在宅福祉移送サービスカーを寄贈 中外製薬
中外製薬は、9月11日、在宅福祉移送サービスカーの寄贈を発表しました。高齢の方や障害のある方への福祉に取り組む5団体に「在宅福祉移送サービスカー」(移送サービス用福祉車両)5台を寄贈したものです。
この寄贈は、在宅で介護を受ける高齢の方や身体の不自由な方の移動手段として、1985年に中外製薬創立60周年記念事業の一環として開始して以来、継続して行っている事業で、本年はその33年目にあたり、今回寄贈する5台を含め累計台数は248台となります。本事業は、全国社会福祉協議会・中央共同募金会の協力を得て実施しており、寄贈先は全ての都道府県にわたっています。
超高齢社会を迎えたわが国では、介護を必要とする高齢の方や身体の不自由な方は年々増加しています。このような方々が住み慣れた地域で安心して自立した生活を送るために、現在、デイサービスやデイケアを始めとする在宅福祉サービスが様々な施設で行われています。中外製薬が寄贈している「在宅福祉移送サービスカー」は、こうした施設とご自宅を結ぶ移動手段として活用されています。
寄贈する車両は、ワゴンタイプで前席に2名(運転手含む)、後部に車いすを利用したままで最大4名が乗車できます。また、車いす2台に加えて運搬台車付担架(ストレッチャー)を搭載することも可能となっており、車いすなどの昇降もリフトにより簡単に行えます。他に介護者席として固定式2席と折り畳み式3人掛け席が装備されています。
https://www.chugai-pharm.co.jp/index.html
2017/09/12(火) 11:23