夏の終わり

薬剤師の片岡です。昨日帰宅してると蝉の声ではなく鈴虫の音…。そういえば、辺りがいつもより暗く、日の入りが早くなっていますね。今年はコロナの影響もあり、メリハリがない生活を送っているためか季節の変わり目が分かりにくい年になってしまっていますが、きちんと季節は巡っているようです。いつの間にか9月、あっという間に今年が終わってしまいそうです。

新型コロナウィルスが流行して、新しい生活様式が定着したためマスクの着用は当たり前のようになりました。そんなマスクの事について少し書きます。

>そもそもマスクは何のためにするの?

風邪の際、くしゃみや咳をするかと思います。その際に自分が持っているウィルスや菌を他の人に飛ばしてしまいます。それを防ぐことができます。またマスクは、ウィルスや菌を吸い込んでしまうリスクを減らしてくれます。ただし、マスクは100%菌やウィルスの吸入を防ぐことはできません。なぜなら顔とマスクには隙間があり、そこから入ってしまう可能性もあります。つまり、マスクをしていれば感染しないというわけではないが、ある程度感染を予防できるということです。

>マスクを正しく着用しよう。

① マスクの上下、表裏を確認しよう。まず上下ですが、鼻にあたる部分、針金のような鼻の形にフィットさせる部分がついているほうが上です。そして裏表です。これが少し難しいですが、ひだが下向きになっている方を外側にしてください。

② 耳紐を外側に、ひだを伸ばして広げます。

③ 顔にあて、鼻の形にフィットさせてから耳紐をかけましょう。

④ マスクを外す際は、耳紐部分を持ちマスク本体を触らないようにしましょう。できればマスクをビニール袋など何かに入れて捨てる方が望ましいです。

⑤ 最後に手をきれいに洗いましょう。手を洗った後、うがいをしましょう。

>マスクの間違った着け方

・あごマスク あごにマスクをかけている方がいますが、あごについたウィルスや菌がマスクの内側に付着してしまい、それは再度口に持っていくことになってしまいます。食事などの際は、一旦外すようにしましょう。

・鼻が出ている 鼻からウィルスや菌が入ってしまいます。せっかくのマスクが台無しです。しっかり鼻を覆いましょう。

・サイズが合ってない 顔とマスクの隙間からウィルスや菌が入ってしまいます。耳紐が緩んだり、ブカブカのマスクの装着は控え、自分の顔にフィットするマスクを着用しましょう。

これから冬にかけて、コロナウィルスだけでなく、インフルエンザも流行します。しっかり予防して、健康に注意して過ごしてください。

 

先日実家でスイカ割りしました。意外と難しい!

⇓次男の一打! これ割れてません(笑)