「薬剤師のお仕事体験学習」を開催 富山県
富山県は、7月22日、「薬剤師のお仕事体験学習」の開催を発表しました。
これは、中学生及び高校生が、薬剤師をはじめとする医薬品に関わる仕事に対する理解を深め、進路選択の参考とすることを目的に、調剤薬局・病院・富山県薬事総合研究開発センターでの「薬剤師のお仕事体験学習」を開催するものです。主催は富山県と富山県薬剤師会です。
実施期間は7月25日~8月9日の間の10日間で、内容は次の通りです。
(1)
調剤薬局体験コース(中学生対象、県内28調剤薬局で実施)
・薬剤師の役割、調剤薬局での業務に関する説明
・模擬調剤(錠剤、散剤、軟膏、シロップ剤の調整等)
(2)
病院内薬局体験コース(高校生対象、県内8公的病院で実施)
・病院薬剤師の業務に関する説明
・模擬調剤、薬剤鑑別、病棟見学等
(3)
製薬体験コース(中学生及び高校生対象、富山県薬事総合研究開発センターで実施)
①
製剤実習:顆粒剤及び錠剤を作製し、評価の試験を実施
②
分析実習:胃腸薬または富山のくすりの成分の分析
なお、参加者は県内の中学校または高等学校に在籍する生徒165名(中学生104名、高校生61名)で、コース別参加者数は、中学生が調剤薬局体験コース64名。製薬体験コース40名、高校生が病院内薬局体験コース55名、製薬体験コース6名です。
2019/07/26(金) 15:18