matsuda's blog

本庶佑京都大学特別教授のノーベル賞受賞で製薬協会長がコメント

日本製薬工業協会は、102日、本庶佑京都大学特別教授のノーベル賞受賞に関して中山譲治会長のコメントを発表しました。

                ◇

京都大学高等研究院特別教授本庶佑先生のノーベル生理・医学賞受賞をこころよりお慶び申し上げます。

我々製薬協およびその加盟会社は、革新的な医薬品を切望する患者さんからの期待に一日も早く応えることを使命としています。その使命を全うするためには、イノベーションを継続的に成功させることが不可欠であり、特にアカデミアおよび基礎研究分野との有機的な連携が鍵となっています。この意味においても、今回、本庶先生の免疫チェックポイント分子PD-1の発見が、革新的な医薬品として世に誕生し、がんに苦しむ世界中の患者さんに画期的な治療効果をもたらしたことは真に賞賛される素晴らしい成果です。その恩恵を受けた患者さんを含め、多くの方々と喜びを分かち合うことができる受賞であると感じております。

画期的新薬の創出につながった今回の先生の業績がノーベル賞という形で評価されたことを契機として、ライフサイエンス分野のイノベーションを支援する機運を更に高めていけるよう、我々自身も新薬の創出に向けて不断の努力を続け、また、いっそう積極的にアカデミアとの連携を深め、イノベーションの実現に向けて共に邁進してまいります。

 

http://www.jpma.or.jp/
2018/10/03(水) 14:14