患者さん・市民向け「かかりつけ薬剤師の職能啓発活動」(動画)を作成・公開 日本薬剤師会とくすりの適正使用協議会
日本薬剤師会とくすりの適正使用協議会は、薬剤師職能の広報活動の一環として、協業で、患者さん・市民向け「かかりつけ薬剤師職能の啓発活動」(動画)を作成・公開しました。
日本薬剤師会では、患者さんが薬を安全・安心に使用できるよう、また、市販薬の取り扱い、在宅療養中の患者さんのサポート、処方せんをお持ちでない方のための健康相談など、かかりつけ薬剤師・薬局の機能・役割の普及推進のために取り組んでいます。一方、くすりの適正使用協議会では、患者さんと医療者がパートナーシップを構築し、コミュニケーションを取りながら治療に向き合う「コンコーダンス」の実現に向けて活動しています。このような背景から、双方の目的が合致し、今回の協業に至りました。
動画は、薬局等に訪れる来局者や患者さんが、知っているようで知らない薬に関する素朴な疑問にこたえる内容となっています。両会は「動画を通して、かかりつけ薬剤師の機能と役割についてご理解いただき、かかりつけ薬剤師を活用していただくきっかけになれば幸いです」としています。
コンコーダンス:「患者と医療者が同じチームの一員」と考える概念で、患者と医療者がパートナーシップに基づき、両者間で情報を共有し、対等の立場で話し合った上で治療(服薬も含みます)を決定していくことを目指す
2016/10/13(木) 17:29