薬局を狙った窃盗事件発生で防犯速報 大阪府警察本部
大阪府警察本部は、「防犯速報」(平成29年10月号)で、薬局を狙った窃盗事件について注意を喚起しています。
<保険薬局事業者及び従業員の皆様へ>と題し、大阪府警察本部府民安全対策課名で、「薬局を狙った窃盗事件が相次いで発生しています!」として、「最近、大阪府内では、薬局に侵入し金庫やレジスター等を盗む窃盗事件が相次いで発生しています。各店舗におかれましては、下記の防犯対策のポイントを参考に、防犯体制の強化をお願いします」と呼びかけています。
【主な犯行の特徴】
●被害時間:閉店後から翌朝までの間
●侵入手口:出入口や勝手口を破壊し、店舗内へ侵入する
●被害品 :据置金庫、レジスター等
【防犯対策のポイント】
〇防犯設備の強化
・店舗出入口及び通用口には、防犯カメラ、センサーライト等を設置する。
・シャッターや窓等の施錠部分は二重ロックにして、防犯性能の高い建物部品(CP製品)等を導入する
・異常事態が発生した際に、警備会社に異常を知らせる機械警備システムを導入する。
〇現金の保管管理の徹底
・夜間金庫等を活用し、店内での多額の現金保管は避ける。
・金庫は、部外者等から容易に見えない位置に設置し、搬出防止のため、アンカーボルト等により床面等に固定する。
〇不審者等発見時の迅速な通報
・店舗周辺において、目出し帽、マスク等で覆面する等、不審な人物や車両を発見した場合は、迅速に通報する。
2017/10/25(水) 15:53