上手な医療のかかり方アワード初開催 厚生労働省
厚生労働省は、11月1日、「上手な医療のかかり方アワード」初開催を発表しました。
厚生労働省では、平成30年度に「上手な医療のかかり方を広めるための懇談会」を開催し、議論の取りまとめとともに「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクト宣言が行われましたが、これを踏まえ、「上手な医療のかかり方」の啓発や、医師をはじめとする医療従事者の負担軽減、若年層に対する医療受診の教育などに関して優れた取り組みを表彰する「上手な医療のかかり方アワード」を開催するものです。
同アワードを通じて、その理念や取り組み内容などを広く発信し、国民の「上手な医療のかかり方」に関する理解を深め、取り組み主体の意識向上を目的とします。
また、アワード開催に合わせて「上手な医療のかかり方」に関する総合ページkakarikata.jpを開設しました。アワードの応募についても、当該ホームページ内で募集を行っています。
本表彰制度は、保険者・医療機関・企業・関連団体・自治体等において、「いのちをまもり、医療をまもる」国民プロジェクトで掲げる5つの方策((1)患者・家族の不安を解消する取組を最優先で実施すること、(2)医療の現場が危機である現状を国民に広く共有すること、(3)緊急時の相談電話やサイトを導入・周知・活用すること、(4)信頼できる医療情報を見やすくまとめて提供すること、(5)チーム医療を徹底し、患者・家族の相談体制を確立すること)を中心に、医療のかかり方の改善に資する優れた取り組みの奨励・普及を図ることを目的としたものです。
募集部門は、
(1)保険者:市町村国保、国保組合、協会けんぽ、組合健保、共済組合、後期高齢者医療制度
(2)医療関係者:病院、診療所、医師会・病院団体等の関連団体
(3)企業:一般企業
(4)民間団体:市民団体等
(5)自治体:都道府県、市町村
(6)チラシ部門特別賞:(1)~(5)共通で募集テーマに合致したPRチラシのうち特に秀でたものを表彰
表彰の対象は厚生労働大臣賞:最優秀賞1件、厚生労働省医政局長賞:各部門2件以内。
実施期間は11月1日~12月20日で、表彰式は来年2月~3月頃の予定です。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_07644.html