ワンヘルスに関する連携シンポジウム開催 11月27日に日本医師会大講堂で
厚生労働省は、10月20日、「ワンヘルスに関するシンポジウムの開催」を発表しました。薬剤耐性(AMR)対策をテーマに、11月27日、日本医師会大講堂で開催します。
薬剤耐性菌による感染症がヒト、動物において拡大していることは世界的な脅威となっています。薬剤耐性(AMR)問題に対応するためには、医療、獣医療などの関係者が分野横断的に連携する「ワンヘルス・アプローチ」の取り組みが重要であるとの認識が世界的に高まっています。
こうした観点から、医療・獣医療の各分野の最新の知見、取り組みを紹介し、医療・獣医療等のAMR対策に関わる分野の方々を始めとした国民に対して、AMRの現状と抗微生物剤の適正使用等の対策の重要性について、広く普及・啓発するとともに、分野間の連携を推進するために、厚生労働省主催、日本医師会、日本獣医師会及び農林水産省共催で公開シンポジウムを開催するものです。
■日時・場所
平成28年11月27日13:00~17:30(開場12:30)
日本医師会大講堂(東京都文京区本駒込2-28-16)
■プログラム
◇基調講演
「厚生労働省におけるAMRの取組み」:厚生労働省健康局結核感染症課課長三宅邦明
◇講演
「薬剤耐性ワンヘルス動向調査年次報告」:国際医療福祉大学大学院医療福祉国際協力学分野教授渡邉治雄
「家庭飼育動物由来耐性菌の現状」:鳥取大学農学部准教授原田和記
「医療における耐性菌の現状」:長崎大学大学院医歯薬学総合研究科教授柳原克紀
「動物分野における薬剤耐性への取り組み」:動物医薬品検査所検査第二部総括上席研究官木島まゆみ
「小動物診療施設におけるMRSAの疫学」:酪農学園大学獣医学群准教授白井優
「医療における薬剤耐性への取り組み」:国立国際医療研究センター国際感染症センター長大曲貴夫
◇ディスカッション
申し込みは、氏名・所属・電話番号など必要事項を申込用紙に明記のうえ、E-mail、郵便又はファクシミリで。申込用紙は厚生労働省ホームページ(http://www.mhlw.go.jp/stfitsuite/bunya/0000180881.html)からもダウンロードできます。
FAX:03 -6909-3478
郵送先:〒176-0004 東京都練馬区小竹町2-71-5 北野ビル2F 株式会社ツクルス内 ワンヘルスシンポジウム事務局(担当:前原)
E-mail:onehealth-jimukyoku@tsukurusu.com
なお、定員になり次第締め切ります。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000181118.html