matsuda's blog

管理栄養士の取り組みを公表 4府県の栄養ケア活動を紹介 厚生労働省

厚生労働省は、19日、「あなたの栄養と食生活のアドバイザー 管理栄養士を知っていますか?」(報告書)を公表しました。

栄養面からの支援の役割が期待される職能団体である都道府県栄養士会の取組について、管理栄養士が「あなたの栄養と食生活のアドバイザー」として活動している現場を訪ね、その状況を報告書に取りまとめ、公表したものです。

わが国においては、高齢化や生活習慣病などの発症により在宅の要介護高齢者や療養者が増えていることから、食生活の改善や介護食・療養食の適切な提供のためのサポートが求められています。こうした背景を受け、これまでに栄養ケア活動支援事業(平成24年度から開始された厚生労働省の補助事業)を活用した都道府県栄養士会(15都道府県)の中から茨城県・新潟県・京都府・兵庫県を訪ね、地域における特徴的な栄養ケア活動について調査を行いました。

厚生労働省は、今回の報告書などを通じ、管理栄養士の役割について広く国民に周知し、地域における栄養ケア活動の一層の推進を図っていきます。

【報告書のポイント】

1 生活習慣病などの発症予防のための相談者の暮らし方に沿った栄養相談

(1)     相談者が食習慣の偏りなどに自ら気づく機会を提供

(2)     食品を「食べ替える」など、楽しみながらできる小さな目標から開始

2 管理栄養士による在宅の要介護高齢者・療養者と家族まで含めた丁寧な訪問栄養食事指導

(1)    療養者ごとの病態や体力などの変化に応じた療養食の見直し

(2)    心身の疲労が積み重なる介護家族への支援(指導)

 

http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000189677.html

2018/01/09(火) 15:12