OTC医薬品の適正販売及び適正使用で啓発 日本OTC医薬品協会
日本OTC医薬品協会は、10月2日、OTC医薬品の販売者・利用者に対して「適正販売及び適正使用のお願い」を発表しました。店頭掲示用の注意喚起ポスターもホームページからダウンロードできます。
最近、OTC医薬品の不適正使用による健康被害が報告されています。医薬品には、健康被害を避けて有効に使用していただくために用法・用量などの使用方法が定められており、用法・用量を超えて服用すると、重大な健康被害につながる恐れがあります。
また、法令で「濫用等の恐れのある医薬品」の販売についは、原則として、1人1包装(1箱、1瓶等)であり、以下のことを確認することが定められています。
・1包装を超えて購入しようとする場合はその理由
・若年者(高校生、中学生等)については、身分証等により、氏名及び年齢
・他の販売店においての当該医薬品の購入履歴
一方、利用者に対しては、「使用の際、使用方法等が記載された『添付文書』をよくお読みいただき、用法・用量を厳守するよう、また、店頭での確認依頼へのご理解・ご協力」を要請しています。
【濫用等の恐れのある医薬品(次の成分を含有する製剤)】
1. エフェドリン
2. コデイン(鎮咳去痰薬に限る)
3. ジヒドロコデイン(鎮咳去痰薬に限る)
4. ブロムワレリル尿素
5. ブソイドエフェドリン
6. メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち、内容液剤に限る)
http://www.jsmi.jp/news/2019/1002.html
2019/10/03(木) 15:23