第9回「日本新薬こども文学賞」最優秀作品決定
日本新薬は、4月27日、第9回「日本新薬こども文学賞」最優秀作品決定を発表しました。
「日本新薬こども文学賞」は、絵本を通じて、未来を担うこどもたちの"ゆめ"を彩り、健やかな"こころ"の成長を見守りたいとの願いから、日本児童文芸家協会の後援を得て、日本新薬創立90周年に当たる2009年に創設したものです。
9回目となる今回は、昨年11月から今年2月まで物語と絵画を募集し、全国から物語1,538点、絵画427点、合計1,965点の作品が寄せられ、物語と絵画各部門の最優秀賞を含む17点の入賞作品を決定しました。
応募作品は、絵本作家の岡信子氏、京都精華大学学長の坪内成晃氏、小児科医の細谷亮太氏ほか4名の合計7名からなる審査員によって厳正に審査され、物語部門最優秀賞は、こどもの部より冨川晴名さん(10歳:山形県在住)の「ことば忍法オノマトペ」が、また絵画部門最優秀賞には、いげたゆかりさん(32歳:神奈川県在住)の「よるのあしおと」が選ばれました。
絵画部門では、本審査とは別に、日本新薬社員による投票を実施し、青山一樹さん(51歳:埼玉県在住)「みんなでたくさんつくろうよ」、ワサアオイさん(8歳:大阪府在住)の「虹色空街」の2点を「日本新薬特別賞」として選出しました。入賞者には、10月に開催予定の表彰式で賞金等を贈呈します。
日本新薬では、最優秀賞を受賞した物語をもとに、絵画部門の最優秀賞を受賞したいげたゆかりさんが絵をつけた絵本3万冊を制作し、今年10月の完成を目指します。出来上がった絵本は、全国の小児科医院等の医療機関や公共施設等を通じて、広くこどもたちのもとに届けられるほか、同社のホームページでも閲覧できる予定です。
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2017/05/01(月) 16:39