処方せん受取率は全国平均70%、27年度保険調剤の動向を発表 日本薬剤師会
日本薬剤師会は、5月27日の定例記者会見で「保険調剤の動向」として平成27年度調剤分(全保険・速報値)を発表しました。処方せん受取率は全国平均で70.0%でした。
件数・処方せん枚数・調剤点数は、件数が621,910,467件で対前年比102.4%、処方せん枚数が788,183,750枚で対前年比101.6%、調剤点数は738,469,277千点で対前年比108.4%です。
受取率は、全国平均70.0%(26年度68.7%)で、内訳は70%以上が26都道県(26年度22都道県)、60~70%未満が11県(26年度14県)、50~60%未満が8府県(26年度9府県)、50%未満が2県(26年度2県)でした。
処方せん受取率の推計(全保険:社保+国保+後期高齢者)は、都道府県別でみると、上位20位は①秋田県84.6%(26年度84.2%)、②神奈川県80.5%(26年度79.6%)、③新潟県80.1%(26年度79.2%)、④宮城県79.8%(26年度78.5%)、⑤青森県79.2%(26年度78.0%)、⑥佐賀県78.6%(26年度77.5%)、⑦北海道78.4%(26年度77.4%)、⑧岩手県78.2%(26年度77.2%)、⑨東京都76.9%(26年度76.2%)、⑩福島県74.8%(26年度73.9%)、⑪島根県74.7%(26年度73.0%)、⑫千葉県74.6%(26年度73.1%)、沖縄県74.6%(26年度74.3%)、⑭茨城県74.2%(26年度72.3%)、宮崎県74.2%(26年度73.4%)、⑯埼玉県73.8%(26年度72.3%)、山梨県73.8%(26年度72.8%)、山口県73.8%(26年度73.0%)、⑲福岡県73.2%(26年度72.1%)、⑳静岡県73.1%(26年度72.3%)となっています。