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30年度医師の臨床研修マッチング結果を公表 厚生労働省

厚生労働省は、1018日、平成30年度の医師臨床研修マッチング結果を公表しました。

医師臨床研修マッチング協議会が実施した平成30年度(平成31年度研修開始)の医師臨床研修マッチングにより、臨床研修を受けようとする者(医学生等)と臨床研修を行う病院の組み合わせが決定し、医師臨床研修マッチング協議会より情報提供があったため公表したものです。

医師臨床研修マッチングは、平成16年度に医師の臨床研修が義務化されたことに合わせ導入され、臨床研修を受けようとする者(医学生等)と臨床研修を行う病院の研修プログラムを、お互いの希望を踏まえて、一定の規則(アルゴリズム)に従って、コンピュータにより組み合わせを決定するシステムで、臨床研修を行う病院等の団体で構成された医師臨床研修マッチング協議会により行われています。

平成30年度の医師臨床研修マッチングでは、マッチングの募集定員は11,253人(昨年度11,014人)で、希望順位登録者数9,816人(昨年度9,726人)、内定者数9,202人(昨年度9,023人)、内定率93.7%(昨年度92.8%)です。地域別の内定者数の状況は、大都市部のある6都府県(東京、神奈川、愛知、京都、大阪、福岡)を除く道県における内定者数は5,381人(昨年度5,311人)で過去最大であり、内定者の割合は58.5%(昨年度58.9%)で過去2番目の高い水準でした。

臨床研修病院と大学病院別の内定者数の状況は、平成29年度と平成30年度を比較すると、全体では9,023人→9,202人で、このうち臨床研修病院が5,285人→5,461人、大学病院が3,738人→3,741人となり、大学病院の割合は41.4%40.7%となっています。

 

https://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000180824_00001.html

2018/10/19(金) 10:22