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平成30年(2018年)薬剤師は311,289人 厚生労働省が医師数・歯科医師・薬剤師統計の概況を公表 

厚生労働省は、1219日、平平成30年(2018年)医師・歯科医師・薬剤師統計の概況を公表しました。薬剤師数は下記の通りです。

<薬剤師>

平成301231日現在における全国の届出薬剤師数は311,289人で、男120,545人(総数の38.7%)、女190,744人(同61.3%)となっている。

平成30年届出薬剤師数を前回(平成28年)と比べると、9,966人、3.3%増加している。また、人口10万対薬剤師数は246.2人で、前回に比べ8.8人増加している。

(1)    施設・業務の種別にみた薬剤師数

主に従事している施設・業務の種別をみると、「薬局の従事者」は180,415人(総数の58.0%)で、前回に比べ8,273人、4.8%増加している。「医療施設の従事者」は59,956人(同19.3%)で、1,912人、3.3%増加している。そのうち、「病院の従事者」は54,150人(同17.4%)、「診療所の受持者」は5,806人(同1.9%)となっている。「大学の従事者」は5,263人で、前回に比べ217人増加し、「医薬品関係企業の従事者」は41,303人で721人減少し、「衛生行政機関又は保健衛生施設の従事者」は6,661人で152人減少している。

年齢階級別にみると、「30~39歳」が79,076人(25.4%)と最も多く、次いで「40~49歳」72,763人(23.4%)となっている。

施設の種別に年齢階級をみると、薬局、病院及び衛生行政機関又は保健衛生施設では「30~39歳」、診療所、介護保険施設では「60~69歳」、大学では「40~49歳」、医薬品関係企業では「50~59歳」が最も多い。

平均年齢をみると、薬局では46.7歳、病院41.0歳、診療所57.6歳、介護保険施設59.2歳、大学46.9歳、医薬品関係企業47.7歳、衛生行政機関又は保健衛生施設42.0歳となっている。

(2)    薬局・医療施設に従事する薬剤師数

1)施設の種別にみた薬剤師数

薬局・医療施設(病院・診療所)に従事する薬剤師を施設の種別にみると、薬局が180,415人、医療施設が59,956人となっており、これを年次推移でみると、薬局は大幅に増回しており、医療施設は増加傾向が続いている。

2)性・年齢別にみた薬剤師数

薬局・医療施設に従事する薬剤師を性別にみると、男が82,655人で、前回に比べ4,223人(5.4%)増加し、女は157,716人で、5962人(3.9%)増加している。

年齢階級別にみると、「30~39歳」が62,235人(25.9%)と最も多く、次いで「40~49歳」56,630人(23.6%)となっている。これを性別にみると、男は「30~39歳」(30.0%)が最も多く、女は「40~49歳」(24.8%)が最も多い。

3)都道府県(従業地)別にみた人口10万対薬剤師数

薬局・医療施設に従事する人口10万対薬剤師数は190.1人で、前回(181.3人)に比べ8.8人増加している。

これを都道府県(従業地)別にみると、徳島県が233.8人と最も多く、次いで東京都226.3人、兵庫県223.2人となっており、沖縄県が139.4人と最も少なく、次いで福井県152.2人、青森県153.0人となっている。

 

https://www.mhlw.go.jp/toukei/saikin/hw/ishi/18/index.html

2019/12/20(金) 12:43