取り組み始まる

おはようございます。薬剤師の片岡です。いつの間にか涼しくなりましたね。夜の散歩をしていると五月蝿かった蝉の鳴き声は、鈴虫の音色に代わり。休日は1日中つけていたエアコンも、暑い日中だけの使用になりました。この時期は昼夜の気温差が激しく、体調を崩す方が増えます。寝るときの服装など、真夏気分で寝床に入らないように注意してください。

さて、医療費削減に向けて高知県で取り組みが始まりました。一部の地域でもう通知が届いているかもしれませんが、『お薬情報のお知らせ』が自宅に届くそうです。2箇所以上の医療機関から、14日以上の内服薬が6種類以上、処方されている薬で同じ効果の薬がダブって出ている患者さんや、たくさんの薬を飲んでいるため飲み合わせの確認をしたほうがいい患者さんが対象になるそうです。

実際に薬局には「お薬手帳」を活用して同じ薬がダブることや、相互作用のチェックをするわけですが、患者さんの中には手帳を病院毎に作って利用していたり、手帳を作っていなかったりする方もいらっしゃるので私達薬剤師が知らないうちに必要のない薬を飲んでいる場合もあります。ぜひ通知が届いた方は、薬局のほうへ『お薬情報のお知らせ』を持参してください。後は、病院に連絡をしてこちらで調節させていただきます。

また、あわせてジェネリック差額通知書が届いている方もいると思います。ジェネリック変更についての相談もいつでもお待ちしています。