漢方製剤等における副作用についてHPに掲載 日本漢方生薬製剤協会
日本漢方生薬製剤協会(会員66社)は、9月15日、ホームページに「漢方製剤等における副作用について」を掲載しました。
<漢方製剤等における副作用について>
1. 医療用漢方製剤、一般用漢方・生薬製剤の使用について
医療用漢方製剤、一般用漢方・生薬製剤を含め全ての医薬品には副作用のリスクは存在します。
・医師は病名や適応症を基に治療を決定し、添付文書に基づいて投薬を行います。
・添付文書には、証(体質・症状)を考慮して使用すべき点を記載しています。
服用に際しては、医師、薬剤師、登録販売者の指示・指導に基づき、適切にご服用いただくことが重要です。
2. 副作用情報に対する取り組み
漢方製剤等の副作用について、日本漢方生薬製剤協会の会員会社は、国の定めに基づき厚生労働省ならびに医薬品医療機器総合機構に報告のうえ、必要に応じた添付文書の改訂や緊急安全性情報の配布等を通じて、医療機関、薬店・ドラッグストアーに情報提供を行っています。
3. 適正使用の推進に向けた取り組み
日本漢方生薬製剤協会の会員会社では、漢方製剤等の適正使用を推進するために、次の資料を取りまとめています。
・漢方薬による腸間膜静脈硬化症に関する適正使用情報資料
・漢方服薬指導Q&A VOL.1、VOL.2
・『肥満症に漢方薬-正しく使っていますか?防風通聖散製剤』
・医療用・一般用漢方製剤「防風通聖散」を肥満症に投与するときの留意点
・カンゾウ(甘草)含有医療用漢方製剤による低カリウム血症の防止と治療法
これらの資料は、日本漢方生薬製剤協会のホームページにも公開されています。
(日漢協トップページ>>お問い合わせコーナー>>漢方薬の服用に際して)
http://www.nikkankyo.org/qa/take_kampo.html
2017/09/29(金) 11:54