matsuda's blog

2015年7月

ネパール中部地震被災者支援 ファイザー

ファイザーは、625日、ネパール中部地震被災者支援を発表しました。

ファイザーは、災害支援マッチングギフトプログラムとして、特定非営利活動法人ジャパン・プラットフォームを通じて、社員からの寄付金2,638,995円に、会社が2,361,005円を支援し、総額500万円の義援金を拠出します。

 

http://www.pfizer.co.jp/pfizer/index.html

2015/07/03(金) 15:29

糖尿病研究助成プログラムの募集開始 糖尿病領域での革新的な基礎研究を助成 ベーリンガーインゲルハイムとイーライリリー

日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーは、71日より糖尿病の基礎研究に関する助成プログラムの募集を開始しました。

ベーリンガー/リリー糖尿病研究助成プログラムは、糖尿病基礎研究のより一層の発展に貢献することを目的に、日本糖尿病財団と日本ベーリンガーインゲルハイム、日本イーライリリーにより設立されました。募集研究テーマは年度毎に検討され、本年度の募集テーマは「Sodium glucose cotransporter 2(SGLT2)に関する研究(基礎研究に限る)」です。

本プログラムへの応募資格者は、日本国内に在住する研究者であり、所属する施設の施設長からの推薦が必要です。応募期間は201571日から8月末日まで、選考は日本糖尿病財団選考委員会が実施し、理事会により最終決定されます。年間助成件数は最大3件までで、研究課題1件につき300万円を助成します。

助成プログラムへの詳しい応募方法及び申請書の取得は、日本糖尿病財団のホームページでご確認ください。http://www.j-df.or.jp/grant.html

 

https://www.lilly.co.jp/


2015/07/03(金) 14:20

母親と小児科医を対象に侵襲性髄膜炎菌感染症に関する意識調査 サノフィ

サノフィは、73日、母親と小児科医を対象にした「侵襲性髄膜炎菌感染症」に関する意識調査の結果を発表しました。

侵襲性髄膜炎菌感染症(IMDInvasive Meningococcal Disease)に関して、IMDの発症数が多い年齢層の子どもを持つ母親(子どもの年齢が2~5歳:119名、同11~13歳:117名)と小児科医96名を対象に意識調査を実施しました。

調査結果は、任意接種ワクチンについての母親の意向は「接種可能なすべてのワクチンの情報を教えてほしい」「医師から薦められたら接種する」という回答が多く、IMD予防ワクチンに対しても同様の傾向がみられました。一方で、IMD予防ワクチンについての小児科医の任意接種に対する意向は、「保護者から求められれば接種する」という回答が多く、両者の意識のギャップが明らかになりました。

【調査結果概要】

<母親への調査結果>

IMDについて内容を知っている母親は1割以下、疾患名の見聞きを含めても約2割にとどまる。

・母親の約8~9割は「ワクチンで防げる病気はワクチンで予防する」という考えに同意し、「定期/任意に関わらず接種可能なすべてのワクチンの情報を教えてほしい」と希望する人が多い。

・任意接種ワクチンについては、「医師から薦められたら接種する」という母親が6~7割と最も多く、「積極的に接種したい」との回答とあわせると約9割にのぼる。

IMD予防ワクチンにおいても同様に、接種を動機づける推奨元としては、医師・主治医が最も多く、次に看護師などの病院スタッフやテレビ・ラジオ・新聞・雑誌などのメディアが挙げられている。

<小児科医への調査結果>

IMDについて内容を知っている小児科医は約8割で、疾患名のみの認知を含めると9割以上。

・症状や重篤性に比べて、発症リスク(年齢、集団生活、流行地域)については知られていない。

IMD予防ワクチンについて内容を知っている小児科医は約3割、名前のみの認知を含めて約5割。そのうち約3割が「積極的に接種を薦める」、約6割が「保護者から求められれば接種する」と回答。また、接種に積極的な小児科医ほど、IMDの重要性を考慮している傾向が見られた。

 

http://www.sanofi.co.jp/l/jp/ja/index.jsp

2015/07/03(金) 12:38

男性の排尿障害情報サイト開設 グラクソ・スミスクライン

グラクソ・スミスクラインは、71日、新たに、一般男性向けの排尿障害情報サイト「男性の排尿.jp」(http://danseinohainyo.jp )を開設したことを発表しました。

「尿の勢いが弱い」「トイレが近くなる」「残尿感がある」など、男性の排尿に関する症状は多彩であり、その背景には多様な下部尿路機能障害が存在しています。中高齢男性において排尿障害を有する頻度は高く、その割合は加齢に伴って増加します。また、日常生活上の支障も多岐にわたるため、「歳のせい」と諦めず、早期にこの原因を特定し、適切な治療を行うことが重要です。

