療機関や各地域の予防接種センターにおいて実施されます。

この時期は、4月からの入園・入学に備え、保護者の予防接種への関心を高めるとともに、接種漏れを見直すのに最適な時期と考えられるため、子ども予防接種週間中、協力医療機関や各地域の予防接種センターにおいて、通常の診療時間に予防接種が受けにくい方々に対して、土曜日、日曜日、平日の夜間などの地域の実情に配慮した予防接種を行うとともに、種々の予防接種の相談に応じ、接種機会の拡大及び予防接種率の向上を図ります。

主催は、日本医師会・日本小児科医会と厚生労働省で、ワクチンで防ぐことができる病気(VPDVaccine Preventable Diseases)から子供たちを救うため、種々の予防接種に関し、地域の実情に合った広報・啓発の取り組みについて各都道府県医師会等で企画・実施します。

企画例

・ワクチンや接種スケジュール等の予防接種に関する保護者からの相談対応

・通常の診療時間に予防接種を受けにくい人たちが、土曜日・日曜日や夜間等に予防接種を受けられる体制の構築

・マスメディアを通じた広報活動

・予防接種についての接種医療機関や一般市民向け講習会の開催 など

実施協力機関は都道府県医師会、郡市区医師会、予防接種協力医療機関、各地域の予防接種センターなどです。

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000193336.html

 

2018/02/05(月) 17:26

都道府県別処方せん発行元医療機関別の後発医薬品割合を公表 厚生労働省

厚生労働省は、21日、「都道府県別処方せん発行元医療機関別にみた後発医薬品割合」を公表しました。

平成299月調剤分(平成2910月審査分)の調剤レセプト(電算処理分)を分析し、保険薬局で調剤された医薬品について後発医薬品割合(数量ベース、新指標)を都道府県別(薬局所在地別に集計)、処方せん発行元医療機関別に集計しました。また、地方区分別の集計を行いました。合わせて、薬剤料、後発医薬品薬剤料、後発医薬品割合(薬剤料ベース)についても同様に集計しました。

◇都道府県別、医科病院・診療所別にみた後発医薬品割合(数量ベース)

〇都道府県別に医科病院・診療所の後発医薬品割合(数量ベース、新指標)をみると、

・岩手、秋田、神奈川、福井、兵庫、愛媛などでは、診療所より病院の方が後発医薬品割合が高い。

・一方、青森、新潟、和歌山などでは、病院より診療所の方が後発医薬品割合が高い。

◇都道府県別、医科病院・診療所別にみた後発医薬品割合(薬剤料ベース)

〇都道府県別に医科病院・診療所の後発医薬品割合(薬剤料ベース)をみると、

・全ての都道府県で、病院より診療所の方が後発医薬品割合が高い。

・岩手、東京、神奈川、山梨、高知などは比較的病院と診療所の差が小さく、青森、山形、新潟、富山、三重、滋賀、和歌山、鳥取、島根、山口、福岡、熊本などは比較的差が大きい。

◇都道府県別、歯科病院・診療所別にみた後発医薬品割合(数量ベース)

〇都道府県別に歯科病院・診療所の後発医薬品割合(数量ベース、新指標)をみると、

・多くの都道府県では、診療所より病院に方が後発医薬品割合が高いが、宮城、和歌山、愛媛は特にその差が大きい。

・一方、新潟、岐阜、京都、徳島、佐賀は差が小さい。

◇都道府県別、歯科病院・診療所別にみた後発医薬品割合(薬剤料ベース)

〇都道府県別に歯科病院・診療所の後発医薬品割合(薬剤料ベース)をみると、

・和歌山県を除いた全ての都道府県で、病院より診療所の方が後発医薬品割合が高い。

・都道府県によって、病院・診療所毎の後発医薬品割合及びその差にばらつきが見られる。

・徳島、佐賀の病院で特に低く、石川、長野、滋賀、沖縄の診療所は比較的高い。

◇病院種別別にみた後発医薬品割合

〇(医科)病院種別別に後発医薬品割合をみると、

・大学病院では、数量ベース、薬剤料ベースのいずれも他の病院種別より後発医薬品割合が低い。

・公的病院では、数量ベースの後発医薬品割合が高いが、薬剤料ベースでは法人病院や個人病院よりも低い。

◇診療科別にみた後発医薬品割合

〇(医科診療所)診療科別に後発医薬品割合をみると、

・産婦人科、耳鼻咽喉科では数量ベース、薬剤料ベースのどちらも高く、小児科、整形外科、皮膚科ではどちらも低い。

・各都道府県の値で変動係数(標準偏差÷平均値、値が高いほどばらつきが大きい)を算出すると、数量ベースでは小児科、皮膚科、眼科が、薬剤料ベースでは小児科、産婦人科、眼科が高い。

◇地方区分別、病院種別別にみた後発医薬品割合

〇地方区分別に(医科)病院種別別に後発医薬品割合をみると、

・関東や近畿の大学病院で数量ベースの後発医薬品割合が低く、個人病院で高い。北海道、東北、九州では公的病院、法人病院が高く、大学病院、個人病院が低い。

・薬剤料ベースの後発医薬品割合は、概ねどの地方でも大学病院が低く、個人病院が高いが、北海道、九州では個人病院が低い。

 

http://www.mhlw.go.jp/bunya/iryouhoken/database/zenpan/cyouzai_doukou_topics_h29.html

2018/02/02(金) 16:11