matsuda's blog

2016年1月

脂肪萎縮症の総合情報ウェブサイトを開設 塩野義製薬

塩野義製薬は、129日、脂肪萎縮症に関する情報を総合的に入手できるウェブサイトを新たに開設しました。(http://www.shionogi.co.jp/shibouisyuku/

脂肪萎縮症は、全身あるいは部分的に脂肪組織が減少したり、大部分が消失する希少難病です。難治性の糖尿病や高トリグリセリド血症、脂肪肝などの合併症を呈することが多い疾患ですが、国内での罹患率は100万人に1人程度と極めて少なく社会での認知度が低いことから、患者や家族の方が適切な受診、診断および治療につながる十分な情報が得られない現状も見受けられます。

そこで塩野義製薬では、主に以下の3点を目的に、脂肪萎縮症について総合的に情報を入手できるウェブサイトを新たに開設しました。

○患者や家族に対して、脂肪萎縮症に関する正しい情報、適切な診断や治療が受けられるための重要かつ最新情報を分かりやすく提供する。

○医療関係者に対して、疾患に関する新規知見や、診断・治療の進歩および社会情勢に関する詳細かつ専門的な最新情報を提供する。

○一般の方に対して、脂肪萎縮症という疾患に関する正しい情報を伝え、理解を深めていただく一助とする。

塩野義製薬は、脂肪萎縮症に関するウェブサイトを通じた情報提供を開始することにより、一層患者や家族及び医療関係者に対して疾患に関する正しい理解を促進し、医薬品企業としての使命を果たせるよう努力していきます。

 

http://www.shionogi.co.jp/

2016/01/29(金) 17:16

小林製薬が母子家庭支援プロジェクト発足を発表

小林製薬は、このほど「青い鳥こども支援プロジェクト」(母子家庭支援)発足を発表しました。

小林製薬は、未来を担う子どもたちの支援として、NPO法人フードバンク山梨が実施している「フードバンクこども支援プロジェクト」に協賛し、新たに「青い鳥こども支援プロジェクト」として母子家庭を支援することとしました。

同社は、「人と社会に『快』を提供する」という企業理念のもと、「あったらいいなをカタチにする」ことを使命と考え、事業を行ってきました。また、社会的課題に対しても埋もれているニーズを掘り起こし、特に未来を担う子どもたちへの支援を東日本大震災以降継続的に実施してきました。

今日の日本において、子どもの6人に一人が見えない貧困に困窮していると言われていますが、暮らしの基盤となる「食べること」そのものを充分に満たせていない子どもたちが未だに数多く存在し、そうした状況を生み出す貧困の連鎖は今や社会的課題となっています。

同社は、次世代を担う全ての子どもたちが今日の暮らしを案ずることなく、未来に夢と希望を持ち、健やかに育つことを願って、NPO法人フードバンク山梨と協同でこの課題解決に取り組みます。

支援の概要は、NPO法人フードバンク山梨が実施している「フードバンクこども支援プロジェクト」に協賛し、年に1,000万円を運営費として寄付し、新たに「青い鳥こども支援プロジェクト」としてフードバンク山梨と協同で、全国から集まってきた食糧(お米、缶詰、カレー、お菓子、カップ麺、ジュース、粉ミルク等)総量10kgを、定期的な支援を希望される母子家庭に宅配分で送ります。特に給食がない長期休暇時には週1回の配布を行う予定です。(通常は2週間に1回)

なお、NPO法人フードバンク山梨は、200810月に設立され(20099月に法人格取得)、平成26年度は、施設・団体への食品提供回数は延878回、行政福祉課・社会福祉協議会などへの緊急支援食品提供回数は延350回に達しており、母子家庭100世帯を支援しています。支援企業はテレビ山梨他20社、食品提供企業は51社です。ホームページ:http://www.fbyama.com

