Yahoo!JAPANと連携し情報提供の取り組みを開始 くすりの適正使用協議会
一般社団法人くすりの適正使用協議会(RAD-AR)は3月8日、Yahoo!JAPANと連携し、Yahoo!検索で医療用医薬品に関する信頼性の高い情報をわかりやすく提出する取り組みの開始を発表しました。"(医療用医薬品名称)"と検索すると、検索結果上部に薬の効果や用法・用量、副作用などの情報を掲出するものです。
ユーザーは、「Yahoo!検索」で"(医療用医薬品名称)"と検索することで、協議会が提供する「くすりのしおり」に掲載されている、薬の効果や用法・用量、副作用や保管方法などの信頼性の高い情報を簡単に確認できます。
「くすりのしおり」は協議会が提供する、医療用医薬品情報をわかりやすい表現で記載したサービスで、製薬企業が直接作成および更新をしており、信頼性の高い情報をわかりやすく説明していることが特徴です。(https://www.rad-ar.or.jp/siori/)
医療用医薬品は、医師や薬剤師からの説明がるほか、薬局から提供される薬剤情報提供文書にも説明が記載されていますが、協議会が「医療用医薬品の調べ方」について実施した調査によると、医療用医薬品の情報入手方法として、半数以上(57.5%)が「インターネットで調べる」と最も多い結果になり、多くのユーザーがインターネットで検索していることが窺えます。また、独立行政法人医薬品医療機器総合機構が行っているくすり相談の内容別相談件数によると、医薬品の相談内容として最も多かったのが「安全性」(39.5%)、次いで「効能効果」(17.4%)、「用法用量」(7.4%)でした。
このような背景から、Yahoo!JAPAN及び協議会は、ユーザーによりわかりやすく、信頼できる情報を提供すべく連携を開始したものです。
これにより、「自分がもらった薬についてもっと知りたい」「高齢の家族が服用している」医薬品の副作用について調べたい」などといった際に、医療用医薬品の名称を検索するだけでこのような疑問を解決できます。
https://www.rad-ar.or.jp/information/pdf/nr21-220308.pdf