matsuda's blog

社会体験無料アプリに出店 ファイザーが医療用医薬品企業初

ファイザーは、1128日、社会体験無料アプリ「ごっこランド」に「おくすりをとどけよう!」を出店したことを発表しました。医療用医薬品企業として初の出店です。

ファミリー向けデジタルコンテンツ事業を行うキッズスターが提供する、親子で遊んで学べる社会体験アプリ「ごっこランド」に、医療用医薬品の研究開発、製造、販売の仕事を体験できる新規パビリオン「おくすりをとどけよう!」を出店したものです。

ファイザーでは「患者さんの生活を大きく変えるブレークスルーを生み出す」の企業目的のもと、革新的な医薬品やワクチンの研究開発とともに製造および販売を通じて患者さんに貢献するための取り組みを進めています。医薬品等の候補となる物質が発見されてから数々の試験を経て患者さんに届くまでには様々なプロセスをたどり長い年月がかかりますが、社員の一人ひとりは、医薬品の提供を通じて患者さんに貢献したいと思い、日々仕事をしています。

今回の出店を通じて、医薬品が研究開発される工程や、安全かつ安心してもらえる医薬品の製造について体験してもらうことで、お子さんが薬やサイエンスに興味を持ってもらい、同社を身近な存在として認識してもらうことを願っています。

「おくすりをとどけよう!」のパビリオンでは、①"薬のタネ"を見つけよう!②薬を試してみよう!③薬を作ってみよう!という3つのコンテンツとともに、医薬情報担当者(MR)からの情報提供を経て、医薬品における開発から患者さんに届くまでのプロセスを、お子さんたちが楽しく学べる内容です。

    "薬のタネ"を見つけよう!:病気の元とその病気にあった"薬のタネ"をパズルで表しています。ピッタリ合うピースを見つけると「"薬のタネ"の発見」です。ここでは医薬品開発の難しさも合わせ示しています。

    薬を試してみよう!:カプセルのキャラクターを迷路の中で、指で動かしてチェックポイントを通過させることで、薬が体内をめぐり病気の元に作用するというメカニズムについて学びます。薬の効果や安全性を確認するための試験は長い年月がかかることを、迷路に例えて表現しました。

    薬を作ってみよう!:薬の製造、品質チェック、包装を体験します。不良品は取り除いて、良品にはマークを付けるという遊びをスコア化して遊ぶことで、医薬品の品質保証や製造工程について学びます。

なお、「ごっこランド」は想定対象年齢を29歳とした、無料で遊べる知育アプリで、20196月末現在300万ダウンロード。iPhone/iPad子供向け・教育、GooglePlay子供向けの無料アプリで1位を獲得しています。

2019/11/29(金) 16:51