奈良県は、「選びやすい一般用医薬品の販売開始~奈良発OTC協同ブランド医薬品の発売~」について発表しました。
これは、症状に応じて選びやすい一般用医薬品を県内の製薬企業14社が取り揃え、24薬局で販売を7月から開始。わかりにくかった一般用医薬品選びについて、薬局の薬剤師がわかりやすく説明し、県民の健康保持・増進のパートナーとして活躍します。奈良のくすり取扱い薬局は今後さらに拡大の予定です。
【コンセプト】
この取り組みは、医薬品に関する知識を社会に広めようとする取り組みで、「Positive Message」をこのブランドの神髄とします。
薬の発祥の地である奈良県の製薬企業が、誰にも分かりやすいセルフメディケーションの普及をテーマに、薬局向けの一般用医薬品(OTC医薬品)の協同ブランド開発を行いました。
より安全で安心して使用できる医薬品の提供を行うとともに、県民が「自分の健康は自分で守る」という積極的なセルフケアを行う際の頼れる相談者として、薬局の薬剤師が協力します。
ラインアップは、症状に応じて選びやすいように違いがわかりやすい品目を薬効郡毎に選定しました。
具体的には、解熱鎮痛薬3品目、かぜ薬3品目、鎮咳去痰薬3品目、鼻炎薬3品目、胃腸薬4品目、ビタミン主薬3品目、消炎鎮痛薬4品目、外皮用薬4品目、痔疾用薬2品目、その他便秘薬、浣腸薬、うがい薬、水虫薬など合計36品目で、現在、漢方煎剤30品目も発売に向けて準備中です。
奈 良 の く す り
-POSITIVE MESSAGE-
01.私たちは、より安全で安心して使用できる医薬品を提供します
02.私たちは、医薬品の売上を最優先に考えません
03.積極的なセルフケアを提案します
04.私たちは、お客様との垣根を無くします
05.お客様と共に
06.心を楽にして自然治癒力を高めましょう
07.健康法に特別なことは不必要です
08.生きることを楽しみましょう
http://www3.pref.nara.jp/hodo/dd.aspx?itemid=41442#itemid41442
2012/08/07(火) 11:08
大阪府は、8月6日、「大阪バイオ戦略2012」の策定を発表しました。
関西6自治体(京都府、大阪府、兵庫県、京都市、大阪市、神戸市)で共同申請した「関西イノベーション国際戦略総合特区」が、平成23年12月、国の指定を受けました。現在、ライフイノベーション分野では、医薬品・医療機器・先端医療技術(再生医療)・先制医療(予防医学)の4領域をターゲットに、産学官一体となって取組みを進めています。
こうした動きも踏まえつつ、バイオベンチャー支援や治験の促進、規制改革などを通じ、大阪のバイオ振興を加速させるため、新たに大阪市、大阪市立大学を構成メンバーに加え、「大阪バイオ戦略2012」を策定しました。
名実とともにオール大阪の体制のもと、世界トップクラスのバイオクラスターをめざした事業を積極的に展開します。
【「大阪バイオ戦略2012」における重点取組み】
○ ファンドの運営、人材育成・確保支援等の事業を通じたバイオ関連ベンチャー等支援の強化
○ 関西イノベーション国際戦略特区による規制改革等を活用した先進的な医薬品、医療機器、先端医療技術開発等の円滑化、迅速化
○ オール関西での革新的研究・開発や産学官連携を通じた事業化、アライアンスの推進
主要なテーマについては、ロードマップ(2018年まで)を作成し、これに沿って事業を推進します。また、事業の実施状況については「大阪バイオ戦略推進会議」で検証します。
詳細は、「大阪バイオ戦略2012のポイント・概要・本文・ロードマップ・主な事業」を参照してください。
http://www.pref.osaka.jp/hodo/index.php?site=fumin&pageId=11021
2012/08/06(月) 15:45
厚生労働省並びに都道府県、政令市、特別区及び市町村は、9月1日~9月30日に平成24年度健康増進普及月間を実施します。8月3日に厚生労働省が発表しました。
平均寿命の著しい伸長にみられるように、近年の国民の健康水準の向上には目覚しいものがありますが、一方において、人口の高齢化、社会生活環境の急激な変化等に伴って、糖尿病、がん、心臓病、脳卒中等に代表される生活習慣病の増加等が大きな問題となっています。
このような人口の高齢化及び疾病構造の変化を勘案すれば、疾病の早期発見や治療に留まることなく、生活習慣を改善して健康を増進し、生活習慣病等の発病を予防する「一次予防」に重点を置いた対策を強力に推進し、壮年期死亡の減少及び認知症若しくは寝たきりにならない状態で生活できる期間である「健康寿命」の延伸を図っていくことが極めて重要となっています。
また、生活習慣病は日常生活のあり方と深く関連していることから、国民の健康の保持・増進を図るためには、運動習慣の定着や食生活の改善といった健康的な生活習慣の確立が重要です。
このため、生活習慣病の特性や運動・食事・禁煙など個人の生活習慣の改善の重要性についての国民一人一人の理解を深め、さらにその健康づくりの実践を促進するため、9月の1ヶ月間を健康増進普及月間とし、種々の行事等を全国的に実施するものです。
統一標語は、「1に運動 2に食事 しっかり禁煙 最後にクスリ~健康寿命をのばそう~」で、実施方法は次の通りです。
(1)厚生労働省
厚生労働省ホームページを利用した広報等を図るほか、ポスターの作成等により健康増進に関する普及啓発を図る。
(2)都道府県、政令市、特別区及び市町村
健康増進普及月間の趣旨に賛同する都道府県、政令市、特別区及び市町村は、関係官庁及び関係団体等との連携を蜜にしつつ、それぞれの地域や職域の実情に即し、創意工夫を凝らした効果的な普及啓発を図る。
<活動内容の例示>
ア.テレビ、ラジオ、新聞等報道機関の協力を得た広報
イ.都道府県及び市区町村の広報紙、関係機関及び関係団体等の機関紙、有線放送、インターネット等の活用による広報
ウ.ポスター、リーフレット等による広報
エ.健康増進に関する各種講演会、研修会、シンポジウム、フォーラム及び映画会等の開催
オ.ウォーキング等の運動イベントの開催
カ.地域別、年代別に応じた健康増進のための行動目標、スローガン等の公募及び発表
キ.住民主体のボランティアグループ等を通じた情報提供の推進
ク.健康相談、食生活相談及び栄養改善指導
http://www.mhlw.go.jp/bunya/kenkou/kenkou_zoushin24.html
2012/08/06(月) 12:28