「併用禁忌の薬剤の投与」(第2報)を提供 日本医療機能評価機構が医療安全情報No.129
公益財団法人日本医療機能評価機構は、8月15日、医療事故情報収集等事業
医療安全情報No.129「併用禁忌の薬剤の投与」(第2報)を提供しました。
同機構では、「併用禁忌の薬剤の投与」を医療安全情報No.61(2011年12月)で取り上げましたが、その後、類似の事例が9件報告されているため、再度情報提供するものです(集計期間:2011年11月1日~2017年6月30日)。この情報は、第44回、第49回報告書「再発・類似事例の発生状況」の内容をもとに作成しました。
添付文書上、併用禁忌(併用しないこと)として記載のある薬剤を併用した事例が再び報告されています。
<併用禁忌の薬剤の組み合わせ>
イムラン錠(アザチオプリン)とフェブリク錠(フェブキソスタット):3件
ワーファリン錠(ワルファリンカリウム)とフロリードゲル経口用(ミコナゾール):2件
ワーファリン錠(ワルファリンカリウム)とケアラム錠(イグラチモド):1件
リスモダン(ジソピラミド)とアベロックス錠(モキシフロキサシン):1件
エフビーOD錠(セレギリン塩酸塩)とぺチロルファン注射液(ペチジン塩酸塩):1件
オーラップ錠(ピモジド)とクラリス錠(クラリスロマイシン):1件
2017/08/15(火) 15:49