こんにちは!薬剤師の吉村です!
朝晩が冷え込み秋の訪れを感じますね。️
洋服は半袖から長袖に、靴もサンダルから革靴•ブーツ等の暖かい物に変わってくる季節です!
そこで今回はブーツ等の密閉性の高い靴による蒸れ、そこから起こる「水虫」という病気についてお話ししていきたいと思います!
水虫は、カビの一種である白癬菌が、皮膚の角質層に寄生することによって起こる皮膚の病気です。白癬菌は高温多湿で好むため、9割以上が足に繁殖します。
水虫にかかると、「皮膚のひび割れ」「乾燥・かさつき」「皮膚のジュクジュク」「水疱」等の症状がみられます。
水虫はごく普通に存在する菌であり、通気性の悪い環境で性別・年齢関係なく発症します。また、感染した皮膚と接触することでも感染が広がります。水虫にかかった人の皮膚から角質(鱗屑)がはがれ落ち、そこに存在している白癬菌を素足で踏んだりして菌が付着することにより感染します。
今年はレザーブーツ等もトレンドになっているので、履く機会も増えてくるかと思います。革靴・ブーツ等は特に通気性が悪く指の間を湿りやすいです!
一日中履き続けた靴はたくさんの湿気を含み、菌が繁殖しやすい環境!たまに靴を脱ぐなどしてなるべく通気性をよくし、毎日同じ靴は履かないよう気を付けましょう!
また、汗なども白癬菌が繁殖しやすい環境!毎日綺麗にお風呂などで洗浄していれば感染は予防できます!特に足の指の間は洗い忘れが多い箇所なので、石鹸などで丁寧に洗ってください!ただ角質を傷つけてしまうと菌が入りやすくなってしまうので注意です
水虫は年齢•性別関係なく誰にでも起こりうる病気です。感染リスクを下げるためにも、日頃から感染予防を心がけつつ、お洒落を楽しみましょう️(^^)/