排尿障害の原因となり得る疾患には、過活動膀胱、膀胱炎、泌尿器のがんなど、多くのものが考えられますが、特に男性に特有の原因としては、前立腺肥大症、前立腺がんなど前立腺の疾患に起因するものが挙げられます。

中高齢男性の場合、排尿障害の一番の原因となっているが前立腺肥大症(BPHBenign Prostatic Hyperplasia)と言われています。

厚生労働省の患者調査(平成23)では、前立腺肥大症の患者数を418000人と推計しています。同省の国民生活基礎調査(平成25)における前立腺肥大症の通院患者数は人口1000人当たり23.8人とされています。この数は、糖尿病や脂質異常症などの主な生活習慣病の通院者数と比較しても少なくありません。また、55歳以上の男性の5人に1人、すなわち約400万人が前立腺肥大症に罹患していると推測している報告もあります。この推測患者数と実際の通院者数との差を見ると、治療を受けていない人や治療を中断してしまった患者さんが多いことが推察されます。

このたび開設したウェブサイトは、排尿障害に悩む男性が適切な治療を受け、生活の質(QOL)を向上させることができるよう、排尿障害とその治療法に関する情報を中心に掲載しています。本ウェブサイトはイラストを交えて分かりやすく構成されているため、一般の患者さんやご家族の方にも親しみやすい内容となっています。

主なコンテンツは以下の通りです。

・排尿のお悩みチェック:日常の排尿のお悩みをチェック。受診の際に活用いただけます。

・男性の排尿トラブル:排尿障害は日常に支障をきたす身近な疾患であることをお伝えし、排尿障害の理解を促進します。

・前立腺肥大かも?と思ったら:泌尿器科での診察の内容や流れについて説明しています。

・男性の排尿と前立腺:排尿障害とも関連のある「前立腺」について解説しています。

 

http://glaxosmithkline.co.jp/

2015/07/02(木) 15:44

ロート製薬が琉球大学内に再生医療研究センターを設置

ロート製薬は、626日、「琉球大学内に再生医療研究センターを建設し、寄贈した」ことを発表しました。現在、同社が取り組んでいる脂肪由来幹細胞を使用した再生医療の基盤研究を進め、共同研究を行うとともに早期の医薬品開発を目指します。

近年、ヒトES細胞(胚性幹細胞)iPS細胞(人工多能性幹細胞)、あるいはヒト成体組織から採取可能な間葉系幹細胞などを用いた新しい治療方法として再生医療が注目されています。

再生医療研究は、これまで根治させることが困難とされていた、重症心不全や脊椎損傷、肝硬変などの難治性疾患治療に対して有用であるという報告もあり、世界中で再生医療の可能性に対する期待が高まっています。中でも体性幹細胞はヒトでの臨床評価の事例が多く、安全性も高いことから非常に注目されています。

ロート製薬はこのような背景から体性幹細胞に注目し、体性幹細胞の活性化や外部因子の研究により、病気の治療だけでなく、将来的には予防医療にも繋がるのではないかと考え、体性幹細胞の実用化を促進する「再生医療研究企画部」を2013年に設立しました。

現時点では、体性幹細胞の中でも脂肪幹細胞に着目し、無血清・アニマルフリー培地技術を活かして、脂肪幹細胞を使用した再生医療領域での国際的な開発競争をリードすべく、医薬品としての早期実用化を目指しています。

研究内容は「脂肪幹細胞を用いた基礎研究並びに臨床研究」で、目標は「脂肪組織を用いて分化能や効果の優れた沖縄特有の脂肪幹細胞を見出し、細胞の特性解析、種々薬理薬効評価を基に、各種疾患に対する治療薬開発を行うこと」です。

 

http://www.rohto.co.jp/

2015/07/02(木) 14:20

第109回歯科医師国家試験 来年1月30日、31日に実施

厚生労働省は、71日、第109回歯科医師国家試験について発表しました。

試験期日は平成28130日及び31日、試験地は北海道、宮城県、東京都、新潟県、愛知県、大阪府、広島県及び福岡県、試験内容は、臨床上必要な歯科医学及び口腔衛生に関して、歯科医師として具有すべき知識及び技能です。

