認定薬剤師

おはようございます。薬剤師の片岡です。

すっかり秋。オレンジ色の朝の木漏れ日は青白く代わり、寒さと暗さでどんどん布団が恋しくなっていきますね。どうやら息子達はスポーツの秋になりそうで、ブレイブボードと言われるスケートボードにはまっています。週末はあいにくの雨であまりできませんでしたが、1ヶ月ぐらいは天気さえよければ外で滑っていそうです。また時間があれば写真アップします。

さて、今回は『認定薬剤師』です。皆さんは【かかりつけ薬剤師】はご存知でしょうか?少しずつ定着してきた言葉?ですが、その【かかりつけ薬剤師】になる要件の一つにこの『認定薬剤師』であることとされています。

認定薬剤師とは、研修認定薬剤師制度のもと、倫理、基礎薬学、医療薬学、衛生薬学及び薬事関連法規・制度など、良質の薬剤師業務を遂行するために、自己研鑽した成果について、一定期間内(新規4年以内、更新3年毎)に所定の単位を取得したと申請した後、認定された薬剤師です。                        日本薬剤師研修センターHPより抜粋

要は常に医療従事者として勉強し続けて、薬剤師としての専門性を失わないように自己研鑽した薬剤師ということです。日本病院薬剤師会や日本薬剤師会などの登録された団体の研修会に参加すると、1時間30分で1単位の研修シールがもらえます。他にもインターネットや、自己学習などで取得することもできます。それを初回の申請では4年以内に40単位(各年5単位以上)、更新するには3年毎に30単位以上(各年5単位以上)の取得する必要があります。

研修は、平日の夜や土日の昼間などにあるので平日は仕事が長引けばいけないし、土日は予定が合わなければ行けないこともあるので意外と大変です。それに休みに研修会に出るので、ゆっくりしたいという甘えにも打ち勝たなくてはいけません。しかし、いざ研修会に出席してみると知らない情報を得たり、他の薬局の薬剤師さんの話なども聞けるので刺激をもらえたりして為になります。

そんな『認定薬剤師』が、【かかりつけ薬剤師】の必須条件です。薬のことは薬の専門科に。もちろん健康の相談も聞いてくれます。ぜひ相談してみてください。