matsuda's blog

卵巣がん疾患啓発ウェブサイトを開設 アストラゼネカ

アストラゼネカは、58日、卵巣がん疾患啓発ウェブサイト『卵巣がん.jp』の開設を発表しました。

「世界卵巣がんデー」に合わせ、卵巣がんの疾患啓発を目的として、日本の卵巣がん患者さんとご家族向けの卵巣がん疾患啓発ウェブサイトを開設したものです。

近年、日本において卵巣がんは増加傾向にあり、毎年9,000人以上の女性が卵巣がんと診断されています。卵巣がんは初期の自覚症状がほとんどなく、患者さんの半数以上が進行した状態で診断される、婦人科がんの中で最も生存率の低いがんです。そのため、患者さんは、治療や自身の経過に対して幅広い情報を求めていることが考えられます。

このことから、アストラゼネカは、患者さんが疾患や治療についての正しい知識を身につけ、自らが納得する治療を選択することが重要だと考えています。この度開設した『卵巣がんjp』では、海外で展開する卵巣がん疾患啓発サイト"My OC Journey"の内容に加え、日本人の疫学情報や国内の診断や治療、医師とのコミュニケーション内容を紹介するなど、日本の卵巣がん患者さん一人ひとりの治療を応援するために包括的な情報を提供しています。

ウェブサイトを監修した京都大学医学研究科婦人科学産科学分野教授の万代昌紀医師は、本サイトについて「卵巣がんは一般女性には比較的なじみのないがんだと思いますが、婦人科がんの中では重要な病気です。このサイトが患者さん、あるいは患者さんを支えるご家族やご友人が卵巣がんに対する理解を深め、上手に付き合う一助となることを期待します」と述べています。

アストラゼネカは、オンコロジー領域における新薬の開発をリードするバイオ・医薬品企業として、今後も卵巣がん患者さんとそのご家族のニーズに応える活動を展開し、サポートを続けていきます

 

https://www.astrazeneca.co.jp/

2017/05/09(火) 16:10