令和元年度の病院に対する立入検査結果を公表 厚生労働省
厚生労働省は、8月18日、医療法第25条に基づく令和元年度の病院に対する立入検査結果を公表しました。
医療法第25条の規定に基づく立入検査は、病院等が医療法及び関係法令に規定された人員及び構造設備等を有し、かつ、適正な管理を行っているかについて検査を行うことにより、病院等を良質かつ、適正な医療を行う場にふさわしいものとすることを目的として実施するものです。
立入検査は、令和元年度に都道府県・保健所を設置する市・特別区(東京都23区)が実施。令和元年度の検査実施施設は7,749施設(平成30年度は7,803施設)です。検査項目は、医療従事者数の充足状況(充足率)、安全管理体制の確保状況、院内感染対策の実施状況、診療録等の管理状況などです。
立入検査のポイントは、
〇立入検査の実施率:8,242病院中7,749病院に実施され、実施率は94.0%(平成30年度は8,321病院中7,803病院に実施し、実施率93.8%)
〇医療法に基づく標準数に対する医療従事者数
・医師数の適合率は97.3%(平成30年度97.0%)
・看護師・准看護師数の適合率は99.3%(平成30年度99.0%)
・薬剤師数の適合率は97.1%(平成30年度96.7%)
適合率の数をみると、医師数は平成27年度95.9%、28年度96.4%、29年度96.4%、30年度97.0%、令和元年度97.3%、看護師・准看護師数は平成27年度99.3%、28年度99.4%、29年度99.2%、30年度99.0%、令和元年度99.3%、薬剤師数は平成27年度96.3%、28年度96.6%、29年度96.5%、30年度96.7%、令和元年度97.1%となっています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000118775_00009.html
2022/08/19(金) 09:56