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「患者の声を活かした医薬品開発-製薬企業によるPatient Centricity-」をHPに掲載 日本製薬工業協会

日本製薬工業協会(製薬協)は、74日、「患者の声を活かした医薬品開発-製薬企業によるPatient Centricity-」をホームページに掲載しました。

製薬協の臨床評価部会では、患者と共に進める医薬品開発を目指し、「患者の声を活かした医薬品開発(Patient Centricity)」というテーマに2016年度より取り組んでいます。

初年度は、製薬企業の医薬品開発におけるPatient Centricity活動の必要性を検討することを目的として、同活動の定義、日米欧の規制当局及び官民連携組織、製薬企業の現状を調査しました。引き続き2017年度には、製薬企業による具体的事例の調査、それに伴い見出された課題や効果を分析しました。更に、製薬協患者団体連携推進委員会との協働によりインタビュー調査を通じて患者や患者団体の声を実際に確認し、部会資料として報告書にまとめました。

具体的には、①規制当局による患者の声を活かした医薬品開発、②製薬企業による患者の声を活かした医薬品開発、③患者団体による医薬品開発への活動について、日米欧の状況を比較しながらまとめています。

タスクフォースの最終的な目標は、製薬企業での患者の声を活かした医薬品開発の実装であり、製薬企業が日本で同活動を開始する際の一助として、今回の報告書を活用することを希望しています。

 

http://www.jpma.or.jp/

2018/07/10(火) 15:38