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全品目適合 令和元年度「後発医薬品品質確保対策事業」検査結果報告書を公表 厚生労働省

厚生労働省は、1019日、令和元年度「後発医薬品品質確保対策事業」検査結果報告書を公表しました。

厚生労働省は、安心して後発医薬品を使用できるよう、平成19年に「後発医薬品の安心使用促進アクションプログラム」を、更に平成25年に「後発医薬品のさらなる使用促進のためのロードマップ」を策定しました。

これらに基づく取り組みの1つとして、平成20年度から「後発医薬品品質確保対策事業」を実施していますが、令和元年度の結果がまとまったため公表したものです。

事業は、都道府県等の協力のもと、市場流通している後発医薬品を入手し、品質検査を実施し、後発医薬品の品質を確認するものです。

今回は、令和元年7~令和23月に、834品目49有効成分(参照品目としての先発医薬品137品目41有効成分を含む)を検査しました。検査は国立医薬品食品衛生研究所、国立感染症研究所、42都道府県、関係業界団体の協力を得て、溶出試験(611品目35有効成分)、定量・力価試験(221品目16有効成分)、生物活性試験(2品目1有効成分)を実施、結果は全品目適合(834品目49有効成分)でした。

 

2020/10/20(火) 14:48