matsuda's blog

2021年10月

令和3年度4~5月の調剤医療費の動向を公表 厚生労働省

厚生労働省は、930日、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向として令和3年度4~5月分を公表しました。

4月の概要

(1)   令和34月の調剤医療費(電算処理分)6,588億円(伸び率:対前年度同期比+0.5%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は9,554(伸び率▲10.9%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が1,753億円(伸び率+14.1%)、薬剤料が4,822億円(伸び率▲3.7%)で、薬剤料のうち、後発医薬品が976億円(伸び率+6.1%)であった。

(2)   薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料5,581(伸び率▲15.8%)を、処方箋1枚当たり薬剤種類数、投薬日数、1種類1日当たり薬剤料の3要素に分解すると、各々2.78種類(伸び率▲3.9%)28.1(伸び率▲5.2%)71(伸び率▲7.6%)であった。

(3)   内服薬の薬剤料3,849億円(伸び幅:対前年度同期差▲203億円)を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは「その他の代謝性医薬品」の682億円(伸び幅▲2億円)で、伸び幅が最も高かったのは「腫瘍用薬」の+25億円(総額430億円)であった。

(4)   処方箋1枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では9,554(伸び率▲10.9%)で、最も高かったのは高知県11,461(伸び率▲7.9%)、最も低かったのは佐賀県7,942(伸び率▲7.9%)であった。また、伸び率が最も高かったのは鹿児島県(伸び率▲3.6%)、最も低かったのは東京都(伸び率▲16.2%)であった。

後発医薬品の使用状況については、後発医薬品割合は数量ベース(新指標)82.4%(伸び幅+1.7%)、薬剤料ベースが20.2%(伸び幅+1.9%)、後発品調剤率が78.0%(伸び幅+1.7%)であった。なお、数量ベース(旧指標)では59.4%(伸び幅+3.8%)であった。数量ベース(新指標)は、「後発医薬品の数量」/「後発医薬品のある先発医薬品の数量」+「後発医薬品の数量」で算出。

後発医薬品の都道府県別状況をみると、処方箋1枚当たり後発医薬品薬剤料は全国1,415円で、最高が北海道1,823円、最低が佐賀県1,163円、処方箋1枚当たり後発医薬品薬剤料の伸び率は全国▲6.0%で、最高が徳島県+2.6%、最低が東京都▲12.5%、新指標による後発医薬品割合(数量ベース)は全国82.4%で、最高が沖縄県89.9%、最低が東京都78.7%、後発医薬品割合(薬剤料ベース)は全国20.2%で、最高が鹿児島県23.8%、最低が京都府17.3%、後発医薬品調剤率は全国78.0%で、最高が沖縄県84.2%、最低が東京都73.0%、旧指標による後発医薬品割合(数量ベース)は全国59.4%で、最高が沖縄県67.1%、最低が東京都55.2 %となっている。

5月の概要

(1)   令和35月の調剤医療費(電算処理分)5,877億円(伸び率:対前年度同期比+5.5%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は9,386(伸び率▲6.8%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が1,581億円(伸び率+15.8%)、薬剤料が4,285億円(伸び率+2.1%)で、薬剤料のうち、後発医薬品が859億円(伸び率+11.1%)であった。

(2)   薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料5,465(伸び率▲10.4%)を、処方箋1枚当たり薬剤種類数、投薬日数、1種類1日当たり薬剤料の3要素に分解すると、各々2.76種類(伸び率▲0.2%)27.5(伸び率▲3.7%)72(伸び率▲6.8%)であった。

(3)   内服薬の薬剤料3,422億円(伸び幅:対前年度同期差+46億円)を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは「その他の代謝性医薬品」613億円(伸び幅+46億円)で、伸び幅が最も高かったのは「その他の代謝性医薬品」の+46億円(総額613億円)であった。

(4)   処方箋1枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では9,386(伸び率▲6.8%)で、最も高かったのは高知県11,287(伸び率▲6.1%)、最も低かったのは佐賀県7,900(伸び率▲4.1%)であった。また、伸び率が最も高かったのは長崎県(伸び率▲2.4%)、最も低かったのは千葉県(伸び率▲8.9%)であった。

後発医薬品の使用状況については、後発医薬品割合は数量ベース(新指標)82.4%(伸び幅+1.7%)、薬剤料ベースが20.0%(伸び幅+1.6%)、後発品調剤率が77.8%(伸び幅+2.7%)であった。なお、数量ベース(旧指標)では59.3%(伸び幅+3.8%)であった。数量ベース(新指標)は、「後発医薬品の数量」/「後発医薬品のある先発医薬品の数量」+「後発医薬品の数量」で算出。

後発医薬品の都道府県別状況をみると、処方箋1枚当たり後発医薬品薬剤料は全国1,372円で、最高が北海道1,785円、最低が佐賀県1,151円、処方箋1枚当たり後発医薬品薬剤料の伸び率は全国▲1.8%で、最高が秋田県+3.7%、最低が東京都▲5.1%、新指標による後発医薬品割合(数量ベース)は全国82.4%で、最高が沖縄県89.7%、最低が徳島県78.7%、後発医薬品割合(薬剤料ベース)は全国20.0%で、最高が鹿児島県23.7%、最低が京都府17.0%、後発医薬品調剤率は全国77.8%で、最高が沖縄県83.2%、最低が東京都73.0%、旧指標による後発医薬品割合(数量ベース)は全国59.3%で、最高が沖縄県66.8%、最低が東京都55.2 %となっている。

 

https://www.mhlw.go.jp/topics/medias/c-med/2021/04-05/

2021/10/05(火) 10:29