事例に学ぶ効果的なデータヘルスの実践を公表 厚生労働省
厚生労働省は、7月12日、「事例に学ぶ効果的なデータヘルスの実践」(事例集)を作成し公表しました。
この事例集は、データヘルス(健診・レセプト情報等のデータ化された健康医療情報を健康保険組合が分析した上で行う、加入者の健康状態に即した効果的・効率的な予防・健康づくりの取り組み)に関する健康保険組合の先進的な実践事例を紹介することで、主体的な保険者運営を通した効果的・効率的な保健事業の推進などを目的としています。
厚生労働省では、平成27年度に補助事業として「レセプト・健診等を活用したデータヘルスの推進事業(先進的保健事業プロジェクト)」を実施しました。今回の事例集では、この事業に参加した52の健康保険組合の取り組みを3つのテーマに分けて、それぞれの事業の特徴や効果的な進め方、目標・評価指標の設定に関する実践的なデータヘルス事例を取りまとめました。
厚生労働省では、平成30年度から始まる「第2期データヘルス計画」(全ての健康保険組合が策定する、健診・レセプト情報等のデータの分析に基づいて保健事業をPDCAサイクルで効果的・効率的に実施するための事業計画のこと。第1期は平成27年度~29年度))に向けて、保険者が計画を策定する際や保健事業を運営する際に、今回の事例集を活用し、データヘルスの取り組みを強化することを推進します。
http://www.mhlw.go.jp/stf/houdou/0000170830.html
2017/07/12(水) 15:18