小林製薬が母子家庭支援プロジェクト発足を発表
小林製薬は、このほど「青い鳥こども支援プロジェクト」(母子家庭支援)発足を発表しました。
小林製薬は、未来を担う子どもたちの支援として、NPO法人フードバンク山梨が実施している「フードバンクこども支援プロジェクト」に協賛し、新たに「青い鳥こども支援プロジェクト」として母子家庭を支援することとしました。
同社は、「人と社会に『快』を提供する」という企業理念のもと、「あったらいいなをカタチにする」ことを使命と考え、事業を行ってきました。また、社会的課題に対しても埋もれているニーズを掘り起こし、特に未来を担う子どもたちへの支援を東日本大震災以降継続的に実施してきました。
今日の日本において、子どもの6人に一人が見えない貧困に困窮していると言われていますが、暮らしの基盤となる「食べること」そのものを充分に満たせていない子どもたちが未だに数多く存在し、そうした状況を生み出す貧困の連鎖は今や社会的課題となっています。
同社は、次世代を担う全ての子どもたちが今日の暮らしを案ずることなく、未来に夢と希望を持ち、健やかに育つことを願って、NPO法人フードバンク山梨と協同でこの課題解決に取り組みます。
支援の概要は、NPO法人フードバンク山梨が実施している「フードバンクこども支援プロジェクト」に協賛し、年に1,000万円を運営費として寄付し、新たに「青い鳥こども支援プロジェクト」としてフードバンク山梨と協同で、全国から集まってきた食糧(お米、缶詰、カレー、お菓子、カップ麺、ジュース、粉ミルク等)総量10kgを、定期的な支援を希望される母子家庭に宅配分で送ります。特に給食がない長期休暇時には週1回の配布を行う予定です。(通常は2週間に1回)
なお、NPO法人フードバンク山梨は、2008年10月に設立され(2009年9月に法人格取得)、平成26年度は、施設・団体への食品提供回数は延878回、行政福祉課・社会福祉協議会などへの緊急支援食品提供回数は延350回に達しており、母子家庭100世帯を支援しています。支援企業はテレビ山梨他20社、食品提供企業は51社です。ホームページ:http://www.fbyama.com