糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定を公表 厚生労働省
厚生労働省は、4月25日、糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について公表しました。
人工透析新規導入患者の約4割は糖尿病性腎症と言われています。そこで、厚生労働省では、保険者における糖尿病性腎症重症化予防の取組を充実することを通じて被保険者の健康の保持・増進を図り、医療費適正化につなげていくため、「糖尿病性腎症重症化予防プログラム」を改定しました。
本プログラムは、糖尿病性腎症重症化予防の横展開を目指すとともに取組の質を確保するために平成28年4月に策定したものであり、対象者の抽出、関係者との連携や評価等、PDCAサイクルに沿って事業を進めるための基本的事項をまとめたものです。
今般、関係者の連携や取組の内容等実施上の課題に対応し更なる推進を目指すため、市町村等の実践事例を踏まえ改定を行ったものです。
<改定のポイント>
1. 重症化予防に取り組む際の留意点を具体化
2. 庁内連携体制の整備、二次医療圏等レベルでの連携体制づくり
3. 事業評価・改善の視点を強化
https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000121935_00001.html
2019/04/26(金) 10:54