合格発表は318日の予定です。

 

http://www.mhlw.go.jp/kouseiroudoushou/shikaku_shiken/shikaishi/

2015/07/02(木) 10:01

マンガで分かるADHD『ブラックジャックによろしく 大人のADHD編』を制作 日本イーライリリー

日本イーライリリーは、71日、マンガで分かるADHD『ブラックジャックによろしく 大人のADHD編』の制作を発表しました。

これは、ADHD(注意欠如・多動症)による日常生活における困難や悩みを漫画で分かりやすく表現することで、疾患への理解促進の一助となることを願い、疾患啓発冊子として制作したものです。

『ブラックジャックによろしく 大人のADHD編』は、成人期ADHDの患者さんの日常を漫画で表現した疾患啓発冊子で、漫画『ブラックジャックによろしく』(著:佐藤秀峰氏)の素材を活用させていただき、漫画で疾患を分かりやすく表現し、ADHDについて知るきっかけを持っていただけるよう工夫しました。

発達障害の一つであるADHDは、子ども特有のものとみなされてきましたが、近年では成人患者さんの存在と、患者さんの日常生活における困難に注目が集まっています。ADHDは、不注意、多動性、衝動性を特徴とする症状により、失敗を繰り返し、職場や家族にも迷惑をかける等の経験を重ねることで、自尊心の低下から2次障害(うつ病、不安障害等)に発展するケースも報告されています。

『ブラックジャックによろしく 大人のADHD編』では、成人期ADHD患者さんの悩みを、会社員、専業主婦、学生、パート主婦を主人公にした4つのエピソードを通して漫画で紹介しています。朝も昼も夜も、一日を通して困難を抱え、「生まれつきいい加減でだらしがない」「ダメな人間」と語る患者さんに、「あなたの1日を聞かせてください」と医師が寄り添い、適切な診断・治療への道を歩み始める姿が描かれています。

制作にあたっては、東京都立小児総合医療センター顧問市川宏伸、奈良県立医科大学医学部看護学科人間発達学教授飯田順三両先生に監修いただき、「NPO法人発達障害をもつ大人の会」代表広野ゆいさんには、当事者の視点からアドバイスの協力をいただきました。

日本イーライリリーは、ADHDを診療されている施設や大学の支援窓口にも冊子をご提供し、この冊子がADHDへの理解を深めていただくことの一助になることを願い、今後も活動を続けていきます。

なお、630日より、Webサイト『大人のためのADHD.co.jp』(http://adhd.co.jp/otona/shoujou/)にて、本漫画冊子の連載を開始しています。

 

https://www.lilly.co.jp/

2015/07/01(水) 16:37

骨太の方針で見解 日本ジェネリック製薬協会

日本ジェネリック製薬協会は、71日、「経済財政運営と改革の基本方針2015(骨太の方針)について、特にジェネリック医薬品の価格算定ルールの見直しについて見解を発表しました。

 

今般閣議決定された「経済財政運営と改革の基本方針2015」に、薬価・調剤等の診療報酬及び医薬品等に係る改革として、「後発医薬品に係る数量シェアの目標値については、2017(平成29)央に70%以上とするととともに、2018年度(平成30年度)から2020年度(平成32年度)末までの間のなるべく早い時期に80%以上とする」こと、及び「2017年央において、その時点の進捗評価を踏まえて、80%以上の目標の達成時期を具体的に決定すること」が明記されました。

 

同基本方針にジェネリック医薬品の一層の使用促進を強く謳っていただいたことに対し、日本ジェネリック製薬協会として大変有り難く受け止めているところでありますが、日本のジェネリック医薬品業界各社は、まさに他の先進国に例を見ない急激な数量シェア増に対応するための大規模な生産設備への投資判断を直ちに迫られることになりました。

一方で、同基本方針には、「国民負担を軽減する観点から、後発医薬品の価格算定ルールの見直しを検討する」とも記載されており、このような見直しが現実のものとなった場合には、投資回収の予見性が著しく低下することになります。その結果、ジェネリック医薬品業界各社のみならず、原薬、流通、機械設備などの関連業界、さらには金融機関までもが投資判断を躊躇せざるをえない事態になることが予測されます。

後発医薬品に係る薬価算定ルールにつきましては、平成26年改定において初収載薬価の引き下げ、価格帯の集約などのきわめて大きな変更が行われたばかりです。この変更による影響の検討が十分になされないまま、さらなる薬価算定ルールの見直しを行うことは、上記目標の達成を阻むものとなりかねないと憂慮しております。

 

日本ジェネリック製薬協会といたしましては、今回設定された目標の達成に向け、協会一丸となって取り組んでまいる所存ですが、今後の後発医薬品の価格算定ルール見直し議論につきましては、前述の趣旨を十分にご勘酌いただき、慎重な検討が行われることを強く要望いたします。

 

http://www.jga.gr.jp/

2015/07/01(水) 14:22