 

http://www.kobayashi.co.jp/

2016/01/29(金) 15:46

南天のど飴自主回収 常盤薬品工業

常盤薬品工業は、1月19日、第3類医薬品「南天のど飴」「常盤のど飴」の自主回収を発表しました。

常盤薬品工業が販売しています第3類医薬品「南天のど飴」並びに「常盤のど飴」(置き薬事業専売品)につきまして、原薬製造工程において製造販売承認書に記載のない成分を使用していたことが確認されました。使用していた成分は食品素材であるデキストリン並びに食品添加物であるリン酸三カルシウムです。

商品出荷時の品質試験において規格に適合していることを確認しており、使用していた成分はアレルギーが発生する可能性も極めて低いと考えられることから、健康への影響はないと判断していますが、見過ごすことのできない事象と判断し、商品を自主回収するものです。

回収対象商品は、「南天のど飴」の<缶タイプ>7種類、<箱タイプ>4種類、<パウチタイプ>12種類、<2錠サンプル>4種類、「常盤のど飴」の<缶タイプ>2種類、<2錠サンプル>1種類、合計30種類です。

回収に当たっては、「南天のど飴」回収センターに連絡するよう呼びかけています。専用フリーダイヤルは0120-007-766、受付時間は月~日曜日(祝日含む)の午前9~午後5時、開設期間は220日までです。同期間以降の問い合わせは0120-875-710まで。

 

http://www.tokiwayakuhin.co.jp/

2016/01/23(土) 12:16

製薬協産業ビジョン2025を策定 日本製薬工業協会

日本製薬工業協会は、製薬協産業ビジョン2025「世界に届ける創薬イノベーション」を策定し、115日に発表しました。

日本製薬工業協会(製薬協)は、2025年に向け、研究開発志向型の製薬企業の団体として、製薬企業のあるべき姿とそれに向けた戦略の方向性を『製薬協産業ビジョン2025』として策定しました。

新薬開発の難度の高まり、研究開発費用の高騰、国際競争の激化に加え、社会保障費の歳出抑制強化により、事業リスクが増大している中、『製薬協産業ビジョン2025』は、研究開発志向型の製薬企業がその使命を果たすために、今後、どのような視点で何に取り組む必要があるのか等について取りまとめるととともに、全てのステークホルダーの方々にイノベーションの価値と重要性について、理解と協力を得ることを目的として策定したものです。

製薬協では、本ビジョンの実現に向けて具体的な活動を行っていきます。

 

ビジョンでは、「ビジョン策定の背景と目的」として、製薬産業の重要性、製薬産業をめぐる環境変化と直面する課題を示し、「研究開発型製薬企業への期待と責任を果たすためには、個別企業の主体的な取り組みに加えて、業界団体としても積極的に活動することが重要である。我々が目指す方向性を示し、創薬イノベーションの価値と重要性について全てのステークホルダーに認識していただくこと、我々が直面している問題や必要な改革への理解とその解決に向けて協力を得ることを目的として策定した」としています。

ビジョン1『先進創薬で次世代医療を牽引する~P41医療への貢献~』

  P4:個別化(Personalized)、予測的(Predictive)、予防的(Preventive)、参加型(Participatory

  +1:進歩的(Progressive

ビジョン2『世界80億人に革新的な医薬品を届ける』

ビジョン3『高付加価値産業として日本経済をリードする』

ビジョン4『健康先進国の実現を支援する~心おきなく健康で長生きできる社会に~』

ビジョン5『志高き信頼される産業となる』

 

http://www.jpma.or.jp/

2016/01/18(月) 15:51

平成28年度診療報酬改定で諮問 中医協総会

中央社会保険医療協議会の第322回総会が113日に開催され、厚生労働大臣より平成28年度診療報酬改定について諮問が行われました。

<診療報酬改定について>

平成28年度の診療報酬改定は、以下のとおりとする。

1. 診療報酬本体 +0.49%

各科改定率 医科 +0.56%

      歯科 +0.61%

      調剤 +0.17% 

2. 薬価等

    薬価  ▲1.22%

上記のほか、・市場拡大再算定による薬価の見直しにより、▲0.19%

           ・年間販売額が極めて大きい品目に対応する市場拡大再算定の特例の実施により、▲0.28%

    材料価格 ▲0.11%

 なお、上記のほか、新規収載された後発医薬品の価格の引下げ、長期収載品の特例的引下げの置き換え率の基準の見直し、いわゆる大型門前薬局等に対する評価の適正化、入院医療において食事として提供される経腸栄養用製品に係る入院時食事療養費等の適正化、医薬品の適正使用等の観点等からの1処方当たりの湿布薬の枚数制限、費用対効果の低下した歯科材料の適正化の措置を講ずる。

