保護者と教育関係者のためのADHD啓発ウェブサイトをオープン 塩野義製薬とシャイアー・ジャパン
塩野義製薬とシャイアー・ジャパンは、4月6日、「保護者と教育関係者のためのADHD啓発ウェブサイト」のオープンを発表しました。
塩野義製薬とシャイアー・ジャパンは、3月、注意欠如・多動症(ADHD)の疑いのある子どもを持つ保護者及び教育関係者向けに、ADHDの理解を深めていただき、より良い支援や治療につなげていただくことを目的としたADHD啓発ウェブサイト「知って向き合うADHD」(http://www.adhd-info.jp/)を開設しました。
注意欠如・多動症(ADHD)は、不注意・多動性・衝動性の3症状を主な特徴とする神経発達症群(発達障害)の一つで、心理社会的治療・支援と薬物療法により治療可能な脳機能の障害です。DSM-5では、子どものADHDの有病率は5%で、成人は2.5%と記載されています。
ADHDの子どもに対しては、個々の特性を踏まえたうえで、それぞれに適した社会的・教育的な支援や、家庭や教室での良い環境づくりが重要とされています。本ウェブサイトでは、保護者向けには、ADHDの特性などの解説やADHDの子供を持つ先輩ママのインタビュー動画、相談・受診に関するQ&Aなどを、教師など教育関係者向けには、ADHDを持つ子どもへの対応や、保護者とのコミュニケーション、学級運営のコツなどを紹介しています。
ウェブサイトの主なコンテンツ
【保護者向け】
● ADHDってなに?
● ADHDの特性
● 先輩ママに聞く!うちの子育て
● ADHD 相談・受診Q&A
【教育関係者向け】
● ADHDについて
● 保護者とのコミュニケーション
● 学校内・外の連携
● ADHDのある子どもへの対応
● 学級運営のコツ
2017/04/11(火) 13:53