長期収載品41製品をアルフレッサファーマに承継(譲渡)を発表 第一三共
第一三共は、7月31日、日本における長期収載品41製品の承継(譲渡)及び会社分割(簡易吸収分割)を発表しました。同日開催の取締役会において、同社及び子会社であるである第一三共エスファが日本において製造販売を行っている長期収載品41製品について、国内の製造販売承認をアルフレッサホールディングスの子会社であるアルフレッサファーマに承継(譲渡)することを決議しました。
第一三共は、長年にわたり先進的医薬品の創出を図り、高品質な医薬品を継続的かつ確実に医療現場に届けるよう努めていますが、2025年にジョンである「がんに強みを持つ先進的グローバル創薬企業」の実現に向け、がん領域へ優先的に資源投入していきます。また、第一三共エスファはジェネリック医薬品企業として、超高齢化時代の国民医療に貢献していきます。
その中で、国内における長期収載品について事業最適化を検討してきましたが、第一三共及び第一三共エスファの長期収載品事業の一部をアルフレッサファーマに譲渡することで、医療現場への安定供給責任を継続的に果たせるものと判断しました。
当該決議に従い、第一三共の長期収載品35製品と第一三共エスファの長期収載品6製品、計41製品の棚卸資産(2018年3月末帳簿価額30.8億円)及び国内製造販売に係る権利義務を2019年3月以降、アルフレッサファーマに承継し、アルフレッサファーマより84.2億円(棚卸資産を除く)の金銭の交付を受ける予定です。なお、承継する長期収載品41製品の2018年3月期の売上収益は91.6億円です。
第一三共の長期収載品35製品のうち、30製品の資産及び製造販売に係る権利義務、第一三共エスファの長期収載品6製品のうち、5製品の資産及び製造販売に係る権利義務については、2019年3月1日を効力発生日として、会社分割によりアルフレッサファーマに承継し、それ以外の製品については、2019年3月2日以降順次個別継承していきます。
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