<平成28年度診療報酬改定の基本方針>

 改定に当たっての基本認識として、「地域包括ケアシステムと効果的・効率的で質の高い医療提供体制の構築」「経済成長や財政健全化との調和」を挙げ、改定の基本的視点と具体的方向性を示しています。

(1)    地域包括ケアシステムの推進と医療機能の分化・強化、連携に関する視点

(具体的方向性の例)

 ア 医療機能に応じた入院医療の評価

 イ チーム医療の推進、勤務環境の改善、業務効率化の取組等を通じた医療従事者の負担軽減・人材確保

 ウ 地域包括ケアシステム推進のための取組の強化

 エ 質の高い在宅医療・訪問看護の確保

 オ 医療保険制度改革法も踏まえた外来医療の機能分化

(2)    患者にとって安心・安全で納得できる効果的・効率的で質が高い医療を実現する視点

(具体的方向性の例)

 ア かかりつけ医の評価、かかりつけ歯科医の評価、かかりつけ薬剤師・薬局の評価

 イ 情報通信技術(ICT)を活用した医療連携や医療に関するデータの収集・利活用の推進

 ウ 質の高いリハビリテーションの評価等、患者の早期の機能回復の推進

(3)    重点的な対応が求められる医療分野を充実する視点

 (具体的方向性の例)

 ア 緩和ケアを含む質の高いがん医療の評価

 イ 「認知症施策推進総合戦略」を踏まえた認知症患者への適切な医療の評価

 ウ 地域移行・地域生活支援の充実を含めた質の高い精神医療の評価

 エ 難病法の施行を踏まえた難病患者への適切な医療の評価

 オ 小児医療、周産期医療の充実、高齢者の増加を踏まえた救急医療の充実

 カ 口腔疾患の重症化予防・口腔機能低下への対応、生活の質に配慮した歯科医療の推進

 キ かかりつけ薬剤師・薬局による薬学管理や在宅医療等への貢献度による評価・適正化

 ク 医薬品、医療機器、検査等におけるイノベーションや医療技術の適切な評価 等

(4)    効率化・適正化を通じて制度の持続可能性を高める視点

 (具体的方向性の例)

 ア 後発医薬品の使用促進・価格適正化、長期収載品の評価の仕組みの検討

 イ 退院支援等の取組による在宅復帰の推進

 ウ 残薬や重複投薬、不適切な多剤投薬・長期投薬を減らすための取組など医薬品の適正使用の推進

 エ 患者本位の医薬分業を実現するための調剤報酬の見直し

 オ 重症化予防の取組の推進

 カ 医薬品、医療機器、検査等の適正な評価

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000108957.html
2016/01/15(金) 18:07

27年度第2四半期のジェネリック医薬品シェア分析結果を発表 日本ジェネリック製薬協会

日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は、15日、平成27年度第2四半期(平成277~9)のジェネリック医薬品(GE医薬品)のシェア分析結果を発表しました。

2四半期の数量シェア(速報値)54.7%。四半期ごとの数量シェア分析結果(速報値)の推移をみると、平成27年度第1四半期は54.4%です。

因みに、平成26年度は第1四半期49.8%、第2四半期51.3%、第3四半期53.2%、第4四半期54.2%で、26年度通年は52.0%です。

数量は製販業者からの出荷数量で、四半期ごとのシェア数値は、GE薬協理事・監事会社等のデータ及び一部IMSのデータを基に推計した速報値です。年度の数値は、GE薬協全会員会社のデータ及び一部IMSのデータに基づく数値です。

なお、シェアは「GE医薬品のある先発医薬品の数量+GE医薬品の数量」における「GE医薬品の数量」の割合で計算しています。

 

http://www.jga.gr.jp/

2016/01/06(水) 12:05