2月にMindsフォーラム2020「診療ガイドラインが開く医療を未来」開催 日本医療機能評価機構
公益財団法人日本医療機能評価機構は、11月11日、Mindsフォーラム2020「診療ガイドラインが開く医療を未来~患者さんと医療者の意思決定を支えるために~」開催を発表しました。2020年2月8日13:00~16:30に東京国際フォーラム ホールDSで開催されます。定員は200名で参加費は無料です。
日本では、1990年代後半から診療ガイドラインの作成が始まり、関係団体の尽力によって数多くのガイドラインが発行されてきました。
Mindsは、厚生労働省の委託を受けて、日本医療機能評価機構が運営するEBM(根拠に基づく医療)普及推進事業で、厚生労働科学研究費補助金を受けて平成14年度から準備を開始し、平成16年5月から一般公開を開始。平成23年度からは、厚生労働省委託事業「EBM普及推進事業」として継続しています。
診療ガイドラインは患者アウトカムの向上を目的に作成されますので、医療現場で活用されなければ本来の目的が達成されません。
今年のMindsフォーラムでは、「診療ガイドラインの様々な立場・職種における普及活用」をテーマとして、病院やクリニック、看護や患者・市民という様々な立場から診療ガイドラインの活用について講演が行われます。
〇Mindsの活動について:日本医療機能評価機構EBM医療情報部部長奥村晃子
〇基調講演・私たちが「診療ガイドライン」を通して目指すもの:京都大学大学院医学研究科社会健康医学系専攻健康情報学分野教授・EBM医療情報事業運営委員会委員長中山健夫
〇講演1(病院における活用)・がん患者さんのライフを支える診療ガイドライン:順天堂大学医学部乳腺腫瘍学講座教授齊藤光江
〇講演2(クリニックにおける活用)・Fantastic Guideline~素敵な診療ガイドラインを患者さんと共に~:宮川内科小児科医院院長・神奈川県医師会副会長宮川政昭
〇講演3(看護における活用)・看護における診療ガイドラインの活用:佛教大学保健医療技術学部看護学科老年看護学教授松岡千代
〇講演4(患者・市民の立場から)・診療ガイドラインにおけるPPI(患者・市民参画):一般社団法人グループ・ネクサス・ジャパン理事長、一般社団法人全国がん患者団体連合会理事長天野慎介
〇パネルディスカッション:座長日本医療機能評価機構執行理事福岡敏雄