コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱に関するWHOの緊急事態宣言 厚労省が公表
厚生労働省は、7月18日、コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱に関する世界保健機関(WHO)の緊急事態宣言を公表しました。
コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態(PHEIC:Public Health
Emergency of International Concern)に該当する旨を言宣言したものです。
PHEICとは、WHOが定める国際保健規則(IHR)における、(1)疾病の国際的拡大により、他国に公衆の保健上の危険をもたらすと認められる事態、(2)緊急に国際的対策の調整が必要な事態で、これまでにPHEICが宣言された事例は、①2009年4月:豚インフルエンザ(H1N1)(新型インフルエンザ)、②2014年5月:野生型ポリオウイルスの国際的な拡大、③2014年8月:エボラ出血熱の西アフリカでの感染拡大、④2016年2月:ジカ熱の国際的拡大です。
コンゴ民主共和国におけるエボラ出血熱の発生状況は、2018年8月1日にコンゴ民主共和国北東部の北キブ州での発生以降、2019年7月14日までに確定例2,407例を含む2,501例が報告され、うち1,668名が死亡。2019年6月11日にはウガンダ共和国での発生が確認。2019年7月14日北キブ州都ゴマでの発生が確認されています。
https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_05795.html
2019/07/18(木) 17:19