厚生労働省は、3月16日、医師国家試験及び歯科医師国家試験の合格を発表しました。
◇第114回医師国家試験(2月8日、9日に実施)
出願者数:全体10,462人、新卒者9,317人
受験者数:全体10,140人、新卒者9,044人
合格者数:全体9,341人、新卒者8,583人
合格率:全体92.1%、新卒者94.9%
合格基準は、
(1) 必修問題は、一般問題を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、
総得点が158点以上/197点
(2) 必修問題を除いた一般問題及び臨床実地問題については、各々1問1点とし、
総得点が217点以上/299点
(3) 禁忌肢問題選択数は3問以下
◇第113回歯科医師国家試験(2月1日、2日に実施)
出願者数:全体3,798人、新卒者2,540人
受験者数:全体3,211人、新卒者1,995人
合格者数:全体2,107人、新卒者1,583人
合格率:全体65.6%、新卒者79.3%
合格基準は、一般問題(必修問題を含む)を1問1点、臨床実地問題を1問3点とし、
(1)領域A(総論)65点以上/98点
(2)領域B (各論Ⅰ~Ⅱ)122点以上/167点
(3)領域C (各論Ⅲ~Ⅴ)138点以上/210点
(4) 必修問題 64点以上/79点
但し、必修問題の一部を採点から除外された受験者にあっては、必修問題の得点について総点数の80%以上とする。
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2020/siken01/about.html
https://www.mhlw.go.jp/general/sikaku/successlist/2020/siken02/about.html
2020/03/16(月) 14:15
日本ジェネリック製薬協会(GE薬協)は、3月11日、「家庭学習サポートページ」の設置を発表しました。ジェネリック医薬品に関する教材ハローキティ版「知っ得!ジェネリック」冊子&クイズの無料提供を開始します。
現在、政府による新型コロナウイルス感染症への対応に伴い、多くの学校において休校する状況になっていますが、このような状況を受け、同協会としては、休校中の子供を抱える保護者及び在宅学習を行う子供を全力でサポートしていきます。
このコンテンツは、社会保障制度との関係性の説明をはじめ、"安い以外にも"ジェネリック医薬品に関する様々な情報を解説していきます。最後には、理解度を確認できるよう、冊子で学んだ内容に関する「簡単なクイズ」も用意しています。
<掲載コンテンツ>
・ハローキティ版「知っ得!ジェネリック冊子」
・上記冊子に関わるクイズ3問
https://www.jga.gr.jp/
2020/03/12(木) 14:29
厚生労働省は、2月28日、最近の調剤医療費(電算処理分)の動向として令和元年度9月分を公表しました。
(1)
令和元年9月の調剤医療費(電算処理分)は6,158億円(伸び率:対前年度同期比+8.7%)で、処方箋1枚当たり調剤医療費は9,177円(伸び率+3.2%)であった。調剤医療費の内訳は、技術料が1,567億円(伸び率+6.5%)、薬剤料が4,580億円(伸び率+9.5%)で、薬剤料のうち、後発医薬品が906億円(伸び率+16.9%)であった。
(2)
薬剤料の多くを占める内服薬の処方箋1枚当たり薬剤料5,529円(伸び率+3.7%)を、処方箋1枚当たり薬剤種類数、投薬日数、1種類1日当たり薬剤料の3要素に分解すると、各々2.76種類(伸び率▲1.6%)、25.0日(伸び率+2.6%)、80円(伸び率+2.7%)であった。
(3)
薬剤料の多くを占める内服薬3,711億円(伸び幅:対前年度同期差+312億円)を薬効大分類別にみると、総額が最も高かったのは「循環器官用薬」の681億円(伸び幅+41億円)で、伸び幅が最も高かったのは「腫瘍用薬」の+74億円(総額343億円)であった。
(4)
処方箋1枚当たり調剤医療費を都道府県別にみると、全国では9,177円(伸び率+3.2%)で、最も高かったのは北海道10,861円(伸び率+2.3%)、最も低かったのは佐賀県7,722円(伸び率+2.8%)であった。また、伸び率が最も高かったのは富山県(伸び率+5.4%)、最も低かったのは山梨県(伸び率+0.5%)であった。
後発医薬品の使用状況については、後発医薬品割合は数量ベース(新指標)が78.7%(伸び幅+3.4%)、薬剤料ベースが19.8%(伸び幅+1.2%)、後発品調剤率が74.8%(伸び幅+2.2%)であった。なお、数量ベース(旧指標)では54.9%(伸び幅+2.6%)であった。数量ベース(新指標)は、「後発医薬品の数量」/「後発医薬品のある先発医薬品の数量」+「後発医薬品の数量」で算出。
後発医薬品の都道府県別状況をみると、処方箋1枚当たり後発医薬品薬剤料は全国1,351円で、最高が北海道1,766円、最低が佐賀県1,137円、処方箋1枚当たり後発医薬品薬剤料の伸び率は全国+11.0%で、最高が高知県+14.7%、最低が沖縄県+6.8%、新指標による後発医薬品割合(数量ベース)は全国78.7%で、最高が沖縄県87.6%、最低が徳島県71.9%、後発医薬品割合(薬剤料ベース)は全国19.8%で、最高が鹿児島県23.4%、最低が京都府17.3%、後発医薬品調剤率は全国74.8%で、最高が沖縄県82.9%、最低が東京都69.8%、旧指標による後発医薬品割合(数量ベース)は全国54.9%で、最高が沖縄県63.8%、最低が徳島県50.5 %となっている。
2020/03/04(水) 11:56